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J1 第13節

8月29日(土) 19:00 Kick off

0 - 0

札幌

試合終了

名古屋

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】札幌=キム・ミンテ(65分)、宮澤(77分) 名古屋=なし<br />
【退場】札幌=なし 名古屋=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】ランゲラック(名古屋)


[J1リーグ13節]札幌0-0名古屋/8月29日/札幌ドーム

【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
結果的に無得点に終わり6戦未勝利となってしまったが、前がかりになりすぎず、引きすぎることもなかった。好調なチームを相手に押される場面はありながらも、最後まで粘り強く戦い、勝利にあと一歩まで近づいたのは非常に良かったと評せる。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6
この日は連係面でもつたない場面があり、キックも不安定な時間帯があった。速いクロスに対しても良い対応はできなかったが、最終的に無失点でしのげたのは良かった。

DF
20 キム・ミンテ 6
配球のところではなかなかうまく貢献できなかったが、個人への対応という部分については持ち前の能力を見せた。

32 田中駿汰 6
この試合では右CBとしてプレー。ボールの扱いでは良さを見せたが、対人守備のところでは後手を踏んでいた。

5 福森晃斗 5.5
ハイボールの目測を誤ったり、相手のファーストタッチで簡単に置き去りにされたりもしたが、失点は許さなかった。
 
MF
7 ルーカス・フェルナンデス 6.5
最後のPKは失敗してしまったが、右サイドからのドリブル突破はプレーの引き出しが多く、チームへの貢献度は高かった。

10 宮澤裕樹 6.5
跳ね返すところ、トラップをするところの判断が秀逸。広大なエリアをカバーする役割を担い、しっかりとタスクをこなしていた。

27 荒野拓馬 6(81分OUT)
ボールサイドに常に顔を出し、活力を与えていた。ただし、ボール保持をしてからは判断の遅さや技術的なミスが出た。

4 菅 大輝 6.5(90+7分OUT)
前線に出ていくプレーもさることながら、帰陣の際の素早さが素晴らしかった。惜しい場面も演出した。
 
MF
14 駒井善成 6(63分OUT)
全体のバランスを見ながらのパスの出し、受けの判断が安定しており、チーム全体を落ち着かせていた。

18 チャナティップ 6.5(90+7分OUT)
中盤でフリーでボールを受け、前方へと切れ込んでいくプレーは威力満点。相手はギリギリのプレーで対応するしかなかった。

FW
11 アンデルソン・ロペス 6(81分OUT)
今季リーグ初先発。0トップ布陣からこの選手の1トップに切り替わったが、献身的な守備をするなどコンセプトはしっかり遂行した。
 
交代出場
FW
48 ジェイ 6(63分IN)
相手の好守もあって好機を多く演出したわけではないが、前線で身体を張り、攻撃に厚みをつけていた。

MF
31 高嶺朋樹 ―(81分IN)
ハードなフィジカルコンタクトでセカンドボールや相手ボールにアプローチ。献身的なディフェンスは素晴らしかった。

FW
33 ドウグラス・オリヴェイラ ―(81分IN)
相手の堅守を完全に崩した決定機を外してしまったのは残念だ。

MF
30 金子拓郎 ―(90+7分IN)
プレー時間はほとんどなく、タイムアップの笛を聞いた。

DF
3 進藤亮佑 ―(90+7分IN)
プレー時間はほぼなく、出場直後に試合が終わった。

監督
ペトロヴィッチ 6
6戦未勝利となってしまったが、直近試合から時間がないなかでA・ロペスの抜擢やコンディショニングなど、悪くないマネジメントを見せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
勝点1を分け合う結果だったものの、13位と調子が上がらない相手に対し、拮抗した展開のなかで無得点に終わったのは課題と言える。戦力と好調なチーム状態を考えれば、しっかり勝点3を積み上げたい試合だった。

【名古屋|採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
1 ランゲラック 7
試合全体を通してゴールをしっかりと死守。終了間際の相手のPKもファインセーブではじき返し、敵地での勝点獲得の立役者となった。

DF
34 オ・ジェソク 5.5
加入後初先発。連戦のなかで選手層に厚みをつける形となったが、この試合のパフォーマンスとしては不十分だろう。

4 中谷進之介 6.5
最後まで正しいポジションを取り続けて相手のクロスを跳ね返した。身体を張ってシュートを跳ね返すなど堅守を構築した。

3 丸山祐市 6.5
自陣ゴール前で混戦になったシーンでも、慌てることなくその後の予測をし、着実にボールをゴールから遠ざけていた。

23 吉田 豊 5.5
L・フェルナンデスを警戒したこともあってか、この日はなかなか敵陣に切れ込むことができなかった。
 
MF
15 稲垣 祥 6.5
豊富な運動量はもちろんのこと、その運動量の質も高かった。ハイスピードでボールにアプローチし、攻守を結び付けた。

10 ガブリエル・シャビエル 5(56分OUT)
カウンターの起点となる場面は何度もあったが、そこから決定的な配球、持ち運びができず。後半途中で退いた。

8 ジョアン・シミッチ 6.5
得意の左足で正確性の高いプレーを見せていただけでなく、強度の高いプレーも見せて中盤で常に優位性を保っていた。
 
FW
25 前田直輝 5(81分OUT)
いい形でパスを受けることができず、シンプルなボール捌きに終始。スピードアップをすることができず。

44 金崎夢生 6
決定機などに絡む回数は決して多くはなかったが、高い位置に居残りながら駆け引きをし、その存在感だけで相手を脅かしていたのはさすが。

16 マテウス 6.5
フィニッシュの精度が物足りなかったが、巧みなボールコントロールと緩急をつけたドリブルで相手を手玉にとっていた。
 
交代出場
FW
27 相馬勇紀 6(56分IN)
左サイドに配置され、トランジッションの際などにそのスピードで存在感を示した。しかし、得点演出までには至らなかった。

FW
17 山﨑凌吾 ―(81分IN)
高さとパワーを生かしたプレーで相手守備に重圧をかけたかったが、なかなかいい形ではボールに絡めなかった。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 5.5
拮抗した展開となり、相手にボールを持たせながらもカウンターの脅威をチラつかせる展開に持ち込んだが、得点を奪い切れず。選手交代も2枠のみ。もう一手、なにか策を弄したかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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