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J1 第2節

7月4日(土) 19:00 Kick off

0 - 1

湘南

試合終了

仙台

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】湘南=タリク(18分)、大野(81分) 仙台=長沢(44分)<br />
【退場】湘南=なし 仙台=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】ジャーメイン良(仙台)


[J1リーグ2節]湘南0-1仙台/7月4日(土)/Shonan BMWスタジアム平塚

【チーム採点・寸評】
湘南 5
開始3分の失点により自分たちで試合を難しくしてしまった。仙台のプレスをなかなか剥がせず、90分を通して決定機も数えるほど。攻守に消化不良感が残る中で、悔しい開幕2連敗となった。

【湘南|採点・寸評】
GK
1 富居大樹 6
雨や風が舞う難しいコンディションの中でも冷静にプレー。序盤の失点シーンは不運だった。

DF
38 石原広教 5.5
この日は右CBがスタートポジション。そこから後半、二度のポジション変更に対応する柔軟さを見せるも、活性化には繋がらず。

4 坂 圭祐 6
約20cmの高さのハンデを背負いながらも長沢にはほとんど仕事をさせなかった。左右へのロングボールは精度を欠いた印象。

22 大岩一貴 5(73分OUT)
立ち上がりの連係ミスは痛恨。その後もジャーメインに対して後手を踏み、悔しい古巣戦となってしまった。
MF
6 岡本拓也 5.5
石原広教と入れ替わる形でこの日は右ウイングバックを務めた。積極的に相手の裏を狙ったが、効果的なクロスは供給できなかった。

16 齊藤未月 5.5
持ち味は出したが、今季のテーマとして掲げる得点に絡む働きは見せられず。今後は攻撃でも怖さを出せる存在に。

15 福田晃斗 5.5
「もっと相手を見て試合の運び方を考えないと」。同級生の岡本とともに、副主将としてチームを方向付ける姿勢が求められる。
 
MF
18 松田天馬 5.5(90分OUT)
浦和戦は負傷で欠場した中で、この試合が自身にとっての開幕戦。後半はFWでプレーしたが、決定機には絡めなかった。

28 鈴木冬一 5.5(55分OUT)
23分にはタリクに決定的なクロスを供給したが、その他はマンツーマンで対応にきた蜂須賀にうまく封じられ、サイドで主導権を握れなかった。結果を残せず、55分にピッチを退いた。

FW
11 タリク 5.5(55分OUT)
23分のヘディングシュートがこの日最大の決定機だった。その他の貢献は申し分ないだけに、“第1号”が早く欲しい。

13 石原直樹 5.5(73分OUT)
浦和戦に続く、2戦連続の“恩返し弾”はならず。ボールをよく収めたが、なかなかシュートチャンスは巡ってこなかった。
交代出場
DF
8 大野和成 6(55分IN)
81分には警告を受けたものの、攻守に前向きなプレーを見せていた。開幕2戦はベンチからのスタートになっているが、先発で見たい選手の1人。

MF
23 茨田陽生 6(55分IN)
後半早々の出場からチームにリズムをもたらした。3ボランチは競争が激しいが、守備の強度が安定すれば、自身の強みもチームに生きてくるはず。

MF
5 古林将太 6(73分IN)
昨季のJ1昇格プレーオフ前の負傷からついに復帰。この日は突破するシーンこそ出せなかったが、右サイドの打開力を考えれば今後ファーストチョイスに入ってくる余地は多分にある。

FW
9 指宿洋史 5.5(73分IN)
役割はハッキリしていたが、相手ペナルティエリア内で競る場面は少なかった。終盤のパワープレーも単発だった。

FW
20 岩崎悠人 -(90分IN)
残り5分で何か仕事をするのは難しい。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
浮嶋 敏 5.5
「立ち上がりから難しいゲームにしてしまったというのが一番」。交代枠もフルに活用したが、いずれも状況を打開するには至らなかった。次節はチャンピオンチームとの“神奈川ダービー”。メンバー選考も含めて、そのプランニングに注目したい。
【チーム採点・寸評】
仙台 6
幸運な先制点を守り切り、再開初戦で木山体制初勝利。新布陣の4-3-3もある程度の機能を見せ、特に両ウイングの西村・ジャーメインのコンビが存在感を発揮。この日はシマオ・マテやヤクブ・スウォビィクといった中心選手たちの不在を感じさせない戦いぶりだった。

