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J1 第20節

7月17日(土) 19:03 Kick off

駅スタ

3 - 1

鳥栖

  • 0-1
  • 3-0
試合終了

名古屋

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】鳥栖=中野嘉(41分) 名古屋=稲垣(53分)<br />
【退場】鳥栖=なし 名古屋=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】樋口雄太(鳥栖)


[J1リーグ20節]鳥栖3-1名古屋/7月18日(土)/駅前不動産スタジアム

【チーム採点・寸評】
鳥栖 7
攻守の切り替えスピードや球際の強さで上回り、逆転勝利を掴み取った。金監督の不在を感じさせない完成度の高いサッカーを繰り広げた。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 7
セービングは安定しており、攻撃でも何度もビルドアップに加わって数的優位をもたらす。チームが溌剌としていたのは、この守護神のおかげだ。

DF
3 エドゥアルド 6.5
クロスをクリアし損ねてオウンゴールを献上も、その後は気迫溢れる守備で最終ラインを統率。マテウスの強烈なシュートを頭で弾き返すシーンも。

4 島川俊郎 6.5
本職はボランチながら、負傷中のファン・ソッコの穴を補って余りあるパフォーマンス。状況を見ながら的確なビルドアップを行なった。

24 飯野七聖 6.5
持ち味のスピードをベースに攻撃に守備に躍動。最後まで足を止めることなく闘った。

31 大畑歩夢 6.5 (90+3分OUT)
最終ラインからの積極的なオーバーラップは好印象。クロスが味方に合っていれば、さらなる高評価に。
 
MF
7 中野嘉大 7 (86分OUT)
背筋の伸びたドリブルはエレガントで、ポジショニングも秀逸。48分には思い切ったシュートがDFに当たり、同点弾を奪った。

MAN OF THE MATCH
10 樋口雄太 7.5
圧巻の3アシスト。ひとつ目のアシストは中野嘉のシュートを褒めたいが、ふたつ目はワンタッチの浮き球パスを選択した創造性、最後のお膳立ては軽やかな身のこなしが素晴らしかった。

22 小屋松知哉 6.5 (86分OUT)
スタートポジションは2トップの一角ながら、攻撃時には左に流れてサイドの攻略に寄与。80分には樋口のパスからダメ押し点を奪った。

41 松岡大起 6.5
球際の強さと切り替えの早さはチームトップクラスで、鳥栖の戦術を象徴するひとり。組み立ても安心して見ていられた。

44 仙頭啓矢 6.5 (90+3分OUT)
確かな技術を持ち、奇想天外な発想も。樋口、松岡との連係もかなり向上し、守備もまずまず。
 
FW
15 酒井宣福 6.5 (67分OUT)
身体の強さを生かして最前線で攻撃の起点に。51分には樋口の浮き球パスから見事なボレーシュートを叩き込み、決勝点を奪った。
 
交代出場
FW
33 ドゥンガ 5 (67分IN)
味方との連係は向上の余地あり。呼び込んでもパスが出てこないシーンは少なくなかった。

DF
47 中野伸哉 - (86分IN)
押し込まれる時間での投入で守備に重きを置いたプレーを心がける。大きなミスなく終わらせた。

MF
43 福井太智 - (86分IN)
7月15日に17歳になったばかりの2種登録選手だが、トップチームのスタイルに馴染んでいるようだ。中盤の守備を引き締めた。

DF
30 田代雅也 - (90+3分IN)
プレー時間は限られたが、最終ラインの中央に入って相手のパワープレーに対抗した。

MF
14 高橋義希 - (90+3分)
36歳のベテランはリーグ戦今季初出場。中盤にスペースを空けないようポジショニングに気を遣った。

ヘッドコーチ
片渕浩一郎 7
行き過ぎた指導によって金監督が指導資格停止となっている状況でも、しっかりとチームをコントロール。常にピッチに指示を送る姿は好印象で、チームに勝点3をもたらした点も評価したい。
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
先制してからは相手に押し込まれる時間が長く、リアクションサッカーに。過密日程という事情もあるが、鳥栖のほうがプレー強度は高かった印象で完敗。

【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 6
1点目は直前でコースが変わり、2、3失点目は相手の見事なシュートと崩しによるもの。GKとしてはいずれもノーチャンスだったか。

DF
4 中谷進之介 5.5
個人としては失点に直結するような軽率な守備はなかった。しかし、徐々にラインをズルズルと下げてしまったのも事実か。

6 宮原和也 5
次々と人が入れ替わる左サイドの鳥栖のアタックに苦戦。攻撃でも目立つプレーはほとんどなかった。

14 木本恭生 5.5 (78分OUT)
2失点目では酒井に裏を突かれる格好に。CKの守備時に相手と頭同士をぶつけ、一時はプレーに復帰も、その後倒れ込んで途中交代。

23 吉田 豊 6
守備は相変わらずの頑丈さで左サイドからチャンスを作られることは少なかった。攻撃に絡む回数を増やせれば、なお良かった。
 
MF
2 米本拓司 5 (86分OUT)
あまりにも受け身なプレーが多かったか。流れるようなパスワークを前に、ついていくのが精一杯だった。

15 稲垣 祥 5.5
意表を突くロングシュートなどはあったが、いつもより大人しかった印象。米本と同じく、守備に走らされた。
 
FW
8 柿谷曜一朗 5.5
相手の最終ラインと中盤のスペースに顔を出し、ボールを引き出す。しかし、寄せの早さに苦戦した。

9 山﨑凌吾 5 (52分OUT)
ボールを受けてもすぐにDFに囲まれるなど、孤立するシーンが多かった。7分のGKとの1対1では決めたかった。

16 マテウス 6 (86分OUT)
得点こそなかったが、強さ、速さ、巧さを備えたアタッカーは攻撃を牽引。ひとりで違いを作っていた。

25 前田直輝 5.5 (52分OUT)
オウンゴールを誘発するクロスはあったが、どちらかというと守備に追われたか。エネルギッシュさは対峙した大畑に軍配。
 
交代出場
DF
17 森下龍矢 5.5 (52分IN)
昨季まで所属していた鳥栖との古巣戦。74分のシュートは鋭く、得点の匂いがした一方、見せ場はそれほど多くなかった。

FW
10 ガブリエル・シャビエル 5.5 (52分IN)
トップ下に入り、攻撃に変化を加えた10番は相手からすると脅威だっただろう。しかし、肝心の得点を生み出すことはできなかった。

DF
13 藤井陽也 - (78分IN)
木本の負傷によって急きょ出場。3失点目は相手の小刻みなパスワークに翻弄された。

MF
5 長澤和輝 - (86分IN)
疲労の見えた米本と代わってボランチに。残された時間は少なく、チームに勢いは与えることはできなかった。

FW
19 齋藤 学 - (86分IN)
スペースを消され、持ち味のドリブルは発揮できず。もう少し長い時間を見たい選手だった。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 5.5
ACLから過密日程が続いている状況で多くの主力を投入したが、敗戦。監督の前にスケジュールという敵も立ちふさがった。
       
構成●サッカーダイジェスト編集部

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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