dmenuスポーツ

J1 第12節

8月23日(日) 19:00 Kick off

0 - 0

大分

試合終了

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】大分=知念(83分) 柏=ヒシャルジソン(60分)、高橋祐(90分)<br />
【退場】大分=なし 柏=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】長谷川雄志(大分)


[J1リーグ12節] 大分0-0柏/8月23日/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 6
決定機の数では上回ったが決定力に欠けた。ただ、その過程は素晴らしく、サイドに振って揺さぶり、左右の両方から攻略。前のめりにならず、重心をしたに下げずバランスが良かった。



【大分|採点・寸評】 
GK
1 ムン・キョンゴン  6
39分に仲間のシュートをファインセーブしたほか、10本のシュートを浴びながら無失点に抑えた。

DF
2 香川勇気 6.5
左サイドから良質のクロスで決定機を再三作った。ターゲットとはわずかに合わなかったが、相手の右サイドを自陣に釘付けにした。

3 三竿雄斗 6(89分OUT)
同サイドの香川を押し出すためにフォローし、守備ではペナルティエリア内で身体を張ってシュート阻止した。

5 鈴木義宜 6
オルンガに対し前半はシュート0本に抑え込む。後半も決定機を作らせず、連続ゴールを7試合でストップした立役者だ。

29 岩田智輝 6
豊富な運動量で惜しみなく上下動し、仲間や細谷のドリブル突破に対しては、身体を入れてコースを切る守備力の高さを示した。
 
MF
4 島川俊郎 6
セカンドボールの回収率は高く、タッチ数を極力抑え、長谷川にシンプルにボールを捌き、攻撃を支えた。

7 松本 怜 5.5
バランスを保ち、岩田の攻撃参加を促す。逆サイドに流れたクロスに対して再度折り返してチャンスを作った。

MAN OF THE MATCH
40 長谷川雄志 6.5(89分OUT)
ボールに触れる回数が多く、長短のパスと効果的なサイドチェンジで攻撃を組み立てた。この試合でひと皮むけた感がある。
 
FW
16 渡 大生 5.5(64分OUT)
53分に伊佐とのワンツーで抜け出し、出し手として決定機を演出、61分のクロスは受け手となったが、どちらもわずかにタイミングがズレた。

19 伊佐耕平 5.5(64分OUT)
クロスのこぼれ球を押し込んだ35分のプレーはオフサイドと判定。ミスジャッジに泣いた。

31 髙澤優也 5(HT OUT)
32分、36分に決定機があった。どちららも決めきれず、前半での交代となった。
 
交代出場
FW
27 三平和司 5.5(HT IN)
ギャップでパスを受け、前線の潤滑油となった。守備でも前線からのチェイスでパスコースを限定した。

FW
9 知念 慶  5.5 (64分IN)
前線で体の強さを発揮して、ポストワーカーに徹しながらシュート2本を放つ。アディショナルタイムに決定機の起点となった。

FW
33 藤本一輝 5.5(64分IN)
ボールを受けるとドリブルで仕掛ける積極性を見せた。アディショナルタイムの決定機でゴール前に飛び込んだが半歩足りなかった。

DF
41 刀根亮輔 ― (89分IN)
オープンな展開となった終盤に投入され、最終ラインで強固なブロックを作り無失点で試合を終わらせた。

DF
49 羽田健人 ― (89分IN)
得点を与えないミッションは完遂。不用意にスペースを開けず、中盤の守備強度を保った。

監督
片野坂知宏 6
攻撃時の時ほどリスク管理を徹底させ、攻守の切り替え、守備意識の高さを擦り込んだ。交代枠を使い切り、最後まで勝点3を狙った。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
アウェー2連戦で疲労が濃く、身体が重かった。前半はとくにオルンガ頼みの攻撃で単調になったが、後半は2列目がポジションチェンジを繰り返し、リズムが出た。



【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6
危ない場面はあったが中央を固めて水際で防いだ。相手の決定力が乏しかったこともあるがスコアレスに貢献した。

DF
6 高橋峻希 5.5(77分OUT)
大分のサイド攻撃に手を焼いた。守備の時間が多く、攻め上がる回数は限られていた。

3 高橋祐治 6
相手のサイド攻撃に対し、中央をしっかり固めた。深い位置からクサビのパスを狙う積極性もあった。

4 古賀太陽 6
大きく左右に振られる場面は多かったが、高橋祐とともに中央を固め、ハードなチャージで跳ね返した。

20 三丸 拡 5.5
機を見て攻め上がるも効果的な攻撃を展開できなかった。守備では目立ったミスはなく落ち度はなかった。
 
MF
8 ヒシャルジソン 5.5(63分OUT)
大谷との攻守のバランスは申し分なく、絶妙なポジショニングでスペースを消すも、高湿度により後半はガス欠で交代。

7 大谷秀和 6
中盤でバランスを取るだけでなく、タイミングを見計らい前線に絡む。31分の仲間へのパスは絶妙だった。

10 江坂 任 6
オルンガの周辺を動き回りホットラインを形成したが、大分の守備ブロックを崩すまでではなかった。

33 仲間隼斗 5.5(77分OUT)
再三にわたりシュートチャンスはあったが、ことごとく相手DFのブロックで阻止された。32分の大谷からの浮き球は決めたかった。
 
FW
22 マテウス・サヴィオ 5.5(63分OUT)
トップ下に配置されながら左サイドで起点を作りチャンスメイク。九州独特の蒸し暑さで後半は運動量が激減し交代。

14 オルンガ 5.5
8試合連続得点が期待されたが厳しいマークに遭った。得点が期待できそうなパスもなく、不完全燃焼に終わった。
 
交代出場
MF
28 戸嶋祥郎 5.5(63分IN)
M・サヴィオと交代したがボランチに入り、シンプルだが効果的に1.5列目の3人にパスを供給した。

MF
27 三原雅俊  5.5(63分IN)
江坂とポジションチェンジしながらトップ下に入ることが多かったが、決定的なパスは出なかった。

DF
13 北爪健吾 ―(77分IN)
失点しないことが大前提だったが、期待された攻撃参加は少なく、見せ場はなかった。

FW
35 細谷真大 ―(77分IN)
オープンな展開となり前線に入って起点を作り、終盤の猛攻を喚起したかったがシュートはゼロに終わった。

監督
ネルシーニョ 5.5
自陣でブロックを築き、コンパクトな大分の守備をサイドから攻略しようとしたが、スペースが見つけられず効果的な攻撃ができなかった。交代で打開を図ったが思いのほか選手の消耗が激しかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●柚野真也(フリーライター)
 

SOCCER DIGEST WEB

競技一覧

アプリアイコン

Jリーグ各クラブの最新情報はアプリで!

外観

競技一覧 速報中
トップへ戻る