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第1節 2月22日(土) 14:03 Kick off

ユアスタ

1 - 1

仙台

  • 1-1
  • 0-0
試合終了

名古屋

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】仙台=平岡(59分) 名古屋=米本(86分)<br />
【退場】仙台=なし 名古屋=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】阿部浩之(名古屋)


[J1リーグ1節]仙台1-1名古屋/2月22日(土)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
ルヴァンカップ浦和戦での大敗を受け、ブロックを組んで背後にロングボールを送る形で現実的な戦いにシフト。後半は相手にボールを持たれたが、ドローに持ち込めたのは収穫。ただ攻撃に厚みは出せなかった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5
劣勢の中、ゴール前で落ち着いたシュートストップを見せ、87分にはフリーになった山﨑のシュートを止めるビッグセーブも見せ、勝点奪取に大きく貢献した。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5
五輪代表候補の相馬と対峙したこともあり、守備対応に追われ、持ち味のクロスボールによる攻撃をあまり見せられなかった。

23 シマオ・マテ 6
前半セットプレー崩れのチャンスでこぼれ球を確実にゴールに押し込み先制点を取れたのは良かった。最後尾で相手の攻撃をよくはね返したが、失点時はマテウスの動きにつられてしまった。

13 平岡康裕 5.5
高さ勝負では強さを発揮できたが、奪ったボールを自陣でつなげる時、周囲との呼吸が合わずミスもあった。

36 柳 貴博 5.5
パワフルなドリブル突破や、対人守備の強さを見せたが、失点シーンは前田に抜かれてしまい、その後は慎重なプレー選択をせざるを得なかった。とはいえ3日前合流で即先発出場という点を考えれば、及第点の出来。
 
MF
16 吉野恭平 5.5
ルヴァンカップ浦和戦の時よりは、攻守に持ち味を出し、守備では周囲のサポートによく動いた。まだフィットし切れていない感もあり、さらに攻守における存在感を高めていきたい。

8 松下佳貴 6
まずは守備の改善が重要な試合で、しっかりと守備でハードワークすることができた。ただ、その分攻撃に絡む場面は少なくなった。
 
MF
18 道渕諒平 5.5
相手のサイドバックとのマッチアップを嫌い、中に入ってのプレーを選択したが、周囲と被ってしまう場面もあり多くの決定機はつくり出せなかった。守備では奮闘を見せた。

28 佐々木匠 5.5(61分OUT)
左サイドハーフで先発。攻撃でさまざまなアイデアを見せ、いくつか決定機に絡んだが、ゴールには絡めず。守備のポジショニングや強度も課題。

FW
11 赤﨑秀平 6(71分OUT)
前半、左サイドからのクロス性のボールがポストに当たり、S・マテのゴールを誘発。その後は攻守に献身的な姿勢を見せたが、良い形でボールを受ける機会が少なく、無得点で途中交代。

19 ジャーメイン良 5
相手のDFラインの背後を狙う役割で、いくつかカウンターで決定機もつくったが、シュートを決めきれず。思い切りの良いプレーも少なかった。
 
交代出場
FW
7 関口訓充 6(61分IN)
投入直後は左サイドハーフ、石原投入後はFWとしてプレー。ゴールに向かう姿勢を見せ続けたが、得点にはつながらず。

FW
14 石原崇兆 5.5(71分IN)
左サイドハーフとしてプレーし、何度かサイドを突破する場面もあったが、決定機の数はそれほど多くつくり出せなかった。

監督
木山隆之 5.5
ルヴァンカップ浦和戦の大敗を受けて現実的な形で守備を修正し、勝点を取れたことは評価できる。しかし攻撃陣に負傷者が出た影響は大きく、攻撃面で脅威を生み出せず、チームづくりに時間を要している。
 
名古屋 6
先制点を許すも、前半途中からマテウスと前田のポジションを変えたのが功を奏し、すぐに同点に追いついたのは良かった。後半も優勢に試合を進めたが、あと一歩のところでゴールを奪えなかった。

【名古屋|採点・寸評】 
GK
1 ランゲラック 6
失点はクロスボールがポストを叩いた後のものでアンラッキーだった。その後は相手の決定機自体も少なく、落ち着いたプレーを見せた。

DF
26 成瀬竣平 6.5
先制点では攻撃の起点となり、試合に慣れるにつれて決定機に多く絡めるようになっていき、存在感は大きく、今後に期待を抱かせる出来だった。

4 中谷進之介 6
失点時はS・マテを止められなかったが、最後尾で身体を張った守備を再三見せて、相手のロングボールにも落ち着いた対応を見せていた。

3 丸山祐市 6
終始落ち着いたライン統率を見せ、前線へのパス出しでも攻撃の起点となる精度の高いものが多かった。

23 吉田 豊 6
派手さは無かったが、守備では球際で力強さを見せ、攻撃でも相馬と連係して決定機をつくり出すことはできていた。

MF
15 稲垣 祥 6
守備で奮闘しただけでなく、攻撃につながるパス出しを再三見せて、多くの決定機を演出した。

11 阿部浩之 6.5
トップ下で、パスにシュートに大活躍で決定機にも再三絡む。前田のクロスから鮮やかに移籍後初ゴールを決めた。その後も相手の脅威となり続けた。

2 米本拓司 6
激しい守備からリズムをつくって攻撃につなげ、稲垣とともにミドルエリアで主導権の掌握に貢献できていた。
 
FW
16 マテウス 6
前半途中で右サイドハーフから1トップに移り、得点時はS・マテの注意をひいて絶妙なスルーで阿部のゴールをお膳立て。自身も6本のシュートを放ったが、いずれも精度が低く得点はできず。

25 前田直輝 6.5(74分OUT)
立ち上がりは1トップだったが、途中から右サイドハーフに入り、得意のドリブルで右サイドを切り裂き、阿部のゴールをアシスト。その後も決定機によく絡んだ。

27 相馬勇紀 6
鋭い縦突破を何度も見せて、決定機を数多くつくったが、77分に相手GKとの1対1を決めきれず、シュート精度に課題を残した。
 
交代出場
FW
17 山﨑凌吾 5.5(74分IN)
前田に代わって途中出場。87分に阿部からのパスを受け、ゴール前でフリーで1対1という絶好の決定機を得たが、痛恨のシュートミスで逆転機を逸してしまった。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 6
試合全般を通じて主導権を握り、前田とマテウスのポジション変更も効果的だった。相手が引いたことで崩しきれなかったが、アウェーで勝点1はまずまずの内容。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)

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