AFC U23アジアカップ
1月10日(土)
戦評
やや守備的に構えるUAEに対し、日本は立ち上がりから攻撃の手を緩めない。高い位置では大関友翔が起点となり、広い視野とキープ力を駆使してうまく周囲を使う。時には大関自らペナルティエリア内へ動いてゴールを脅かすなど攻撃陣をけん引した。連動するように両サイドでもサイドバックとウイングが躍動してスペースを突く。また、リズムを変える役割を担ったのは横山夢樹の仕掛け。強気なドリブルで相手を翻弄し、攻撃にアクセントを加える。
2-0で迎えた後半も攻勢は止まらない。交代で入った佐藤龍之介と古谷柊介は良い流れを変えることなく、自然に試合に入る。前半と比較すると攻め込まれる回数は増えたものの、最後の局面では守備陣が体を張って対応。今大会で見せ場が少なくなっている守備陣だったが、ここぞという場面では集中を切らさなかった。
複数得点、クリーンシートと攻守ともに隙を見せずに2連勝を達成。出場機会を得た選手が良い状態をキープしているのは、中東の暑さも考慮した大岩剛監督の采配がさえ渡っている証拠だ。勝ち上がりに余裕が生まれた状態で臨む次のカタール戦では、どのようなメンバーでスタートさせるのか注目したい。