女子アジア競技大会
9月14日(月)
戦評
自国開催でのアジア競技大会で、大会3連覇を狙う日本。スタメンにはGKの大場朱羽を除いて国内組が並び、中嶋淑乃や成宮唯、上野真実といった代表経験者が名を連ねる。世界ランキング5位の日本に対して49位のタイと、やや力の差がある一戦だが、全力で勝利を目指して臨んだ。
試合は開始早々に動く。前半3分に相手のクリアボールに反応した中嶋が鋭いミドルシュートを突き刺し、先制に成功。以降も、高い位置からのアグレッシブな守備でタイの自由を許さず、ボールを奪っては積極的に高い位置に顔を出す成宮を中心に一方的に攻め込む。ネットが揺れずにもどかしい時間が続くも、同30分にクロスに合わせた神谷千菜が2点目をゲット。すると、同37分、同41分と立て続けに中嶋がゴールを決めて前半だけで4-0とし、中嶋はハットトリックを達成した。
後半はゴールが遠い時間が続くが、途中出場の宝田沙織が後半25分に追加点を奪うと、ここからわずか9分間でこの日2人目となるハットトリックを達成する。終わってみれば前回大会の初戦と同じ8-0でゲームセット。「なでしこジャパン」は開幕戦で見事な大勝を収め、次戦のベトナム戦に向かうこととなった。