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女子代表国際親善試合
4月8日(土)

エスタディオ ドン アフォンソ エンリケス

1 - 2

ポルトガル女子

  • 1-1
  • 0-1

日本女子

試合終了

戦評

貴重な2連戦の初戦は、「笑顔なき逆転勝利」となった。

日本は序盤からダブルボランチが厳しいチェックを受けてうまくボールを持ち運べない。前線からのプレスもハマらず、ボールを保持される場面が多くなってしまう。だが、左サイドは杉田妃和が、右サイドは清水梨紗と藤野あおばが好連係を見せて好機を作る場面が増え始めると、前半35分に得点が生まれ、同点で前半を終えた。

後半はストロングポイントの1つとなっていた右サイドのユニットをあえて「解体」した日本。だが、キレのあるドリブルを繰り出す藤野に影響は少なく、最終ラインに落ちた清水も攻撃面で優位性を見せ、相手を圧倒し始める。このまま追加点を奪って試合を締めたかったが、後半32分にシステムを4-4-2に変更してからは一変。ビルドアップには手詰まり感が漂い、守備では裏に幾度もスルーパスを送られるなど、防戦一方の展開に。それでも、最後の場面で体を張り、2-1のまま試合終了となった。

不動の右ウイングバックの清水を最終ラインで起用し、守屋都弥も代表デビューを飾るなど、さまざまなテストを行った「なでしこ」。狙い通りにいかなかった前半や、23年に入って初めてトライした4バックはやや消化不良に終わったこともあり、課題という意味で収穫のある一戦となった。

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