女子アジア競技大会
9月17日(木)
見どころ
初戦のタイ戦は、戦前の予想通りの大勝。だが、得てしてこのような試合では一方的な展開になるあまり、ゴールへの貪欲さを欠いてしまうことも少なくない。事実、前後半ともに30分間近くネットを揺らせない時間があり、やや停滞した場面もあった。終わってみれば8-0だが、決定機を作りながらも枠内に飛ばせないシュートも多く、もろ手を挙げて満足できる一戦とは言えないだろう。この大会の意味を考えれば、もっと個々のアピールが必要なはずだ。ベトナム戦ではさらに貪欲に戦い、ハットトリックを達成した2選手以外にも、鮮烈な印象を残す選手の登場に期待したい。
ただ、ここ5年の間、「フルメンバー」で臨んだベトナム戦は3回あり、いずれも勝利を収めてはいるものの、得点はそれぞれ3、2、4点止まり。3試合とも圧倒しながらも相手の堅守を打破し切れないという構図は似ており、二の舞は避けたい。そこで注目は生田七彩と辻澤亜唯だ。中2日での連戦となるだけに、初戦で出番がなかった2人に出場機会が訪れる可能性は高い。めぐってきたチャンスをつかみ、指揮官に強い印象を残すことができるか。