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J1 第10節

8月15日(土) 18:30 Kick off

1 - 0

大分

試合終了

横浜FM

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】大分=香川(90+4分) 横浜=なし<br />
【退場】大分=なし 横浜=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】ムン・キョンゴン(大分)


[J1リーグ10節]大分1-0横浜/8月15日(土)/昭和電工ドーム

【チーム採点・寸評】
大分トリニータ 6.5
狙いは明確だった。横浜のハイライン・ハイプレスに対し、サイドで起点を作り、背後のスペースを狙った。幅と奥行きを存分に使い、守備では最後の場面で身体を張り、5連敗のトンネルを抜けた。

【大分|採点・寸評】
GK
1 ムン・キョンゴン  6.5
ビルドアップに積極的に参加し、ハイボールに対しては高さを存分に生かした。アディショナルタイムにはファインセーブで完封勝利に貢献した。

DF
2 香川勇気 6
42分に三平へピンポイントのクロスを合わせるなど、何度も精度の高いクロスを繰り出す。左サイドで主導権を握った。

3 三竿雄斗 6.5
40分の横浜の波状攻撃に対し、身体を投げ出しシュートストップ。決勝点の起点となるロングフィードは見事だった。

5 鈴木義宜 6.5
守備では大きな破綻はなく、集中力を切らすことなく秀逸なカバーリングを見せた。攻撃につながるパスも精度が高かった。

29 岩田智輝 5.5
無駄走りになることもあったが果敢にオーバーラップを見せた。終盤の危ない場面では、仲間に助けられた部分があった。
 
MF
4 島川俊郎 6(78分OUT)
豊富な運動量でバイタルエリアを閉じて、シンプルにパスをつなぎ中盤の底からリズムを作った。

11 田中達也 6(78分OUT)
決勝ゴールは高澤のパスに合わせるだけだったが、自陣からスピードを緩めず一気に駆け上がったからこそ生まれた。

40 長谷川雄志 6
これまで少なかったサイドチェンジを有効に使った。島川が交代してからは上手くバランスを取った。
 
FW
19 伊佐耕平 5.5(78分OUT)
前線からハードワークに徹した。攻撃においては45分、58分の決定機は枠外。両チーム最多の4本のシュートを放つが得点はゼロ。

27 三平和司 5.5(79分OUT)
42分の香川からのクロスを頭で合わせるが、ビッグチャンスを逸した。パスを引き出す動きは巧妙だったものの70分に交代。

31 髙澤優也 6.5(75分OUT)
サイドに流れ好機を作った。冷静な切り返しでチアゴを振り切り、決勝ゴールのアシストは0.7点分の価値あり。
 
交代出場
FW
33 藤本一輝 6(70分IN)
持ち味のスピードとドリブルを発揮。76分はカウンターから初ゴールを狙ったがポストに阻まれた。

MF
14 小塚和季 5.5(75分IN)
イケイケな選手が多かった終盤は間を作り、アクセントとなった。欲を言えば、もっとボールに触れてほしかった。

DF
49 羽田健人 6(78分IN)
本職はD Fだが島川との交代でボランチのポジションに入り、中盤の守備の強度を保った。

MF
47 井上健太 6(78分IN)
終盤からの登場となったがフルスロットルでピッチ駆け抜け、全力プレーでチームを活性化した。

FW
16 渡 大生 5.5(78分IN)
交代早々にカウンターから2度の決定的チャンスがあったが、シュートを打てずに終わった。

監督
片野坂知宏 6.5
横浜対策がハマり、5連敗中のチームを見事に立て直した。5枚のカードを使い切り、次節への主力の負担を軽減したのも見逃せない。
 
【チーム採点・寸評】
横浜F・マリノス 5.5
相手に徹底的に研究され、上回ることができなかった。ハイプレスがハマらず、サイドチェンジで揺さぶられ、「(今季)一番良くない試合だった」とポステコグルー監督の怒りは収まらなかった。

【横浜|採点・寸評】
GK
1 朴 一圭 6
ハイラインで広大に空いたスペースを畠中、チアゴとともに埋めた。カウンターから失点したが、好セーブで最小失点に抑えた。

DF
25 小池龍太 5.5
サイドの攻防で劣勢を強いられ、攻撃参加は少なかっただけに40分のペナルティエリア内でのシュートは決めたかった。

13 チアゴ・マルチネス 6
負傷から復帰。フィジカルの強さとスピードは健在。失点の場面だが、この試合で唯一切り返しに反応できなかった。

44 畠中槙之輔 6
2バックになることも多かったが、微塵も不安を感じさせなかった。コンビを組むチアゴとも良い連係を見せた。

5 ティーラトン 5.5
前半は高い位置に張り出し、中央に入りゲームメイクする場面もあった。後半は見せ場がなかった。
MF
6 扇原貴宏 6(63分OUT)
31分に前田へシャレた浮き球を通して決定機を作る。喜田との関係性もよく最終ラインからパスを引き出し、起点となることができた。

8 喜田拓也 5.5
扇原と柔軟に前後のポジションを変えて攻守でメリハリをつけた。後半はセカンドボールの回収に追われた。

9 マルコス・ジュニオール 5.5(74分OUT)
自由に動き回り顔を出したが、味方とのパスのタイミング合わず、シュートも味方同士でぶつかる場面もあった。
 
FW
17 エリキ 5.5(63分OUT)
自身のシュートこそなかったがギャップでボールを受け、フリックで攻撃のテンポを上げた。

45 オナイウ阿道 5(74分OUT)
古巣相手に力んだのか2本のシュートは枠を捉えることができなかった。鈴木とのマッチアップでも劣勢だった。

41 前田大然 5(63分OUT)
新加入後のデビュー戦。2か月試合から遠ざかり、試合勘は明らかに戻っておらず本調子ではなかった。
 
交代出場
MF
7 大津祐樹 5.5(63分IN)
ボールを受けに下がったり、攻撃の起点となろうとしたが、効果的なプレーは少なかった。

MF
26 渡辺皓太 5.5(63分IN)
追いかける展開のなかピッチに登場。中盤を走り回り、扇原とは異なる特徴を出した。

FW
43 松田詠太郎 5.5(63分IN)
サイドの仕掛けでチャンスを演出する場面も。1点を追う展開で自分の役割を理解し、実践できた。

FW
18 水沼宏太 6(74分IN)
アディショナルタイムの決定機を逃したが、その前のプレーでは自陣のゴール前まで戻り、決定機を阻止した。

FW
37 ジュニオール・サントス 6(74分IN)
マリノスデビューは74分からの途中出場だったが、2本のシュートを放ち、今後への期待感を漂わせた。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5.5
シャドーを中央に絞らせ、裏のスペースを狙ったことで攻撃が停滞。結果論だがサイドで張った方が相手にとっては脅威だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 

取材・文●柚野真也(フリーライター)

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