見どころ・戦評
[J1リーグ8節]G大阪0-1川崎/8月1日(土)/パナスタ
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
前半は川崎に対して互角以上に渡り合ったが、勝負どころで甘さ出る。追う展開で勢いが出なかった。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
川崎への相性は抜群だが、失点はノーチャンス。追う展開で焦りもあったのかキックミスも。
DF
4 藤春廣輝 6
前半は家長をうまく見ながら、攻める意識も見せた。走力は最後まで落ちなかったのだが。
5 三浦弦太 5.5
前半は危険な場所で身体を張り、安定感を見せていたが失点時は三笘のドリブルにつられた。
19 キム・ヨングォン 6
終始安定感抜群で、エレガントささえ感じる強さ。攻撃でも時折アクセントになっていた。
27 高尾 瑠 6
失点時は連係に問題あったが、サイドで粘り強く対応。小野瀬との息はやはり合っている。
MF
8 小野瀬康介 5.5(80分OUT)
負傷明けを感じさせない動きでサイドを活性化。それだけに前半のポスト直撃弾が悔やまれる。
15 井手口陽介 6
アンカーのポジションで、バイタルをケアしつつも、攻撃でリンク役にもなり、攻守で機能した。
MF
21 矢島慎也 6(65分OUT)
パスが持ち味だが、緩急の効いたドリブルで効果的に持ち上がり、タイミングよく縦パスを供給した。
11 小野裕二 5.5(60分OUT)
球際の強さと戦う姿勢は秀逸だったが、敵陣深い位置で本来のクオリティを欠く。交代もやむなし
FW
33 宇佐美貴史 5.5
セットプレーは相変わらず鋭かったが、FWとしての怖さがなく、終盤は下がってくる悪癖も散見。
39 渡邉千真 5.5(65分OUT)
厳しいボールでも堅実に収めてチームを助ける。前半、絶妙な動きだしを見せたがシュート精度を欠いた。
交代出場
MF
10 倉田 秋 5.5(60分IN)
戦う気持ちは見せたが、不用意なロストを含めて、攻撃のギアを上げるには至らず。
MF
7 遠藤保仁 5.5(65分IN)
投入直後は、工夫しながらパスを供給したが、押し込まれる展開の中で持ち味出せず。
MF
14 福田湧矢 5.5(65分IN)
プレーが単調で、ボールを受けた際の選択肢が少ない。空回り気味で、攻守に低調だった。
FW
18 パトリック ―(80分IN)
ボールを収めることもできず、個で推進力を出すわけでもなく、全く怖さがなかった。
監督
宮本恒靖 5.5
中盤のテコ入れを含めて、前半の戦い方は悪くなかった。遠藤に託した攻撃は不発に。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
相手の拙攻にも救われたが、後半は勝負強さを見せ、クラブ新記録の7連勝。地力の差を見せた。
【川崎|チーム採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
前半、立て続けにあったセットプレーで安定感。最終ラインからのコーチングでも貢献した。
DF
13 山根視来 5.5
前半、プレゼントパスから相手に決定機を許したのは大減点だが、その後は攻守で持ち直す。
4 ジェジエウ 6.5
危険地帯でフィジカルを活かした守りを見せる。小野に対しても仕事をさせなかったのは見事。
5 谷口彰悟 6.5
押し込まれた序盤、懸命に危険地帯で身体を張っていた。セットプレーで惜しい場面にも絡む。
2 登里享平 6
むやみに攻め上がらず、守備のバランスを保つ。それでも気の利いたパスも見せていた。
MF
25 田中 碧 6.5
家長が近くでプレーした後半、生き生きとし始める。惜しいミドルも放ち、攻撃を牽引。
8 脇坂泰斗 5.5(HT OUT)
チームの流れが良くなかったとはいえ、ロストも多く、途中交代もやむを得ない内容だった。
10 大島僚太 7(73分OUT)
欲しかった時間帯で冷静に決勝点をゲット。やはりこの男がいると攻撃の質は上がる。
FW
41 家長昭博 6(90+1分OUT)
藤春の粘りに前半は手こずるも、インサイドハーフに入ってからはリズムを作り出す。
30 旗手怜央 6(73分OUT)
シュート精度は課題で攻撃ではやや空回り気味も、献身的な動きでチーム戦術を支えていた。
11 小林 悠 5.5(85分OUT)
好調の相手CBにほぼ封じられていた。動きにも工夫なく、点取り屋としての迫力を欠く。
交代出場
MF
18 三笘 薫 6.5 (HT IN)
後半から投入されると指揮官の期待に応えるプレー。大島の決勝点をお膳立てした。
MF
6 守田英正 6(73分IN)
主導権を握っていた時間帯に投入され、強度あるプレーで中盤を支えていた。
MF
22 下田北斗 6(73分IN)
大島とは異なる持ち味で中盤を活性化。素晴らしいキックでチャンスも演出した。
FW
9 レアンドロ・ダミアン ―(85分IN)
逃げ切りの時間帯でチーム戦術に徹しながらも、相手ゴールを狙う迫力も見せた。
FW
20 宮代大聖 ―(90+1分IN)
アディショナルタイムに投入され、攻撃で見せ場はなかったが守備で献身的にプレー。
監督
鬼木 達 6.5
後半早々に切ったカードが奏功。家長のポジション変更を含めて采配で流れを変えた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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