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EAFF 女子E-1サッカー選手権
7月9日(水)

水原ワールドカップ・スタジアム

4 - 0

日本

  • 2-0
  • 2-0

チャイニーズタイペイ

試合終了

戦評

日本は危なげない試合運びを披露し、初戦を勝利で飾った。

「なでしこ」では珍しく最前線で起用された高橋はなは、力強いポストプレーを披露。背中でチームを鼓舞する形になり、初招集の選手が多い攻撃陣は勇気を持って前向きのプレーを選択する。常に縦への意識を持ち、パスを出した後の動きも良く、成宮唯を中心に少ないタッチ数でボールを回す。相手の寄せを置き去りにすると、長短のパスを使い分けてスペースの裏を狙う。スタートポジションがサイドの選手も左右にとどまらず、中央の深い位置へボールを運んで次々にチャンスを創出し、ゴールを陥れた。ボールロスト時も即時奪回するなど切り替えも早く、暑さで運動量が落ちても交代選手が献身的なプレーでカバー。仕掛ける中嶋淑乃やフィニッシュに絡む吉田莉胡らが最後までチームの躍動感を失わせず、攻守で圧倒する90分となった。

相手とのレベル差を差し引いたとしても収穫は大きい。招集してから間もないチームでこれほどまでの連係を披露し、ニルス・ニールセン監督が求めるプレーコンセプトの理解に加え、個の力の融合という難題をこなした日本。次の相手はホスト国の韓国だが、クオリティーを落とすことなく立ち向かいたい。

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