DF 22 吉田　麻也

長谷部誠の不在時にはキャプテンマークを巻いて味方を鼓舞し、アジア最終予選では全１０試合に唯一のフル出場。前回大会で味わった悔しさを糧にさらなる高みを目指した男は、チームにとって必要不可欠なディフェンスリーダーへと成長した。各国のエースストライカーが軒並み顔をそろえる英プレミアリーグで１２年からプレーしており、激しいボディーコンタクトや「ワールドクラス」を相手にした駆け引きはお手の物。１８９センチの高さを武器とした空中戦では最も頼りになる存在といっても過言ではない。攻め手が見当たらない場面では、彼の攻め上がりや鋭い縦パスが局面を打開する糸口となることも。ＤＦながらアクロバティックなシュートや強烈なミドルなど予想だにしない「スーパーゴール」が飛び出すことがあり、攻守両面で目を離せないセンターバックだ。