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J1 第15節

9月9日(水) 19:00 Kick off

2 - 1

鹿島

試合終了

仙台

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】鹿島=なし 仙台=浜崎(21分)、椎橋(90+5分)<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】小泉 慶(鹿島)


[J1第15節]鹿島2-1仙台/9月9日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
先制点を奪ったことで優位にゲームを進められた。終盤の失点は余計だったが、劣勢の時間帯でも慌てずに、自陣ゴール前でしぶとく対応。しっかりと勝ち切れる力を示した“らしい”勝点3だった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
相手の態勢、味方の位置を良く観察してキックの長短を使い分ける。先制点も自身のロングキックが起点となっていた。

DF
37 小泉 慶 7 MAN OF THE MATCH
果敢に敵陣エリア内に侵入し、エヴェラウドの得点をアシスト。機を見たオーバーラップは迫力十分で、精力的な上下動など右サイドにダイナミズムを生み出す。最後までタフに戦い、存在感を見せつけた。

39 犬飼智也 6.5
前にスペースがあれば迅速に持ち運ぶ。43分の相手のカウンターを阻止したディフェンスは見事だった。
33 関川郁万 6.5
次の展開を読んで先回りし、ピンチを未然に防ぐ。最終ラインでのつなぎも安定感があり、ビルドアップを下支えした。

14 永戸勝也 6.5
自陣からの正確なロングフィードで上田の決勝点をお膳立て。セットプレーでも質の高いボールを供給した。

MF
6 永木亮太 6(84分OUT)
味方を素早くサポートして、パスコースを確保。スペースを埋める動きなど、随所で気の利いたプレーを披露。

20 三竿健斗 6.5
前に出すか、後ろに下げるか。その判断が的確でボールの流れをスムーズにする。効果的なワンタッチパスも。持ち前のボール奪取でも貢献。
 
MF
7 ファン・アラーノ 5.5(72分OUT)
柔軟なテクニックは見せたが、周囲と上手く連動するシーンは限られていたか。所々で正確性を欠いてしまったのは残念。

26 荒木遼太郎 6.5(72分OUT)
エヴェラウドの得点場面で、アシストした小泉を走らせた浮き球パスは秀逸。48分にはセンターライン付近から単独突破&惜しいシュート。

FW
8 土居聖真 6(62分OUT)
9分の狙いすました一撃はポストに嫌われる。3戦連発とはならなかったが、多くのチャンスに絡んでみせた。

9 エヴェラウド 6.5(62分OUT)
16分、29分のヘディングシュートは決められず。だが前半終了間際のチャンスはきっちりと“頭”で流し込んだ。
 
途中出場
MF
25 遠藤 康 6.5(62分IN)
この時間帯、この状況で最も必要なプレーは何か。それを熟知し、体現する。相手からすればやっかい、味方にとってこれほど頼りになる選手はなかなかいない。

FW
36 上田綺世 7(62分IN)
対峙するDFをかわして力強い右足シュートをねじ込む。シンプルな形だが、これぞ点取り屋というゴールで勝利に導く。永戸からのパスを受けた時のトラップも完璧だった。

MF
11 和泉竜司 6(72分IN)
74分には永木のクロスに反応し、後ろに下がりながら頭で合わせたが、シュートは惜しくもバーに嫌われてしまった。

MF
4 レオ・シルバ 6(72分IN)
要所でプレーに絡み、中盤を構成。軽やかな切り替えしで相手を翻弄するなど、高い技術を見せつける場面も。

DF
3 奈良竜樹 ―(84分IN)
犬飼と関川の両CBの間に入り、自陣ゴール前を固める。堅実なプレーでクローザー役を全うした。

監督
ザーゴ 6.5
途中出場させた上田が値千金の決勝点をゲット。終盤は5バックにして逃げ切りを図るなど手堅い采配で4連勝を達成した。
 
[J1第15節]鹿島2-1仙台/9月9日/カシマ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
ボールを握る鹿島に対し、引き気味に構えすぎた印象。2点ビハインドから1点差に詰め寄ったが、反撃もそこまで。これで5戦未勝利と苦しい状況に。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5.5
痛恨の2失点。ただ29分のエヴェラウドのヘッド、48分の荒木のミドルもファインセーブと、実力通りのパフォーマンスも示した。

DF
36 柳 貴博 5.5
簡単に相手に前を向かせず、粘り強い守備はまずまず。ただ、攻撃面では今ひとつインパクトが足りなかった。

16 吉野恭平 5.5(31分OUT)
危ない場面を招くパスミスはあったが、試合開始から動き自体は悪くなかった。前半途中に無念の負傷交代。

23 シマオ・マテ 5.5
開幕戦以来となるスタメン出場。エヴェラウドとは見応えのあるマッチアップ。ハードかつ冷静に戦ったが、失点は防げなかった。

45 真瀬拓海 5.5(71分OUT)
試合前の蜂須賀の負傷により、急きょ先発。1対1では落ち着いた対応を見せていたが、流れを変えるプレーは少なかった。
 
MF
26 浜崎拓磨 5
精力的に走り続けたが、中盤の攻防ではなかなか相手を圧倒できなかった。永戸へのラフなタックルでイエローカード。

5 椎橋慧也 5.5
守備面で奮闘を見せた一方、そこから攻撃につなげる過程で、本来の能力を発揮し切れなかった部分があった。

7 関口訓充 5.5(71分OUT)
スペースに動き出し、パスを受けて攻撃を組み立てようとしたが、奏功せず。4分のコントロールショットは敵GKに阻まれる。
 
FW
19 ジャーメイン良 5(53分OUT)
スピードを活かして攻撃を勢いづけたが、鹿島の守備網を崩すまでには至らず。献身的な守備は良かった。

15 西村拓真 5.5
両チームを通じて走行距離はトップ。だが自慢の走力をゴールに結びつけることはできなかった。35分には際どいミドルシュートを放つ。

29 アレクサンドレ・ゲデス 5(71分OUT)
前線の基準点として踏ん張りを見せ、裏を狙う動きもあったものの、相手に脅威を与えるほどではなかった。
 
途中出場
DF
39 金 正也 5(31分IN)
吉野の負傷を受け、スクランブル出場。後方からの配給が光るも、1失点目はエヴェラウドを捕まえきれず、2失点目は上田のシュートをブロックできなかった。

FW
20 長沢 駿 6(53分IN)
87分にセットプレーの流れから1得点をマーク。しかし、その前の72分のビッグチャンスは決めておきたかった。

MF
14 石原崇兆 5(71分IN)
左ウイングバックに入る。キレのある動きでサイドを活性化させようとしたが、思うような形には持ち込めなかった。

MF
37 中原彰吾 5.5(71分IN)
常に位置取りを微調整し、敵に鋭く寄せるなどミドルゾーンの守備強度を上げる働きぶり。攻撃面でもうひと工夫が欲しかった。

MF
6 兵藤慎剛 5.5(71分IN)
攻撃にも守備にも積極的に顔を出してアグレッシブにプレー。72分の決定的なヘディングシュートはバーに弾かれる。

監督
木山隆之 5
鹿島のポゼッションに対し、とりわけ前半は有効策を打ち出せなかった。後半途中から3-4-2-1に変更し1点は返すことはできたが……。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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