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J1 第7節

7月26日(日) 18:30 Kick off

2 - 2

鹿島

試合終了

FC東京

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】鹿島=J・アラーノ(27分) FC東京=永井(22分)、森重(90分)、D・オリヴェイラ(90+5分)<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】遠藤 康(鹿島)


[J1第7節]鹿島2-2FC東京/7月26日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
先制しながらも逆転された前半はなかなかリズムを掴めず、相手のCK時の対応に課題を残す。後半は息を吹き返して、ボールを握りながら攻勢を強めて、同点に。上位チームを相手に逞しく戦った。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
開始早々のピンチはストップしたが、その後CKからふたつのゴールを許す。2失点目は目の前で森重に決められた。

DF
22 広瀬陸斗 6.5
機を見た攻め上がりから正確なクロスでエヴェラウドの先制点をアシスト。最後までアグレッシブに走り回った。

39 犬飼智也 5.5
CK時の守備に課題。流れを切るイージーなパスミスもあった。80分には惜しいヘディングシュートを放つ。
 
28 町田浩樹 6
気の利いたカバーリングで危ない場面を作らせず。42分にはCKにヘッドで合わせたが、これはバーに嫌われる。

14 永戸勝也 6
ハードなチャージで相手の侵入を簡単に許さなかった。前線の味方の動きをよく見て、タイミング良くパスを出した。

MF
20 三竿健斗 5.5
持ち味のボール奪取をいかんなく発揮した一方、1失点目はスコアラーの渡辺を捕まえきれなかったことが悔やまれる。

4 レオ・シルバ 6(84分OUT)
とりわけ後半はシンプルかつ効果的な配給で攻撃を下支え。三竿との攻守のバランスも申し分なかった。
 
MF
7 ファン・アラーノ 5.5(67分OUT)
守備時の寄せのスピードがやや遅かったか。攻撃面でも高いテクニックを活かし切れていなかった印象だ。

9 エヴェラウド 6.5
広瀬のクロスをヘッドで叩き込み、先制点をゲット。カットインからの強烈な右足ショットや軽やかなバイシクルシュートなど、脅威を与え続けた。

FW
25 遠藤 康 7 MAN OF THE MATCH
エヴェラウドの得点場面ではアシストした広瀬に好パス。さらに柔らかい浮き球のパスで土居の同点弾をお膳立て。85分には、惜しくも決まらなかったが相手の虚をつくループシュート。48分の決定機も含めて、シュート本数は両チーム通じて最多の6本。見せ場は多かった。

15 伊藤 翔 6.5(67分OUT)
決定的な仕事はなかったが、味方にスペースを与えるフリーラン、敵のラインを下げさせる裏への動き出し、丁寧なポストプレーなど貢献度は高かった。
 
途中出場
MF
11 和泉竜司 6(67分IN)
2列目の左サイドに入る。遠藤とのワンツーで土居のゴールに絡んだほか、守備も精力的にこなした。

MF
8 土居聖真 6.5(67分IN)
2列目の右サイドでプレー。69分のヘディングシュートは威力がなかったが、75分には鮮やかなボレーシュートで値千金の同点ゴールを突き刺す。

MF
6 永木亮太 ―(84分IN)
オープンな展開のなか、不用意にスペースを空けず、中盤の守備の強度を保ちながら、チーム全体を引き締めた。

監督
ザーゴ 6
途中出場させた土居と和泉が同点弾を演出するなど、交代策がハマり、難敵相手に勝点1をもぎとった。
 
[J1第7節]鹿島2-2FC東京/7月26日/カシマ

【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
ペースを掴んだ前半は先制を許すも、CKのチャンスを活かして逆転に成功。しかし、やや運動量が落ちた後半は劣勢の時間帯が長く、同点弾を許した後の反発力も物足りなかった。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
エヴェラウドのヘッドには反応したが止められなかった。土居のボレーには一歩も動けず、痛恨の2失点。

DF
2 室屋 成 5.5
前半は力強い突破を見せたが、時間の経過とともにトーンダウン。自陣ゴール前でのマークも少しルーズだったか。

4 渡辺 剛 6.5
CKからチームを勢いづかせる同点ゴールを記録。失点は防げなかったが、集中力の高いディフェンスが光る場面もあった。
 
3 森重真人 6.5
渡辺の得点時は、渡辺のマーカーをブロックする巧みなプレーも。自身も打点の高いヘッドで1得点。29分には相手GKを慌てさせる直接FKも放つ。

6 小川諒也 5.5(84分OUT)
2失点目のシーンでは、目の前にいた土居を自由にさせてしまった。前線の選手を走らせる長短のパスは良かった。

MF
7 三田啓貴 6.5(54分OUT)
高精度のCKで渡辺と森重のゴールを演出したほか、柔軟なテクニックで相手を翻弄するなど、開幕戦以来となる先発起用の期待に応えた。

8 髙萩洋次郎 5.5(84分OUT)
ミドルゾーンの監視役と捌き役の両方をこなす。要所でプレーに絡んだが、相手のパスワークに食いついてスペースを与えるシーンも。
 
31 安部柊斗 6
堅実なプレーで攻守をつなぐなど、献身的に振る舞った。48分のチャンスではシュートを枠に飛ばしたかった。

28 内田宅哉 5.5(54分OUT)
今季初出場。パスのもらい方で工夫を凝らし、守備時のポジショニングも悪くなかったが、迫力不足の感は否めなかった。

FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
鹿島DF陣の辛抱強い対応にフラストレーションが溜まったか。55分のシュートはポストの横をかすめた。

11 永井謙佑 5(66分OUT)
開始早々の好機をモノにできず。少し下がった位置からのラストパスも正確さを欠くなど、満足のいく仕事ぶりを見せられなかった。
 
途中出場
MF
15 アダイウトン 5.5(54分IN)
60分にカウンターからシュートを放つも決め切れず。前を向いた時の“怖さ”はあったが、結果は残せなかった。

MF
38 紺野和也 5.5(54分IN)
思い切りの良いドリブルは勢いがあったが、シュートまで持ち込めず。不完全燃焼のまま終わった。

FW
24 原 大智 5(66分IN)
前線で身体を張って懸命にプレーし、攻撃の突破口を見出そうとしたものの、思うような活躍は見せられなかった。

DF
37 中村帆高 ―(84分IN)
左サイドでアップダウンを繰り返し、身体を投げ出したディフェンスも。短い時間の中で、できる限りのことはこなした。

MF
45 アルトゥール・シルバ ―(84分IN)
広範囲に動き回りつつ、D・オリヴェイラとのワンツーで敵陣ペナルティエリアに侵入も、パスは届かなかった。

監督
長谷川健太 5.5
守勢に回ることが多かった後半、両ワイドの同時2枚替えなど手を尽くしたが、勝点3を手繰り寄せることはできなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)



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