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J1 第16節

9月13日(日) 18:00 Kick off

3 - 2

横浜FC

試合終了

名古屋

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】横浜FC=なし 名古屋=なし<br />
【退場】横浜FC=なし 名古屋=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】瀬沼優司(横浜FC)


[J1リーグ16節]横浜FC3-2名古屋/9月13日(日)/ニッパツ三沢

【チーム採点・寸評】
横浜FC 6.5
先制されてもすぐさま逆転。後半の相手の猛攻で同点とされるが、苦しい時間帯に勝ち越し点を奪って勝利。引いて守る場面、ボールを繋ぐ場面、スピードを活かしてシンプルに攻める場面と状況判断が的確だった。この日の勝利で前回J1を戦った2007年の勝点16を上回った。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 5.5
56分の太田のFKからの攻撃を上手く捌くと、72分の金崎のシュートにも好反応。しかしミスから73分に同点弾を許してしまった。

DF
6 瀬古 樹 6.5
33分には強烈なミドルシュートを放つなど攻守に貢献。守備陣に負傷者が多いチームの苦しい台所事情を助けている。

5 田代真一 6.5(84分OUT)
前半の攻め上がりで得点に絡むとセットプレーから自ら同点弾を叩き込む。失点につながったGK南へのパスがなければMOM級の出来。
 
26 袴田裕太郎 6
クロスボールが続いた終盤の展開でもしっかりと弾き返した。2失点目のシーンではコーチングでミスを事前に回避したいところ。

14 志知孝明 6
高い位置をとり、この日は得意な攻撃面で貢献。敵陣深くからのクロスボールで逆転につながるCKを獲得した。

MF
7 松浦拓弥 6.5
34分の絶好機にシュートを放つも、味方に当たりゴールならず。78分の勝ち越しのシーンでは瀬沼にスルーパスを送る。

28 安永玲央 6.5
リーグ戦2戦目とは思えない落ち着いたプレーぶりで、広範囲に動き、巧みなボールさばきで90分間戦い抜いた。
 
30 手塚康平 6(66分OUT)
CKではチームの狙い通りのエリアにボールを送り込むキック精度の高さを見せつけた。守備でのハードワークもいとわなかった。

15 齋藤功佑 6(59分OUT)
同点弾は見事で嬉しいJ1初ゴールとなった。アウトサイドからスタートし、インサイドに入り攻撃に厚みをもたらした。相手に対応され出してからはやや閉塞感があった。

FW
16 皆川佑介 6(66分OUT)
屈強な相手CBとのバトルではやや抑え込まれていた印象。26分のシュートはGKのファインセーブに。34分の絶好機は松浦のシュートに当たってしまう不運もあったが、得点シーンにもう少し絡んでいきたい。

23 斉藤光毅 6.5
スピードと独特なドリブルで最後まで相手の脅威となっていた。ゴールを決めていれば主役となっていたか。
 
交代出場
MF
37 松尾佑介 6(59分IN)
交代直後61分のシュートはネットを揺らすもののオフサイドの判定に。攻め込まれる時間が長かったが、カウンターからゴールに迫った。

MF
8 佐藤謙介 6(66分IN)
攻め続けられたなかで、セカンドボールの回収やパスの散らし役として勝利に貢献した。

MAN OF THE MATCH
FW
13 瀬沼優司 6.5(66分IN)
苦しい時間帯に、ゴール前での冷静さを失わず決勝弾をマーク。後半相手のロングボールに対応し、守備でも高さでチームを助けた。

DF
4 小林友希 ―(84分IN)
クローザーとして勝ち越してから登場。無事にリードを守り切った。

監督
下平隆宏 7
引いた守備で相手の得意な速攻をさせず、押し込まれた時間帯で交代カードを上手く使いゲームを落ち着かせると、途中出場の選手たちも結果を残す。負傷者もあって難しい状況でも上手くやり繰りしている。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 




 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
先制しても前半はあっさり逆転を許し、追いついてもすぐに勝ち越されるなど粘り強さがなかった。失点シーンはどれもこぼれ球を相手に先に反応されてのもの。疲労からくる集中力の欠如が敗因とも考えられる。

【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 5.5
ビッグセーブでチームを救う場面も多く、コーチングで大きな声を出すなど疲れが見える守備陣を鼓舞していた。しかし、3失点ではやむなし。

DF
23 吉田 豊 6.5(85分OUT)
前節までとは変わって右SBで出場。12分の先制点は完璧なゴラッソ。後半の押し込む展開では高い位置から絶妙なパスを送るなど技術の高さも見せた。

4 中谷進之介 5.5
73分には吉田の浮き球のパスを左足で合わせるが、サイドネットに。守備の局面ではやられなかった。
 
3 丸山祐市 5
54分には強烈なロングシュートも放った。1失点目はスルーパスを防いだもののこぼれ球を拾われてしまう。3失点目はゴール前で潰し切れず足下を通されてしまった。

36 太田宏介 5
得意のクロスボールは健在ながら相手に対応されていた。周囲との呼吸もいまひとつで、自身のサイドを攻略され攻撃の起点を作られてしまった。

MF
15 稲垣 祥 6
52分には金崎の落としから絶妙なシュートを放つもポストの右へ。この日も豊富な運動量で攻守に奔走した。

11 阿部浩之 5.5(63分OUT)
時には最前線の金崎を追い越し相手DFにプレスをかけたり、ボールを持っての突破を試みたりと攻撃に変化を与える存在ではあったが、この日は周囲を上手くリンクさせる働きはできなかった。

2 米本拓司 5(63分OUT)
仕掛けや、パスが奪われ、それを取り返すために奔走するなど、ボール奪取能力は確かだったが、ミスや周囲と連係が取れていない場面も散見された。
 
FW
10 ガブリエル・シャビエル 5.5(63分OUT)
コンディションの良さは窺えた。後半立ち上がりの場面では決定機に金崎と意志が合わず空振りに。

44 金崎夢生 5
精力的に動くものの、迫力が出せなかった。相手に上手く対応されてしまった印象。

27 相馬勇紀 5(82分OUT)
ドリブルからのクロスボールでは良さも見せ、先制点にも繋がった。ただ、周囲との連係などで迷いが見られる。カットインやパス交換なども少なく、サイド一辺倒なのも気がかり。
 
交代出場
MF
8 ジョアン・シミッチ 6(63分IN)
足裏でマテウスに繋ぎ同点弾をお膳立て。組み立てでも変化をみせ、後半の怒涛の攻撃を作り出した。

FW
16 マテウス 6.5(63分IN)
64分には挨拶替わりのバイシクルシュート。73分の得点シーンでは、DF3枚が揃うなかでもキッチリとシュートを決める。前節からの好調をキープしているようだ。

FW
17 山﨑凌吾 5(63分IN)
ターゲットマンとして前線に張りついた。狙い通りヘディングで勝負したものの、枠を捉えるシュートは放てなかった。

MF
24 石田凌太郎 ―(82分IN)
相馬に代わって投入。サイドからの攻撃を担うが、相手のカウンターで時間を使われほとんどプレー機会がなかった。

DF
34 オ・ジェソク ―(85分IN)
出場後いくつかサイドからクロスボールを送るが、得点には結びつかなかった。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 5
集中力を欠いた失点は、固定メンバーで戦ってきたことの弊害か。また、遅攻では最後の部分で攻めあぐねるシーンが目立った。ビハインドで後半を迎えていただけに、前節息のあったプレーを披露していたG・シャビエルとマテウスが同時にピッチに立つところが見たかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)
 

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