dmenuスポーツ

FIFA女子ワールドカップ
8月5日(土)

ウェリントン リージョナル スタジアム

3 - 1

日本女子

  • 1-1
  • 2-0

ノルウェー女子

試合終了

戦評

「なでしこジャパン」の柔軟な対応力は、「高さ」すらものみ込んでしまった。

日本は積極的な試合の入りを見せる。低い重心でゴール前を固めるノルウェーに対し、左サイドの遠藤純を中心に攻略を図ると、前半15分にさい先よく先制。しかし、直後に相手の高さを生かした攻撃から今大会初の失点を喫する。以降はボールを握りながらも阻まれ続け、目立った決定機は作り出せずに前半を終える。

しかし、後半5分に相手のミスを逃さなかった清水梨紗が決めて勝ち越しに成功。これで相手が前掛かりになると、前へ出てきてもらうのはむしろ好都合とばかりにボール保持からプレスをいなし、相手が空けた背後のスペースを突く戦い方へと徐々にシフトしていく。これが奏功し、宮澤ひなたのゴールで突き放して2点差とする。そこからは耐えしのぐ展開となったが、攻撃陣が仕事をすれば守備陣もそれに応えられるのが今の日本。山下杏也加や熊谷紗希らを中心にパワープレーをはね返し続け、反撃は許さなかった。

相手のやり方に合わせて自分たちのスタイルを変え、主導権は譲らない。まさに試合巧者とも言えるその戦いぶりは、次戦への期待をより大きなものにしてくれる。

競技一覧

外観

競技一覧 速報中
トップへ戻る