dmenuスポーツ

女子代表国際親善試合
11月16日(水)

エスタディオ ラ カルトゥージャ

1 - 0

スペイン女子

  • 1-0
  • 0-0

日本女子

試合終了

戦評

完全アウェイの中で迎えた今遠征の最終戦は来年7月に行われる「本番」の前しょう戦となり、重要な意味を持つこととなった。

ホイッスルが吹かれると、なでしこが完全に試合を制圧する。守備時は田中美南、藤野あおば、長谷川唯が最前線に並び、3枚がプレッシングの起点として機能。相手に自由なビルドアップを許さず、奪えば長谷川が中盤での組み立て役に変貌してタクトを振る。チーム全体で崩し切る場面を幾度も作り、押し込んだ。

だが、シュート精度の差がワールドスタンダードとの違いとして如実に表れる。前半は田中美がGKとの1対1を仕留められず、後半も長野風花や杉田妃和らが迎えた決定機を決め切れない。一方でスペインの攻撃は、ミドルシュートのこぼれから得点を挙げたシーンに代表されるように、一見危険な位置ではないエリアから放たれた「苦し紛れ」のようなシュートが次々と高精度で枠内へ飛ぶ。日本にとっては守れているつもりの局面から強引にゴールを狙われ、最終的に1点に泣いた。

完敗を喫したイングランド戦とは異なる課題を得た日本。内容面の手ごたえは自信にしつつ、結果までの距離をこれからどのように詰めていけるか。

競技一覧

外観

競技一覧 速報中
トップへ戻る