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J1 第5節

7月18日(土) 19:00 Kick off

2 - 0

FC東京

試合終了

浦和

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】FC東京=中村帆(87分) 浦和=レオナルド(74分)、関根(92分)<br />
【退場】FC東京=なし 浦和=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】アダイウトン(FC東京)


[J1リーグ5節]FC東京2-0浦和/7月18日/味の素スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
堅守速攻という得意のスタイルを徹底して連勝を果たした。16年ぶりとなる味スタでの浦和戦勝利は苦手意識を払拭、今後につながる。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
個人で目立つ場面はなかったが、それだけ守備組織が改善されていたという証拠。絶えずコーチングも行ない、堅い守備の維持に貢献。

DF
2 室屋 成 7.5
先発に復帰した前節に続く活躍で、先制点をアシスト。今シーズンはブラジル勢+室屋が攻撃のキーポイント。明確な脅威となっていた。

4 渡辺 剛 6
最終ラインのウラをカバーする守備のセンスとスピードはさすが。一方でやや不安があるように見えたフィードは追求したいところ。

3 森重真人 7.5
急所をつくフィードで浦和を困らせていた。多摩川クラシコの不調から脱し、攻守に縦横無尽な昨季同様の姿を取り戻しているようだ。

6 小川諒也 6(82分 OUT)
キッカーを務め長い時間出場したものの、やや精彩を欠いた感も。さらにエネルギッシュに上下動を繰り返しチャンスに加わりたい。

MF
10 東 慶悟 6.5(82分 OUT)
中盤でボールを落ち着ける役どころとなり、プレーメーカーとして機能。直接フィニッシュに絡まずとも周囲を活かす働きをこなした。

18 橋本拳人 6
適職のアンカーでバランスをとり、安定した試合運びを実現。移籍前最後の試合で苦手とする浦和撃破に貢献し、勝利に華を添えた。

31 安部柊斗 6.5(89分 OUT)
疲労の色濃い76分、カウンターで長い距離を走りレアンドロとのワンツーからシュート。橋本の後継者に名乗りを上げるパワフルさ。
 
FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 7.5(89分 OUT)
前半終了間際、胸に当てる愛嬌たっぷりのゴールで2戦連発。サイドを激しく戻ってのディフェンスなど献身的な姿勢へのご褒美か。

11 永井謙佑 7(61分 OUT)
5人交代枠の恩恵を受け、あとのことは考えず全力疾走。また相手陣内に入り込み、味方の攻撃を促す起点になろうとよく働いていた。

20 レアンドロ 7
アーティスティックな元セレソンらしく、ゴール前に近づくほどその技は一級品。国際クラスの質で浦和のブラジル勢との違いを見せた。
 
交代出場
FW
MAN OF THE MATCH
15 アダイウトン 8(61分IN)
思い切った決断と圧倒的な個の強さで決めたゴールは貴重な追加点。16年間勝てなかった味スタでの浦和戦勝利をもたらす最高の仕事。

MF
45 アルトゥール・シルバ -(82分IN)
特に橋本の移籍が決まって以後、中盤の仕事人として存在感を増してきた。守備的になった終盤、クローザー役を果たして勝利に貢献。

DF
37 中村帆高 -(82分IN)
ハードワークに関しては小川を上回る印象だが、自陣でのマルティノスへのファウルでセットプレーを与えたのは少々いただけない。

MF
8 髙萩洋次郎 -(89分IN)
短い時間ながら、身体を大きくひねり紺野へと送り出したパスには見応えがあった。橋本移籍後、再び先発での激しい戦いぶりに期待。

FW
38 紺野和也 -(89分IN)
6~7分間の出場だったが、アディショナルタイムにはえぐるようなドリブルで浦和ゴールに迫り強く印象づけた。次は先発を狙いたい。

監督
長谷川健太 6.5
永井に近いタイプであるアダイウトンを投入、決定的な2点目を呼び込んだ。ボールを保持させる策で天敵を下し、再び優勝戦線へ。
 
取材・文●後藤 勝(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
浦和 4
守備的に戦いセットプレーで得点する鹿島戦のようなパターンを外れるとなす術なし。ボールを保持した場合の攻撃を再考しなければ。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 4
らしからぬプレーぶり。足もとを活かしたビルドアップや至近距離のセーブもあったが、やはり守備陣として2失点に深く関与したのはいただけない。

DF
27 橋岡大樹 4(68分 OUT)
高い位置どりで攻撃に加わる意識はあったが効果的な働きが少なく、立ち上がり12分の強烈なシュートを除くとチャンスにさほど絡めなかった。

31 岩波拓也 4.5
プレスをかけられても落ち着いて配球。困った味方の拠りどころとなるも、致命的な2失点目でアダイウトンの突破を許してしまった。
 
2 マウリシオ 4
高さに強く、またレアンドロと永井にうまく対応した場面もあったものの、動きがやや緩慢で2失点目に関与した点はマイナス評価。

6 山中亮輔 5
悪魔の左足が炸裂したのは前半46分。汰木の戻しを受けて速い浮き球を入れたが杉本のシュートは外へ。FKの好機も活かせず消化不良。

MF
7 長澤和輝 3.5(57分 OUT)
6分のシュートを除くと印象が薄く、ほぼ消えていたとなると、57分での交代もやむなしか。技術で引いた相手を崩したかった。

16 青木拓矢 3.5
受けたボールのバウンド処理を誤り、アダイウトンにさらわれて2失点目の原因となった。中盤からの大きな展開はよかったが。
 
MF
29 柴戸 海 5
エネルギッシュにボールを運び、チームを機能させる役目を果たした。63分には関根のチャンスを誘発。頼れるひとりだった。
 
24 汰木康也 4(HT OUT)
連動した攻撃の歯車として度々チャンスに関わるが、決定的な場面を生み出せなかった。積極的な関根への交代は打倒なところだろう。

FW
30 興梠慎三 5
何かが起きそうなポストプレーの雰囲気はさすが。しかしボールが入ってこず活躍の機会は限られた。セットプレーの守備でも貢献。

14 杉本健勇 4(57分OUT)
24分の左足シュート、46分のヘディングシュートは決めたかった。以後も得点の可能性が感じられず、早めの時間帯で交代した。
交代出場 
MF
41 関根貴大 5.5(HT IN)
後半開始から左サイドに入ると積極的に仕掛けて東京に対する脅威になった。先発できるよう練習の段階からアピールする必要がある。

FW
11 マルティノス 4.5(57分IN)
勝ちたい気持ちが強いあまりかラフなプレーが目立ったが、攻守に積極的な姿勢は悪くなかった。相手のファウルを誘うなど貢献はしていたが…。

FW
45 レオナルド 5.5(57分IN)
4人の交代選手のなかではもっとも危険な香りがした。結果には繋がらなかったものの、数人に囲まれても倒れないポストの強さ、えぐるドリブルの迫力はなかなか。

MF
8 エヴェルトン 4(68分 IN)
サブでスタートした今節は体力が有り余っていたはず。途中出場の役割を果たすべくハードワークしなければベンチにいる意味がない。

監督
大槻 毅 4.5
ボールを持たされてしまった時の解決策に乏しく、みすみす敗戦を受け容れた格好。先制された場合のプランを考える必要がある。
 
取材・文:後藤 勝(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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