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EAFF 女子E-1サッカー選手権
7月13日(日)

華城総合運動場

1 - 1

日本

  • 1-0
  • 0-1

韓国

試合終了

戦評

初戦から先発の約半分を入れ替えつつも、アタッカーをサイドバックで起用する攻撃的な姿勢は継続。先頭で吉田莉胡と成宮唯がスプリントを繰り返し、菅野奏音が中盤でつぶす守備がはまると、試合の入りから日本が主導権をつかむ。韓国にミスマッチを作られる形で次第に対応され、ハイプレスは空回りし始めるものの、愛川陽菜と成宮のホットラインから先制点を生み出し、リードした状態で前半を終える。

だが、後半はほとんどの時間で我慢を続ける苦しい展開に。高い位置での奪取を試みる韓国は時間を追うごとに勢いを増し、特に日本が不慣れな選手を配置しているサイドバックのポジションはわかりやすい「狙い所」と化してしまう。代表デビューを飾った大熊茜を中心に水際で耐えしのいでいたが、結局終盤にゴールを割られてドロー決着。不完全燃焼の90分となった。

一貫して果敢な守備から流れをつかみにいこうとする今の「なでしこ」だが、うまく機能しなくなった際の「修正力」はどの試合でも共通して挙がっている課題だ。がむしゃらに自分たちのやり方を続けるだけでは、相手との駆け引きを制することはできない。戦い方の幅を広げるためにも、中国との最終戦を有意義な時間とし、王者として韓国の地を去りたいものだ。

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