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FIFA女子ワールドカップ
7月31日(月)

ウェリントン リージョナル スタジアム

4 - 0

日本女子

  • 3-0
  • 1-0

スペイン女子

試合終了

戦評

すでにノックアウトステージ進出を決めている「なでしこジャパン」は、全勝突破を懸けてスペインと激突し、圧巻の内容で4-0の完勝。試合の優劣を決めたひとつの要素は、「集中力」の差だった。

90分を通してスペインがパスを回し、日本が自陣でブロックを作って対抗する構図で進む。日本はただ引きこもるだけでなく、前からプレスを掛けられるタイミングはチーム全体で押し上げ、時折放り込まれるロングボールには山下杏也加が積極的に飛び出して対応。時間が経過するにつれてスペインに雑なパスが増える中、日本の守備陣がつられて緩むことは最後の最後までなかった。

ゴールに迫る回数が少なかったのは日本も同様だが、その中で訪れたチャンスに神経を研ぎ澄ませ、驚異的な決定力でネットを次々と揺らした攻撃陣には最大限の称賛を送りたい。前半の3得点全てに絡んだ宮澤ひなた、今大会初スタメンで結果を残した植木理子、ポストプレーやフィニッシュなどあらゆる局面を支配した田中美南ら、全選手が自らの持ち味を発揮した。

この実力を毎試合披露できれば、恐れるチームなどどこにもない。土曜日からは、一発勝負の舞台に歩みを進める。

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