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J1 第15節

9月9日(水) 19:30 Kick off

2 - 2

浦和

試合終了

鳥栖

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】浦和=T・デン(5分) 鳥栖=松岡(3分)<br />
【退場】浦和=なし 鳥栖=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】樋口雄太(鳥栖)


[J1第15節]浦和2-2鳥栖/9月9日/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 5.5
前半こそコンパクトな陣形を維持していたものの、パスやトラップなど技術的なミスが多過ぎてリズムを掴めず。興梠のゴールで波に乗るチャンスはあったが、その後あっさり追加点を献上。「もったいなかったゲーム」(関根)だった。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5
見事なヘディングだった1失点目は致し方ないにしても、2失点目は正面にはじくべきではなかった。らしくないミスだった。

DF
5 槙野智章 5.5
ロングボールへの対応は素晴らしく、空中戦ではほとんど負けなし。ただSB岩武が抜かれた際のカバーリングが遅れる場面が見受けられた。

20 トーマス・デン 6
後半の途中まではクロスが入れば撥ね返し続け、相手のシュートシーンでは最後まで諦めずに足を伸ばした。2失点目の場面で反応が遅れたのが心残り。

27 橋岡大樹 5
連戦の疲労か、いつものダイナミックな動きはなく攻守に迫力を欠いた。ビルドアップでは消極的な姿が目についた。

28 岩武克弥 4.5(82分OUT)
先制点を喫したシーンで完全に背後を取られたのは痛恨だった。後半になっても攻撃に関与した積極性は評価できるが、クオリティに欠けた。
 
MF
10 柏木陽介 5.5(62分OUT)
リーグ8試合ぶりに出場すると、スペースに顔を出して攻撃にアクセントを加えた。しかし決定的な仕事は果たせないまま後半途中に途中交代。

16 青木拓矢 4.5(62分OUT)
あまりに寄せが甘過ぎたのは気になった。相手にボールを持たれていても一定のペースで追い続けるだけで、圧力をかけられなかった。

29 柴戸 海 5.5
守備での奮闘は相変わらずで、いつも以上に縦パスを繰り出し、2トップの動きを引き出したのは好印象だった。あとはクオリティの問題。

41 関根貴大 6.5
強烈なミドルシュートで興梠のゴールを実質“アシスト”。試合後は、消極的なプレーに「不甲斐なさを感じた」と反省したが、攻守にわたる貢献度は小さくなかった。
FW
30 興梠慎三 6.5(65分OUT)
中盤にパサーの柏木がいたことで、ゲームメイクの負担が軽減された。関根のシュートのこぼれ球に素早く反応し、嬉しいJ1通算150得点目をゲットした。

45 レオナルド 5.5
相手ペナルティエリア付近でのキープ力は相変わらず素晴らしいが、味方とパスが合わない場面が散見。2試合連続無得点とややペースダウン。
 
交代出場
FW
9 武藤雄樹 6.5(62分IN)
81分に決めた鮮やかなコントロールショットは「ビューティフル」のひと言。見事に途中起用に応え、チームを敗戦から救った。

MF
8 エヴェルトン 6(62分IN)
相手の後手を踏みがちだった中盤の守備に強度をもたらしたのが、このブラジル人MF。球際の強さが際立っていた。

FW
14 杉本健勇 5.5(65分IN)
ハイボールを的確に収めてターゲット役を担う。しかし、2本のシュートはいずれも不発。またもゴールはお預けに。

DF
6 山中亮輔 ―(82分IN)
最大の持ち味である左足のキックを見せつける場面は限られた。スタメン奪還のためにアピールしたかったところだが、インパクトを残せなかった。

監督
大槻 毅 5
柏木の起用でわずかに攻撃の幅が広がり前半はコンパクトな陣形を維持したが、ビルドアップの精度や中盤での寄せの甘さは最後まで修正できず。また先発で使い続けてきた橋岡やレオナルドに疲労が見られるのは看過できないポイント。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
二度のリードを奪いながらも勝ち切れなかったが、クラスター発生後に準備期間が短いなかで、若手がエネルギッシュに躍動。敵地で勝点1をゲットしたのは評価できる。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
18 高丘陽平 5.5
1失点目、2失点目のいずれもわずかにボールに触れられず。どちらかを止めていればチームに勝点3をもたらせたはずなだけに、やや悔やまれる。

DF
2 原 輝綺 5.5
敵陣を一気に切り開き、先制点につながったロングパスは実にアーティスティック。だからこそ後半にやや安定感を欠いたのが残念だった。

3 エドゥアルド 6.5
レオナルドと興梠という難敵を相手に、しぶとく立ちふさがった。時に相手の中盤まで寄せてボールをかっさらい、ピンチの芽を摘んだ。

28 森下龍矢 6.5
巧みな動き出しで相手の背後を突くと、2試合連続でアシストを記録。1対1で関根に後手を踏んだ守備面の拙さを補って余りある活躍だった。

31 大畑歩夢 5.5
中央やサイドへと行ったり来たりする柏木の動きを捕まえ切れず、やや困惑していた様子。オーバーラップも控えめだった。
 
MF
23 本田風智 6(HT OUT)
多彩な動きで相手の守備陣の裏をかき、度々チャンスに顔を出した。相手にとって小さくない脅威になっていた。

MAN OF THE MATCH
30 樋口雄太 7
プロ2年目のアタッカーは、広範囲を動き回ってパスを巧みに引き出すとアタッキングサードで違いとなった。林のゴールにつながったミドルシュートはお見事だった。

41 松岡大起 6(66分OUT)
ボールを的確なタイミングで捌き、サイドの押し上げを促した。細かなパスワークに振られることもあったが、十分に及第点は与えられる。

50 梁 勇基 5.5(56分OUT)
地味ながらもスペースを的確に埋める熟練の業が光った。ただ、いかんせん攻撃面での貢献は大きいとは言えなかった。
 
FW
7 金森健志 5.5(83分OUT)
鋭く抜け出して相手のゴールに迫ったが、シュートチャンスは1本とやや寂しい結果に。“あと一歩早ければ”というシーンが多かった。

19 チョ・ドンゴン 6.5(56分OUT)
見事なヘディングシュートで先制点を奪取。決定機は多くなかったが、ボールが入ればきっちりと仕事を果たした。
 
交代出場
MF
22 小屋松知哉 6.5(HT IN)
後半の頭から投入されると、持ち前の切れ味鋭いドリブルを利して、チームの攻撃のギアを一段階上げた。あとはフィニッシュ精度。

MF
4 原川 力 6.5(56分IN)
相手のプレスをのらりくらりとかわしながら、ゲームをコントロール。時にはエリア内に入り込み、ビッグチャンスを演出。状況を見た上手さが光った。

FW
16 林 大地 6.5(56分IN)
競り合いでは槙野に後手を踏み、なかなかボールを収められなかった。それでも、したたかにこぼれ球に駆け込み、2試合連続ゴールを奪ってみせた。

DF
15 パク・ジョンス 5.5(66分IN)
目立った見せ場はなく、無難なプレーに終始。よく言えば「そつなくこなした」が、消極的にも映った。

DF
11 豊田陽平 ―(83分IN)
中盤の深い位置まで下りて守備で貢献。ただプレー時間が短かったこともあり、攻撃では印象に残る働きはなかった。

監督
金 明輝 6
小屋松の投入で攻撃のギアを上げ、原川の投入でポゼッションを高めようという意図が明確な交代策だった。敵地で勝点1を獲得したのは及第点を与えていい。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)


 

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