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J1 第15節

9月9日(水) 19:00 Kick off

2 - 1

FC東京

試合終了

横浜FC

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】FC東京=なし 横浜FC=伊野波(61分)<br />
【退場】FC東京=なし 横浜FC=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】原 大智(FC東京)


[J1リーグ15節]FC東京2-1横浜FC/9月9日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
決して褒められる内容ではなかった。それでも、最終的に逆転勝利で勝点3を積み上げたのは大きい。昨季前半戦のような勝負強さが戻ってきたか。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
37分のスローインミスに代表されるように、らしくないプレーが目立った。ただ、チームを救うビッグセーブが複数あった点は明らかなプラス。

DF
4 渡辺 剛 6
61分に敵ゴール前で絶好機を迎えるも、その決定機をモノにできず。とはいえ、肝心の守備では身体を張って最終ラインを引き締めた。

6 小川諒也 6.5(90+1分OUT)
シンプルな放り込みで原のゴールを生む。終盤になっても集中を保ち、89分に交代するまで左サイドに落ち着きをもたらした功績は大きい。

37 中村帆高 5.5(71分OUT)
守備はまずまずも、攻撃面でのプレークオリティが不足気味。19分に三田が競り合ってこぼれたボールはせめてシュートに持ち込みたかった。

47 木村誠二 6
J1デビュー戦でいきなりフル出場。大きなミスはなく、長谷川監督もそのパフォーマンスを評価していた。
 
MF
7 三田啓貴 5.5(71分OUT)
球際で激しく競り合い、セカンドボールめがけて懸命に走る。ファイティングスピリットを見せたものの、決定的な仕事は……。

8 髙萩洋次郎 6.5
30分に見事なスルーパスで田川の同点ゴールをお膳立て。嫌な空気になりつつあった展開で大きな仕事をやってのけた。

45 アルトゥール・シルバ 6
パスが引っ掛かり気味も持ち前の運動量で髙萩や三田をサポート。最後まで走り切れるスタミナはチームの貴重な武器になっている。
 
FW
11 永井謙佑 5(HT OUT)
前線からのプレスがいまひとつハマらず、サイドからクロスを上げても跳ね返される。前半だけで交代も致し方なしか。

20 レアンドロ 5.5
リズミカルなドリブルと鋭いパスで敵守備陣にプレッシャー。崩しの局面での仕事は評価も、この日はシュートに課題を残した。

27 田川亨介 6.5(71分OUT)
髙萩のスルーパスに素早く反応して右足を一閃。迷わずシュートに持ち込んだスタンスがゴールへとつながった。ハイプレスも評価に値。
 
交代出場
FW
15 アダイウトン 5.5(46分IN)
いきなりエリア付近までボールを持ち込むなどゴールへの意欲を感じさせる。しかし結果的にはノーゴールで消化不良の印象も。

FW MAN OF THE MATCH
24 原 大智 7(71分IN)
巧みなボールトラップ、鋭いターン、思い切りのいいフィニッシュで値千金の決勝ゴール。徐々に存在感を高めており、今後の活躍も楽しみ。

MF
28 内田宅哉 5.5(71分IN)
足もとのテクニックが光るシーンもあったが、怖さが足りなかった。もっと積極果敢にゴールを狙ってもいいのではないか。

DF
22 中村拓海 6(71分IN)
80分にボール奪取からゴール前にクロスを上げるまでのアクションが印象深い。J1の試合にもだいぶ慣れてきた様子だ。

DF
5 丹羽大輝 -(90+1分IN)
クローザーとしての役割をまっとう。フォア・ザ・チームの精神を備えたベテランがいるのは心強い。

監督
長谷川健太 6.5
勝負どころで攻撃的なカードを3枚同時(原、内田、中村拓)に切った采配が見事に当たった。この勝利は監督の手腕によってもたらされたと、そんな見方もできそうだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


 
【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
先制しながらも「軽い形で2失点したのは残念」(下平監督)。接戦に持ち込んだ粘り強さはあったが、逆転負けは褒められないだろう。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 5.5
田川のプレスが気になってか、ゴールキックが味方に届かない場面も。最悪の出来ではなかったものの、2失点はやや印象が悪い。

DF
4 小林友希 5.5
失点直前に田川をフリーにしてしまった責任の一因はあるだろう。試合終盤は中盤のマークもずれたせいで、守備が雑になったか。

6 瀬古 樹 5.5(89分OUT)
前半はレアンドロの対応にやや苦戦。後半もどちらかかと言えば守備に重きを置いていたように映ったが、細かいミスが目に付いた。

19 伊野波雅彦 5.5
横に揺さぶられる局面がいくつかあり、危ないファウルも。FC東京に押し込まれた終盤はマークがずれるなど苦しい戦いを余儀なくされた。

26 袴田裕太郎 5(76分OUT)
後ろでボールを回しつつチャンスを窺うも、潰されるシーンが目に付いた。守備面でも後手を踏む場面があり、消化不良の感が強い。
 
MF
15 齋藤功佑 5.5(83分OUT)
スルーという形で先制点に絡み、48分に左足で惜しいシュートを放つなど積極性は見えた。とはいえ、攻守に渡り不安定な部分も。

28 安永玲央 6
強気にパスを要求するなど戦う姿勢をアピール。果敢にボールを奪いに行くプレーもあり、デビュー戦にしては堂々たるパフォーマンスか。

30 手塚康平 6
15分に良質のFKから好機を演出。先制点を奪うきっかけとなったパスも含めセンスが光った。素晴らしいサイドチェンジも。良質なプレーが目を引いた。

37 松尾佑介 5.5
先制ゴールにつながるまでの一連のプレーはグッド。ただ、39分のシュートが枠を捉えながらも林のセーブに阻まれてしまったのは残念だった。
 
FW
13 瀬沼優司 5(89分OUT)
L・ドミンゲスのクロスにヘッドで合わせたシュートは決めたかった。あそこでモノにしていれば勝利を手繰り寄せていたかもしれない。

16 皆川佑介 6(76分OUT)
17分に浮いたボールを右足で沈めて先制弾。押し込まれそうなタイミングでのゴールは価値があり、及第点の「6」に。
 
交代出場
DF
14 志知孝明 4.5(76分IN)
85分に放り込まれたボールに対してほぼ無抵抗。原のテクニックに翻ろうされる形で、まさに目の前でゴールを決められた。

FW
9 一美和成 5.5(76分IN)
78分にパンチ力十分のシュート。後半のアディショナルタイムにも右足で狙ったが、いずれもゴールならず。残念な結果に。

MF
40 レアンドロ・ドミンゲス 6.5(83分IN)
投入直後のスーパーなクロス、90+3分の絶妙な落とし。限られた出場時間にもかかわらず、特大のインパクトを放った。

DF
34 熊川 翔 -(89分IN)
93分にはL・ドミンゲスのパスをダイレクトで折り返してチャンスを作りかけた。そのチャレンジそのものはポジティブに映った。

FW
23 斉藤光毅 -(89分IN)
90+2分のドリブル突破は原に止められる。アグレッシブに仕掛けるスタンスは悪くなかった。

監督
下平隆宏 5.5
L・ドミンゲスをもう少し早いタイミングで投入しても良かったのでは? いずれにしても、逆転負けは評価できない。

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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