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J1 第9節

8月8日(土) 19:00 Kick off

1 - 2

神戸

試合終了

仙台

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】神戸=サンペール(45分) 仙台=飯尾(84分)<br />
【退場】神戸=なし 仙台=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】蜂須賀孝治(仙台)


[J1リーグ9節]神戸1-2仙台/8月8日/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 6
仙台より13本も多い22本のシュートを放ちながらわずか1得点。多くの決定機を作り、86分の藤本のゴールで完全に流れは来たが…。もう少し早い時間に得点が欲しかった。

【神戸|採点・寸評】
GK
18 飯倉大樹 6
22分のオウンゴールは事故的な失点。赤﨑の決勝点も飯倉を責めるのは酷だが、結果的に2失点を喫した。守護神としての責任は問われる。

DF
22 西 大伍 6(81分 OUT)
小川とのコンビで何度も右サイドを崩した。38分のドウグラスへの絶妙なクロスも実らず。個人としては及第点の出来だった。

33 ダンクレー 6
西村と蜂須賀の仕掛けにやや苦戦し、22分にはオウンゴール。逆に、藤本のゴールへと繋がる小田へのフィードは評価に値する。

3 トーマス・フェルマーレン 6
長沢や真瀬に手を焼きながらも最終的にはしっかりと対応。試合終盤には惜しいジャンピングボレーで会場を沸かせた。

24 酒井高徳 6.5(81分OUT)
豊富な運動量で上下動を繰り返し、再三にわたってチャンスメイク。質の高いプレーを見せたが、得点には結びつかなかった。
 
MF
5 山口 蛍 6
カウンターへの対応や素早いボール回収などで存在感を示した。だが、赤﨑の決勝点の場面では、蜂須賀にドリブルで振り切られた。

6 セルジ・サンペール 6(69分OUT)
前半は3バックの中央、後半はアンカーでプレー。長短の多彩なパスでゲームを組み立てたが、攻撃枚数を増やすために小田と交代。

8 アンドレス・イニエスタ 6.5
前半は浜崎、後半は椎橋の厳しい守備に遭いながらも、酒井や西、小川らへの絶妙なスルーパスを連発。高いクオリティを示した。


FW
13 小川慶治朗 5.5
90分間を通して攻守ともに貢献度は高かった。だが、50分、63分のビッグチャンスを逃した点で、強いて最低点に。

49 ドウグラス 6(81分OUT)
35分過ぎのミドルや38分のヘディングなど、今季最多のシュート6本と積極的に攻めた。だが1点が遠かった。

27 郷家友太 6
26分には小川からのクロスに頭で合わせるなど、持ち味のオフェンス力を発揮。後半に消える時間があったのは残念だ。
 
交代出場
FW
41 小田裕太郎 6.5(69分IN)
サンペールと交代し、シャドーへ。迫力あるドリブルや裏への鋭い抜け出しなど存分に持ち味を発揮。藤本の得点をアシストした。

FW
9 藤本憲明 6.5(81分IN)
ドウグラスと交代で入り、そのままトップへ。限られた時間のなかでゴールを決めるあたりはさすがストライカーだ。出場15分未満も評点を付けるべき活躍。

DF
44 藤谷 壮 ―(81分IN)
西と交代。アディショナルタイムにはスピードに乗ったドリブルで攻め込むシーンもあったが、出場タイムが少ないため評価はなし。

DF
19 初瀬 亮 ―(81分IN)
酒井と代わってピッチへ。イニエスタとのパス交換で左サイドをえぐるなど“らしさ”は見せた。だが試合勘を戻すまでには至らず、評価はなし。

監督
トルステン・フィンク 6
サンペールをCBで起用するなど戦略家の顔を見せた。小田、藤本の投入で流れを呼び込むなど采配も的中。それだけに敗戦が悔やまれる。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
仙台 7
DF4枚とボランチ2枚のハードワークを軸に堅守が光った。そのなかで蜂須賀が2ゴールに絡む活躍。アウェーでの理想的な勝ち方だった。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5
藤本に得点を許したものの、神戸に22本も打たれて1失点は立派。とくに88分の小田の決定機を阻止したプレーはMOM級の価値。

DF
36 柳 貴博 6(82分OUT)
酒井との激しいマッチアップを繰り広げ、ビッグチャンスを作らせなかった。もう少し攻撃参加があれば、言うことなしだった。

16 吉野恭平 6
ドウグラスにシュート6本を許したが最終的には無失点。身体を張った守備もさることながら、利き足で打たせないなどクレバーさも光った。

13 平岡康裕 6(HT OUT)
吉野とともに、ドウグラスや小川の猛攻を凌いだ。アクシデントかプランかは不明だが、ハーフタイムで交代した。

MAN OF THE MATCH
4 蜂須賀孝治 7
木山監督が「いつも、いい」と評す蜂須賀。今節は鋭い突破からのクロスでオウンゴールを誘発させ、赤﨑の決勝点をアシスト。文句なしのMOMだ。
 
MF
45 真瀬拓海 6.5
阪南大在学中と若いが、酒井やフェルマーレンに臆せずプレー。17分には酒井からボールを奪い、関口の決定機も演出した。

26 浜崎拓磨 6.5
しっかりと守備をしながら、絶妙のタイミングで攻撃参加。6分には右足アウトサイドにひっかけた惜しいシュートもあった。

5 椎橋慧也 6.5
厳しいマークでイニエスタのプレーを制限した印象。66分にはサンペールからイニエスタへのパスをカットし、カウンターへ繋げた。
 
FW
15 西村拓真 6
1点目のオウンゴールは西村のボール奪取が起点。58分にはカウンターからフリーでシュートを放つも決めきれず。

7 関口訓充 6.5(88分OUT)
トップ下でリズム良くボールを回しながら攻撃をクリエイト。自らも2本のシュート放ち、51分のシュートはポスト直撃と惜しかった。

20 長沢 駿 6(71分OUT)
前線のプレスや足技を生かしたポストプレーで、仙台の攻撃にアクセントをもたらした点は高評価。ただシュート1本はさすがに寂しい。
 
交代出場
DF
39 金 正也 6(HT IN)
平岡と交代し、センターバックへ。途中出場の難しさを感じさせない守備で、ドウグラスに決定的な仕事をさせなかった。

FW
11 赤﨑秀平 6.5(71分IN)
長沢に代わりそのまま1トップでプレー。交代早々にヘディングで値千金のゴールを決めた。蜂須賀、スウォビィクに匹敵する活躍。

MF
3 飯尾竜太朗 ―(82分IN)
柳との交代。神戸のアカデミー育ちで気持ちが入り過ぎたのか、投入後すぐにイエローカードも。出場8分と短いため評価はなし。

MF
37 中原彰吾 ―(88分IN)
関口と代わって途中出場。1点リードを維持する役割を担い、なんとか乗り切った。だが、出場時間が少ないため評価はなし。

監督
木山隆之 7
22本のシュートを浴びながら、結果的に1失点。DF陣のリトリートやスライドも速く、統率された守備に監督の手腕を感じた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)

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