【仙台|採点・寸評】
GK
24 小畑裕馬 7
Jリーグデビュー戦とは思えないプレーぶり。ファーストプレーで流れに乗ると、その後は足元の判断も常に安定していた。18歳の新人ながら堂々たる90分、指揮官も称賛するばかりだった。

DF
4 蜂須賀孝治 6.5
開幕戦2アシストの鈴木冬一を自由にさせず、湘南のクロス攻撃を封じた。関口、ジャーメインと構成する右サイドのユニットも○。副審の微妙なジャッジには「なんで!」と絶叫。

16 吉野恭平 6
開幕戦はボランチだったが、再開初戦はマテの不在もありCBに入った。ビルドアップも安定し、守備でも2トップに対してスキなく対応し続けた。

13 平岡康裕 6.5
元同僚の石原直樹を封じて交代に追いやる。マテが離脱している中でも、さすがのリーダーシップを発揮し、最終ラインをきっちり統率していた。

14 石原崇兆 6(90分OUT)
内と外をうまく使い分けて西村を効果的にサポート。守備でも大きな穴を作らなかった。当初は柳の先発が予想されたが、終盤まで安定したプレーを見せた。
 
MF
7 関口訓充 6(58分OUT)
開始から飛ばし、前半は両チーム通じて走行距離トップを記録。インサイドハーフでもその献身性は健在だった。

5 椎橋慧也 6.5
的確なポジショニングでCBの前のスペースを埋め、アンカーとしての役割を全う。相手の強みであるトランジションでも優位に立ち、中央を破られる機会はほとんどなかった。

8 松下佳貴 6.5(90分OUT)
持ち味の展開力に加え、守備では齊藤未月に対しマンマークで対応することで仕事をさせず。後半早々にエリア内で身体を張ったディフェンスを見せるなど、腕章を巻いてタフに戦った。
FW
19 ジャーメイン良 7(67分OUT)
ゴールは「正直、クロス(笑)」と打ち明けたが、その後も終始右サイドを支配。カットインに縦への突破と、相手に脅威を与え続けた。

20 長沢 駿 6(58分OUT)
中断期間中に復帰。両サイドの仕掛けに対し、中央で合わせる形を作りたかったが、2分の場面のように、“そこにいる”だけで味方アタッカーにスペースを供給できる。1トップでも持ち味は発揮できそう。

15 西村拓真 6
シュートゼロという結果に終わったものの、積極果敢な仕掛けが目立つ。ゴールも近いうちに訪れるはず。この日仙台で一番走ったのも彼。
 
交代出場
FW
11 赤崎秀平 6(58分IN)
鋭い抜け出しという長沢とは異なる良さを示した。74分のシーンはPKを取ってもらえなかったが、アディショナルタイムのキープも含めて途中出場からでもしっかりとチームに貢献した。

FW
29 アレクサンドレ・ゲデス 6(58分IN)
トップ下のような位置取りでプレー。時折コンビネーションから精度の高いパスを送るなど、自身の特徴を示していた。ミドルシュートは大きく枠を外れる。

FW
42 山田寛人 6(67分IN)
CFではなくサイドで起用されると、守備での貢献が光った。エリア内で放ったシュートは惜しくも枠外へ。2月上旬に加入した中で、試合に出続けることで経験を積んでいきたい。

DF
3 飯尾竜太朗 -(90分IN)
最終盤の投入もしっかりと無失点でゲームを終えた。出場時間が15分未満のため採点なし。

MF
37 中原彰吾 -(90分IN)
相手が追いかける展開のなか無失点で終える。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
木山隆之 6
攻撃面は課題が残ったものの、再開初戦をしぶとく勝利で飾る。マンツーマンのプレッシングで湘南に自由を与えず、自陣でも堅実な守備を見せ、落ち着いてゲームを進めた。途中から起用したアタッカーたちもそれぞれの特徴を発揮していた印象。次節はルヴァンカップ1節で完敗を喫した浦和に挑む。4-3-3の新システムも含めて真価が問われる一戦となるだろう。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェスト編集部

SOCCER DIGEST WEB

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