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J1 第5節

7月18日(土) 18:00 Kick off

2 - 2

仙台

試合終了

札幌

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】仙台=関口(51分)、石原(65分) 札幌=菅(43分)、チャナティップ(48分)、進藤(88分)、宮澤(90+6分)<br />
【退場】仙台=なし 札幌=荒野(32分)<br />
【MAN OF THE MATCH】チャナティップ(札幌)


[J1リーグ5節]仙台2-2札幌/7月18日(土)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
シンプルにジャーメイン、道渕、関口らの推進力を使う策が功を奏し、立ち上がりから試合を優位に進め先制に成功。後半追加点も取れたが、その後守備のミスが目立ち、一人少ない相手に劣勢となり同点に追いつかれるもったいない引き分け。攻守の詰めの甘さを改善したい。

【仙台|採点・寸評】 
GK
24 小畑裕馬 6.5
終盤のコーナーキックの失点の場面では一瞬反応が遅れたが、責めきれない失点。むしろ再三のピンチでファインセーブを見せてチームを救ったことで、勝点1を取れたとも言える。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5
前半から鋭いクロスボールで決定機をつくることができたが、あと一歩周囲との呼吸が合わず、得点につなげることができなかった。1失点目もチャナティップを止めきれなかった。

16 吉野恭平 5.5
前半は早めにラインブレイクして相手の攻撃陣からボールを奪うプレーが多く、守備を安定させることができていたが、後半相手の反撃が強まるとプレーが後手に回り、長身選手との競り合いでも劣勢だった。
 
13 平岡康裕 5
前半かららしくないパスミスが散見され、ピンチを招く場面が多かった。後半も相手の交代選手に対してのアプローチに苦しんだ。

14 石原崇兆 5.5(81分OUT)
後半、対面のL・フェルナンデスの対応に苦慮し、クロスを上げられ失点に絡み、ファウルで警告を受けるなど精彩を欠き途中交代。攻撃にももう少し絡みたかった。

MF
18 道渕諒平 6
持ち味のドリブルを生かして、再三の決定機をつくり、攻撃にリズムを与えた。ただ、あれだけの決定機をつくれていたら自身でゴールも決めておきたかった。

5 椎橋慧也 6
後半のインターセプトからのミドルシュートは見事。しかし守備では前半からチャナティップに背後のスペースを使われ、終盤劣勢の時間帯は守備にパワーを出し切れず、課題が残った。

7 関口訓充 6.5(57分OUT)
ドリブルでの推進力を生かして、相手陣内に切れ込み、ジャーメインのゴールをアシスト。守備でも球際で奮闘を見せていた。交代後も味方をベンチから大声で鼓舞し続けた。
 
FW
19 ジャーメイン良 6.5(81分OUT)
鋭い縦へのドリブルで何度も決定機をつくり、落ち着いて先制ゴールを決めた。他にも決められるチャンスはあっただけに、欲を言えば2点目、3点目も狙いたかった。

20 長沢 駿 6(57分OUT)
巧みなポストプレーを再三見せて、先制点にも絡んだ。自身もゴールチャンスはあったが決めきれず途中交代。

29 アレクサンドレ・ゲデス 5.5(62分OUT)
前節の活躍もあってか、厳しいマークに遭い、周囲との呼吸もなかなか合わずあまり決定機をつくり出せなかった。
 
交代出場
MF
30 田中 渉 5.5(57分IN)
攻め急いでいるチームの攻撃を落ち着かせる目的もあっての投入だったがそれができず、逆に自身のパスミスからピンチを招くこともあった。

FW
11 赤﨑秀平 5.5(57分IN)
一人少ない相手が空けているスペースにうまく入り込んで、決定機をつくることができたが、シュートを決めきれなかった。

FW
15 西村拓真 5(62分IN)
まだ試合勘が戻っておらず、連係ミスで決定機をつぶしてしまうことが多かった。終盤の直接フリーキックもゴールの枠の外へ。

DF
36 柳 貴博 ―(81分IN)
対面のL・フェルナンデスをもう少し抑えこみたかったが、結果的には悪い流れを止められず。機を見ての攻撃参加もあったが、得点にはつながらず。

