代表国際親善試合
3月29日(日)
戦評
日本は前線の3枚が先陣を切ってスコットランドのビルドアップを制限。自由に動くジョン・マッギンには伊藤洋輝がマンマークで対応し、試合はきっ抗した展開のまま進む。互いにボールを失った後のカウンタープレスが速く、良さを消し合う状態が続くが、前半の終盤からは日本が流れを掌握。藤田譲瑠チマが差し込む縦パスから幾度かチャンスを作るも、相手の堅いブロックを崩し切るには至らない。
後半は立ち上がりこそ相手の勢いにのまれかけるが、鈴木彩艶の活躍もあって無失点でしのぐ。次々と人を入れ替えることで出力を上げた日本は、次第に相手陣内でプレーする時間を増やし、気付けば一方的に押し込む展開に。その中で2トップのオプションも試しながら好機を作り続けると、後半39分についに先制に成功。その後は目立ったピンチもなく、1-0で勝利を収めた。
20人のフィールドプレーヤーを起用しながらも、アウェイの地で勝ち切れたことは大きな収穫。代表デビューを飾った塩貝健人も上々のパフォーマンスを披露し、トップレベルでも十分に戦えることを示した。作り出した決定機の数を考えれば反省点も少なくないが、その悔しさは次のイングランド戦で晴らしてくれることを願いたい。