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J1 第10節

8月15日(土) 19:00 Kick off

1 - 0

浦和

試合終了

広島

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】浦和=宇賀神(43分)、槙野(70分) 広島=川辺(39分)<br />
【退場】浦和=なし 広島=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)


[J1第10節]浦和1-0広島/8月15日/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 6
終始受け身に回り、シュート数はわずか3本にとどまる。開始早々にPKで得た虎の子の1点を守り切り、勝点3を獲得した点だけは評価できる。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 8
17分、21分、48分、51分とビッグセーブを連発する圧倒的なパフォーマンスでチームを勝利に導いた。文句なしのマン・オブ・ザ・マッチだ。4節の鹿島戦ぶりとなるホームでの完封勝利に笑顔が弾けた。

DF
3 宇賀神友弥 5.5(89分OUT)
レギュラーの山中よりも攻撃の迫力はなかったものの守備の安定に一役買った。ただし、時折簡単に背後のスペースを突かれていたのは反省材料。

5 槙野智章 6.5
終始声を張り上げ、90分間最終ラインを統率し続けた。終始押し込まれる展開でも守備の集中力が途切れなかったのは、このCBがいたからだろう。

20 トーマス・デン 6.5
槙野とともにゴール前に堅牢なブロックを築いた。特に空中戦ではクロスを撥ね返し続け、頼れる存在だった。

27 橋岡大樹 6
侵入してくる相手のアタッカーに、関根とうまく連係を取りながら対応。サイドを崩されるシーンは少なかった。
 
MF
8 エヴェルトン 6
単に運動量豊富に働いただけでなく、危険なエリアに素早く位置取っていたのは素晴らしい。インターセプトはそれほど多くはないものの、中央のパスコースを遮断していた。

29 柴戸 海 5.5
両チームトップの走行距離(10.901キロメートル)と無尽蔵のスタミナが光る。ただ攻撃では前線へのパスが通らず、“中継役”としては物足りない。

24 汰木康也 6(74分OUT)
サイドを突破する場面は限られたものの、開始4分でPK獲得という決定的な仕事を果たしてみせる。小さくない働きだった。

41 関根貴大 6
ボールを持っても効果的なドリブルを仕掛けるシーンは少なく、攻撃面では迫力を欠く。ただ賢明に走って守備で貢献した点は評価したい。
 
FW
9 武藤雄樹 5.5(63分OUT)
1.5列目を精力的に動き回りパスを引き出そうとするも、なかなかボールが出て来ず。いざパスを受けてもボールロストが目立った。

45 レオナルド 6.5(63分OUT)
シュートシーンは多くは巡って来なかったが、スルーパスで汰木の突破を演出し、PKをきっちりと決めて先制ゴールをゲット。プレッシングでも奮闘した。
 
交代出場
MF
39 武富孝介 5(63分IN)
2トップの一角に入ったがボールを受けるシーンは多くなかった。存在感は薄く、貢献度は小さかった。

FW
14 杉本健勇 5.5(63分IN)
懐の深いポストワークでタメを作った。ただカウンターで抜け出た時には消極的な姿勢が目についた。

DF
31 岩波拓也 6(74分IN)
守備固めのために投入されると、役割をまっとう。無事にゲームを終了させ、クリーンシートに貢献した。

MF
16 青木拓矢 ―(89分IN)
終盤に起用されたため、これといった見せ場はないままタイムアップの笛を聞いた。

監督
大槻 毅 6
74分にはサイドハーフの汰木に変えてCBの岩波を入れて5バックに変更し、逃げ切りに成功。割り切った采配が結果につながった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
試合を通じて攻め続けたものの、相手GKの好セーブに阻まれた。またなにより、あっさりと先制点を取られたのは痛恨だった。

【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 5.5
ピンチは少なくほとんど見せ場はなかった。だからこそPKでの失点が悔やまれる。「PKを止めていれば勝点をもたらせた」と試合後に反省。

DF
2 野上結貴 6
高めにポジショニングを取り、攻撃に積極的に関与。効果的な縦パスでサイドアタックの起点になった。

19 佐々木翔 6
相手が完全に引いているなら、もっとリスクをとって攻め上がりたかった。それでもビルドアップは安定していた。

23 荒木隼人 6.5
最後まで集中を切らさず、相手のカウンターに備えた点を評価。前半終了間際のFKではヘディングでゴールを狙った。
 
MF
6 青山敏弘 6(70分OUT)
クリアボールやこぼれ球を素早く広い左右に展開し、二次攻撃の起点に。目立たないながらもチームを支えていた。

8 川辺 駿 6
結局強固な守備を打ち破れなかったものの、2列目から果敢にペナルティエリアに潜り込み相手のディフェンス陣を困惑させようと試みた。

18 柏 好文 5(64分OUT)
ボールロストは少なかったものの、関根と橋岡の固いブロックを崩し切れず。いつもの切れ味鋭いドリブルは鳴りを潜め、決定的な仕事はできなかった。

44 ハイネル 5.5(57分OUT)
開始早々に相手をペナルティエリア内で倒し、手痛いPK献上。51分の渾身のヘディングも相手のGKにストップされ、挽回ならず。
 
MF
10 森島 司 6
巧みなテクニックで攻撃を操る司令塔の存在感は大きかった。56分のミドルシュートを決め入ればヒーローになれたはず。

29 浅野雄也 4.5(57分OUT)
曖昧なポジショニングと無難なプレーに終始し、ほとんど脅威になれなかった。シュートチャンスも0本だった。

FW
39 レアンドロ・ペレイラ 5.5(74分OUT)
アクロバティックでパワフルなフィニッシュワークや鋭い抜け出しでゴールに迫ったものの、西川のスーパーセーブに阻まれ無得点に。
 
交代出場
MF
24 東 俊希 5.5(57分IN)
投入直後はエネルギッシュな動きで攻撃を活性化するも、徐々にトーンダウン。67分のヘディングが枠を捉えていれば波に乗れたかもしれないが……。

MF
25 茶島雄介 6.5(57分IN)
ボールを持てばスピード感溢れるドリブルで右サイドを駆け上がりチャンスメイク。67分のクロスは高精度だった。

MF
50 藤井智也 5(64分IN)
サイドを突破してチャンスを作ったのは1度のみ。関根と橋岡の2枚のブロックに手を焼いた。

MF
7 野津田岳人 5(74分IN)
シュートを積極的に打つ姿勢は悪くないが、いかんせん精度に欠けた。力み過ぎて空回りしていた印象だった。

FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5(74分IN)
相手のゴール前で何度も動き直してクロスを待ったが、決定的なシュートチャンスは得られなかった。起用に応えられず。

監督
城福 浩 5.5
後半の早い時間帯から次々に攻撃的なカードを切ってゴールを狙ったが、いずれも決定打にはならず。内容は悪くなかっただけに、試合後には悔しい表情を見せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 

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