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女子五輪
2月28日(水)

国立競技場

2 - 1

日本

  • 1-0
  • 1-1

北朝鮮

試合終了

戦評

「なでしこジャパン」が北朝鮮との激闘を制し、パリへの切符を堂々とつかみ取った。

布陣を戦い慣れた3バックの形に戻し、主力の離脱によって試行錯誤が続いていた左サイドには北川ひかるを起用するなど、第1戦から変更を加えた日本。これが功を奏し、迷いを見せる北朝鮮に対して前半は押し込む時間が続く。長谷川唯と長野風花が従来よりも低い位置でボールに関わることでリズムが生まれ、先制後に迎えたピンチも山下杏也加がスーパーセーブで救う。

リードして迎えた後半は、アバウトなボールを用いた北朝鮮の攻撃が長くなるが、この試合を通して顕著だった出足の速さでこぼれ球を回収し続け、ショートカウンターから2点目を奪う。直後に1点を返されてしまうも、最後は気持ちを見せて守り抜き、試合終了。ピッチ上には歓喜の輪が広がった。

最終予選は試合前からスケジュールが二転三転し、選手たちは過酷なコンディションでの戦いを強いられた。それでも、決して弱みを見せず、自力では3大会ぶりとなるオリンピックの出場権を獲得。今後は本大会に向けてさらなる戦術の幅と選手層の厚み、そして何より世間からの関心が求められる中、このチームが秘める大きな可能性に期待したい。

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