女子アジア競技大会
9月29日(火)
戦評
降りしきる雨の中で行われた日韓戦で、今大会を通して絶好調をキープする背番号11が勝利の女神となった。
前半は韓国がポゼッションを高める一方、決定機をより多く作ったのは日本。慌てずにブロックを組んでシュートは打たせず、奪えば縦に速く攻め込み、左の中嶋淑乃の突破力を有効に使いつつフィニッシュまで完結させる。しかし、成宮唯がゴール前で迎えた絶好機は相手GKの攻守に阻まれ、神谷千菜のシュートはポストに嫌われる。一方でバックパスを奪われての大ピンチも迎えており、試合の行方はどちらに転ぶともいえないまま、前半の45分が終了。
迎えた後半、早々に訪れたピンチを大場朱羽のファインセーブでしのぐと、「ピンチのあとにはチャンスあり」、その直後に神谷がらしいラインブレイクから頭で流し込み、驚異の5試合連続ゴールで先制点を獲得。後半18分には相手のビルドアップのミスを突き、またも神谷が冷静なコントロールショットでゴール右隅を射抜く。エースの2得点で完全に試合の主導権を掌握し、その後は落ち着いたゲーム運びで韓国をシャットアウト。盤石の内容で決勝進出を決めた。
アジア競技大会3連覇へ。地元開催での快挙達成へあと1勝に迫った。