FW
42 山田寛人 ―(81分IN)
チームが劣勢の中で投入され、もう少し守備で貢献したかったが、相手の勢いを止めることができなかった。

監督
木山隆之 5
高い位置からのプレスとショートカウンターという狙いがはまって、2得点したまでは良かったが、ルーズになっていた守備を改善できず、逃げ切りに失敗。勝点2を取りこぼしてしまった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
札幌 5.5
仙台の前からのプレスやショートカウンターの対応に手こずり、先制を許し、前半で退場者を出す苦しい展開。しかし後半交代選手の活躍によりリズムを取り戻し、数的不利ながら果敢に攻めて同点に追いついたのは見事。貴重な勝点1を得た。

【札幌|採点・寸評】 
GK
1 菅野孝憲 6.5
カウンターを浴びての2失点は責めきれない。前半退場者を出した後にファインセーブを連発し、チームを救ったことが結果的には勝点1につながった。

DF
3 進藤亮佑 6.5
数的不利の状況下でも積極的にゴール前へ顔を出して決定機に絡み、1点目のゴールの起点となるパスも出すなど、攻撃でもチームに貢献した。

10 宮澤裕樹 5.5
相手のカウンター攻撃や、長沢のポストプレーをうまく止めきれず、前に出て行ってかわされてしまう場面も見られ、守備を安定させることができなかった。

5 福森晃斗 4.5(63分OUT)
相手のクロスによる攻撃やショートカウンターへの対応に苦しみ、自身のサイドから先制点を許し、後半にはパスを椎橋にインターセプトされ失点を許す痛恨のミス。プレースキックも得点につながらず。
 
MF
19 白井康介 5.5(HT OUT)
前半クロスボールから何度か決定機をつくったがゴールは演出できず。対面のA・ゲデスへ対応し、守勢に回る時間帯が長くなった。

27 荒野拓馬 4
攻守のバランスはうまく取れていたが、前半32分、関口との競り合い後、相手の足を蹴って一発退場。主審の目の前での行為はあまりに軽率だった。

8 深井一希 6(HT OUT)
序盤は攻撃につながるパス出しが目立ったが、荒野の退場後は守備で奮闘し、再三ピンチを防いだ。前半での交代となったが、チームのためのプレーは全うした。

4 菅 大輝 5(77分OUT)
対面の蜂須賀やジャーメインに背後のスペースを突かれ、攻撃でもあまり決定機に絡むことができなかった。
 
14 駒井善成 5.5
前半荒野が退場してしまったことで、中盤に下がって守備をする機会が増え、攻撃参加はあまりできなかったが、攻守のバランス取りに奔走した。

MAN OF THE MATCH
18 チャナティップ 7
前半からドリブル突破で相手を翻弄し、多くの決定機をつくり出し、2点ビハインドとなった直後に相手の隙を見逃さずヘディングシュートを決め、同点への流れをつくった。

FW
33 ドゥグラス・オリベイラ 5.5(70分OUT)
前線で体格を生かしたパワフルなプレーで相手DFを苦しめ、シュートチャンスも多くつくったが、決めきることができなかった。
 
交代出場
MF
32 田中駿汰 6.5(HT IN)
あまり下がらずに中盤でシンプルにボールをさばいて決定機を演出することに成功し、終盤はこぼれ球が足に当たったラッキーな形ではあったが、チームを救うJ1初ゴールを挙げた。

MF
7 ルーカス・フェルナンデス 6.5(HT IN)
後半開始から入ると、対面の石原を圧倒。ドリブル突破やクロスで多くの決定機をつくり出し、全得点に絡んで勝点獲得に大きく貢献した。

DF
31 高嶺朋樹 6(63分IN)
DFラインで相手のカウンターへの対応をそつなくこなし、プレースキックでも相手の脅威となっていた。

FW
48 ジェイ 6.5(70分IN)
わずかな時間の出場にもかかわらず、競り合いで圧倒的な優位に立って決定機をつくり出し、終盤のコーナーキックでも競り合いに勝って田中のゴールをアシスト。質の高さを見せつけた。

MF
30 金子拓郎 ―(77分IN)
出場時間が短く、攻撃が右サイドに寄っていたこともあり、ボールに触れる機会は少なかった。

監督
ペトロヴィッチ 6.5
前半に退場者を出す苦しい展開だったが、後半選手に数的不利でもポゼッションで決定機をつくることを求め、2失点後は選手交代もはまって流れを引き寄せ、勝点1をもぎ取る見事な采配を見せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)
 

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