AFC U23アジアカップ
1月20日(火)
戦評
準々決勝から先発を5人入れ替えて「日韓戦」に臨んだ日本。前半からハイプレスを仕掛けて韓国に長いボールを蹴らせ、これを後ろがしっかりと回収する形で主導権を握る。ほとんどの時間を相手陣内で過ごす中、ひときわ目を引いたのは石橋瀬凪。今日は本職の左サイドで起用されたこともあり、キレのあるドリブルで繰り返し好機を作る。先制点こそセットプレーから生まれるが、両サイドは終始相手を翻弄。小倉幸成や両センターバックの危機察知もさえ渡り、目立ったピンチはほとんどないままハーフタイムに入る。
しかし、後半は一転して苦しむ45分間に。向かい風、暑さ、過密日程による疲労といった複数の要因が重なったか、運動量が落ちた日本は自陣に閉じ込められてしまう。さらには、市原吏音の負傷交代というアクシデントも追い打ちをかけ、韓国を押し返せないまま時計の針が進む。それでも、最後のところは荒木琉偉を筆頭にはね返し続け、無失点のまま終了。虎の子の1点を守り切った日本が優勝に王手を掛けた。
難しいコンディションの中で難しい相手を完封し、チームの今後を見据える上でも貴重な勝利を挙げた「大岩ジャパン」。大会史上初の連覇達成に向け、慢心することなく戦い抜きたい。