見どころ・戦評
[J1リーグ13節]広島3-3FC東京/8月19日(水)/Eスタ
【チーム採点・寸評】
広島 6
カウンターを食らって失点が重なったところは反省が必要だが、最後まであきらめずに攻め続け、強引にでもこじ開けて勝点1をつかみ取る。
【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 5.5
3失点のどれも責められる形の失点ではなかったが、先制した後はチームとしてもっと注意深く進めたかった。
DF
2 野上結貴 5.5
茶島との関係は良く、先制点も二人の良い連係から奪った。失点は相手の推進力を止められなかった。
23 荒木隼人 5.5
ペナルティエリア内に走り込んできたアタッカーを捕まえきれずに失点も、ヘディングで今季初得点をゲット。
19 佐々木翔 5.5
長い距離を走って攻め上がり、スプリントして戻る。最後まであきらめない姿勢を示した。
MF
25 茶島雄介 6(71分OUT)
冷静に野上に落として先制点を演出。周囲とうまく連係して相手を苦しめていた。
8 川辺 駿 6.5
最後にこぼれ球を押し込んで大仕事。何度もエリア内に入り込んでチームに勝点をもたらした。
6 青山敏弘 5.5(51分OUT)
縦に速いFC東京の攻撃を制御できなかった。前半は反省点のとても多い展開になった。
18 柏 好文 6
左サイドに張るだけではなくポジションを崩しながら攻める。常にアクションを起こした。
MF
29 浅野雄也 6(51分OUT)
前半から精力的にプレー。ドリブルは効いていたが、攻守に不用意なプレーもあった。
10 森島 司 6(82分OUT)
チャンスメイクの質は高いが、ボックス内での脅威には欠けた。追い掛ける展開になってからは、やや雑になったところも。
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5.5(71分OUT)
ゴール前で存在感を示せなかった。味方からのクロスの質の問題もあったが、力強さに欠けていた。
交代出場
FW
39 レアンドロ・ペレイラ 6.5(51分IN)
強引なシュートがアディショナルタイムの同点弾につながる。切り札として起用に応えた。
MF
44 ハイネル 6(51分IN)
ボランチとシャドーでプレー。雑なプレーもあるが、ボールを前に運んでいく意志を示した。
MF
25 東 峻希 6(71分IN)
シュートが柏に当たってゴールインしたがオフサイド。ゴールに近づいているが、1点が遠い。
MF
50 藤井智也 5.5(71分IN)
最初は右に入って途中から左に回るも、スペースがなく違いを生み出すことはできなかった。
MF
30 柴﨑晃誠 ―(82分IN)
なかなか厚みのある攻撃を仕掛けられなかったが、広がった中盤のスペースを埋めていた。
監督
城福 浩 6
力づくであっても追い付けたことは収穫。しかし、先制しながら難しい試合にした点は課題。
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
先制されてもすぐに反発して前半をリードして終えたが、後半にもう1点を取れなかったことが響いて勝点1を分け合うことになった。
【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 5.5
最後の失点も含めて責められないが、セットプレーからのピンチが多かった点はすぐに改善したい。
DF
37 中村帆高 5.5
柏とのマッチアップも中盤の力を借りながら奮闘。後半は長い距離を走って相手を苦しめていた。
4 渡辺 剛 5.5
ゴールライン上でクリアしてチームを救う場面も。後半はよく集中して守れていたが。
3 森重真人 5.5
我慢し切れなかった。らしくない終わり方になったが、前半はらしい戦いぶりだった。
6 小川諒也 5.5
前半は後手に回る場面もあったが後半は粘り強く守る。攻撃に出る回数は多く作れず。
MF
45 アルトゥール・シルバ 6
ディフェンスラインまで下がることも多かったが、足を動かしてチームを支える。阿部のゴールもアシスト。
8 髙萩洋次郎 6
シュートブロックしたボールが川辺の元へ転がって同点。不運な結末だったが、試合自体は悲観するものではなかった。
31 安部柊斗 6(86分OUT)
機動力で青山を振り切ってエリア内に侵入してJ初ゴール。前後半を通して献身的に戦っていた。
FW
11 永井謙佑 6(HT OUT)
守備がハマらずなかなか圧力をかけられなかったが、スピードで広島の守備陣に脅威を与えていた。
9 ディエゴ・オリヴェイラ 6.5(61分OUT)
狭いスペースでもキープする力はさすが。交代するまで広島にとって危険な存在であり続けた。
MAN OF THE MATCH
20 レアンドロ 7(78分OUT)
FKは美技だった。周りと連係しながらタイミングよくペナルティボックスに入ってゴールを狙った。
交代出場
MF
28 内田宅哉 5.5(HT IN)
右サイドでハードワーク。プレスバックを怠らなかったが、もっとチャンスに絡みたかった。
FW
15 アダイウトン 5.5(61分IN)
スペースは十分にあったが、シュートに持ち込めず広島にとどめを刺せなかった。
DF
32 ジョアン・オマリ ―(78分IN)
ディフェンスラインに入って跳ね返す役割。バタバタすることなくしっかりと務めていたが。
MF
7 三田啓貴 ―(86分IN)
試合終盤は落ち着いて進められていた。最後までボールキープして終わらせたかった。
監督
長谷川健太 6
守り切れなかったところは改善点。セットプレーも見直すべきだが、ブラジル人FWのコンビは磨きがかかってきた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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