EAFF E-1サッカー選手権
7月8日(火)
見どころ
約3年ぶりの開催となった東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会。日本は連覇を目指すことはもちろんだが、今大会のテーマは「サバイバル」に他ならない。すでに6月の試合から新戦力のテストは始まっているが、海外組が不在なだけに、国内組にとってはまたとないチャンスだ。「アジア最終予選」を戦い抜き、すでに大枠は固まっている代表メンバー。ここから本大会への切符を手にすることは狭き門となるのは間違いないが、指揮官にインパクトを残せるメンバーは現れるか。
初戦の相手はホンコン・チャイナ。前回大会では6-0で圧勝し、世界ランキングを見ても力の差がある相手といって差し支えはない。それだけに、複数得点はマストといえる。昨季J1で日本人最多となる19得点を決めた山田新、ジャーメイン良の両名は、ともに初選出となる代表の舞台でも得点力の高さを発揮したい。
8日間で3試合を行う過密日程なだけに、招集メンバー全員に出場のチャンスが訪れるのは間違いない。初戦は多くの選手が週末の試合から中2日で戦うことになるだけに、コンディション調整は難しいだろうが、ハングリーさを前面に押し出し、結果と内容のどちらも申し分のない戦いを披露することが求められる。