見どころ・戦評
[J1リーグ15節]広島4-1清水/9月9日/エディオンスタジアム広島
【チーム採点・寸評】
広島 6.5
前節から先発6選手を入れ替えたなかで、4-1の勝利。先制点を挙げたエゼキエウをはじめ、チーム力の底上げを図るいい機会となった。
【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 6.5
ロングフォードでD・ヴィエイラのゴールをアシスト。アディショナルタイムに失点したが、好セーブも披露した。
DF
3 井林 章 6
リーグ戦今季初先発。冷静な対応を続け、ブラジル人FWにもタイトに身体を寄せ、自由にさせなかった。
23 荒木隼人 6
しっかりと足を動かして守り、球際の強さを発揮。ペナルティエリア内での寄せも早く、安定したパフォーマンスを見せた。
19 佐々木翔 6
積極的にインターセプトを狙う。ミスもカバーし合いながら、自分たちのペースで試合を進めた。
MF
25 茶島雄介 6
何度も良い場所に入り込んだが、クロスやフィニッシュの精度が安定せず。試合中何度も頭を抱えていた。
30 柴﨑晃誠 6(67分OUT)
エゼキエウのゴールをお膳立て。技術の高さは相変わらずで、プレスバックも効いていた。
8 川辺 駿 6(58分OUT)
ラストパスが合わない場面もあったが、守備ではキッチリとポジションを埋めて隙を作らなかった。
24 東 俊希 6
得点に絡むことはできなかったものの積極的にプレー。しっかりと上下動し、守備で穴を開けることもなかった。
MF
29 浅野雄也 6(67分OUT)
シュートはGKの正面に。駆け回って相手を錯乱したが、アタッキングエリアの質が上がらなかった。
MAN OF THE MATCH
14 エゼキエウ 6.5(58分OUT)
リーグ初先発となった試合でいきなりJ初得点をゲット。バイタルで前を向くと、左足を振り抜いてゴールネットを揺さぶった。
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 6.5(76分OUT)
長いリーチを生かした効果的なポストプレーを見せ、さらに相手の背後を突いて追加点。存在感を示すことができていた。
交代出場
MF
6 青山敏弘 6.5(58分IN)
最後の失点はなんとも悔しそうだったが、途中出場で追加点を重ねる展開にしっかりと持っていった。
MF
10 森島 司 6(58分IN)
スペースがある状態を生かして効果的に攻撃を仕掛けた。最後のセットプレーの失点は課題。
MF
44 ハイネル 6.5(67分IN)
ゴールへ向かっていくエネルギーで相手を上回っていき、L・ペレイラの得点をアシストした。
MF
18 柏 好文 6.5(67分IN)
こぼれ球を押し込み今季初得点。ゴール前に顔を出し続けてきた成果がひとつ結果に繋がった。
FW
39 レアンドロ・ペレイラ ―(76分IN)
相手の守備がルーズになっていた時間帯に登場して違いを見せた。圧巻のシュートでチームの3点目を挙げる。
監督
城福 浩 6.5
選手層の底上げを図って主力の温存もでき、2連勝を成し遂げた。好調を維持し、次節の川崎戦へ向かう。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
清水 4.5
先制点を奪われ、後半に失点が重なる負けパターンに。集中力を高く保ち続けることができない点が課題か。
【清水|採点・寸評】
GK
39 大久保択生 4.5
先制点は弾きたかったが、コースもよくスピードもあって触れなかった。後半の3失点は責められない。
DF
13 宮本航汰 4.5(76分OUT)
J1デビュー戦。粘り強く戦ったが、流動的に出入りしてくる相手のマークに苦しんだ。
5 ヴァウド 4.5
前半はゴールライン上でクリアした場面もあったが、集中力を維持し続けることはできなかった。
2 立田悠悟 4.5
2失点目はディフェンスラインにギャップを作ってしまい、最後は跳ね返す力を発揮できなかった。完敗だった。
21 奥井 諒 4.5
敵陣で効果的なスプリントも見せたが、誰が誰を捕まえ、誰がどのスペースを埋めるのか、はっきりしないままだった。
MF
22 ヘナト・アウグスト 5
運動量は豊富で、高い位置まで攻め上がる場面もあったが、自陣では危険なスペースを空けてしまっていた。
6 竹内 涼 5(76分OUT)
うまく局面を打開する場面もあったが、思い通りに試合を進められなかった。天を仰ぐ場面も多かった。
14 後藤優介 5
広範囲に動き、相手のギャップを突く場面もあった。しかしシュートまでは、持ち込めなかった。
FW
11 ジュニオール・ドゥトラ 5(60分OUT)
佐々木のタイトなマークに遭う。ミスを突いてペナルティエリア内に入ったシーンもシュートは打てなかった。
10 カルリーニョス・ジュニオ 5
前節に続いて試合終了間際に得点。この10番のゴールがチームにとって僅かな好材料となった。
16 西澤健太 5(60分OUT)
キレのあるドリブルを見せた場面もあったが、右足でゴールを狙う場面は作れなかった。
交代出場
FW
30 金子翔太 5.5(60分IN)
攻撃の起点となってチャンスを作った。それでも投入時は1点差だっただけに、大きな変化を起こしたかった。
FW
20 中村慶太 5.5(60分IN)
ヘディングシュートは大迫の好セーブに阻まれたが、積極的にゴールに迫りFKからアシスト。
MF
37 鈴木唯人 ―(76分IN)
C・ジュニオからパスを受けてチャンス得るも、シュートはミートできなかった。
MF
17 河井陽介 ―(76分IN)
2点ビハインドのなかで出場。相手のゴールへ向かってくる力を弾き返すことはできなかった。
監督
ピーター・クラモフスキー 4.5
1失点目も2失点目も危険なスペースを空けてしまっている。きめ細かく守れていないところを、相手にうまく突かれてしまった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
Jリーグ各クラブの最新情報はアプリで!