見どころ・戦評
[J1リーグ17節]鳥栖1-3横浜/9月19日(土)/駅スタ
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5.5
特に前半は攻撃で自分たちのやりたい形を出して多くの好機を作った。しかし、アタッキングサードの質が低く、横浜にねじ伏せられた。
【鳥栖|採点・寸評】
GK
18 高丘陽平 5
1失点目を防げていれば試合の流れも変わった。ほかに好セーブがあっただけに悔やみきれない試合の入りとなった。
DF
2 原 輝綺 5
個人としてやれることはやったが、結果的に3失点を喫する。もっとディフェンスラインを統率したかった。
15 パク ジョンス 4.5(62分OUT)
第6節以来で先発するも、緩慢な守備が目立ち立ち上がりの失点を招いた責任は大きい。
28 森下龍矢 5.5
考えたクロスに加え、シュートも見せる。高い位置を取るがゆえに裏を取られたが戻りも速かった。
MF
30 樋口雄太 5
ボランチからパスを受け、スルーパスを前線に供給するなど光るプレーもあったが、点につながらず。
41 松岡大起 5
ボランチから後半はCBでプレー。縦パスをほぼ供給することがなく、ゲームを作れなかった。
4 原川 力 5
動き自体は悪くなく、クロスから小屋松のシュートを演出するなどしたが、ゴールには絡めなかった。
6 内田裕斗 5(HT OUT)
ビルドアップ時にエリキにボールを奪われ印象が悪い。良いフィードもあっただけに残念。
FW
33 石井快征 5.5(70分OUT)
タイミングの良いスルーパスで林のゴールをお膳立て。しかし、それ以外に輝く場面は少なく交代に。
16 林 大地 6(62分OUT)
相手GKとのかけ引きを制して決めたゴールは見事。ただし、これ以外にシュートを打てず早い時間に交代。
22 小屋松知哉 5.5(82分OUT)
15分のチャンスを決めて入れば反撃のきっかけになったはず。PA内に入る形はよかったが……。
交代出場
DF
31 大畑歩夢 5.5(HT IN)
投入直後、球際での力強いプレーがチームを助ける。攻撃参加もしたが、クロスの精度は低かった。
MF
50 梁 勇基 5(62分IN)
ゲームメイクを期待されて投入されるも相手が引くまではチャンスメイクできなかった。
FW
19 チョ・ドンゴン 5(62分IN)
ボールを収めて展開するまではいいが、その後の動きにスピードがなくチャンスに飛び込めず。
FW
7 金森健志 5(70分IN)
前線で懸命に動き回るも良い形でシュートを受けられず、結果的にシュート0に終わる。
MF
23 本田風智 ―(82分IN)
ゴールに絡むことを期待され、絶好のチャンスにシュートを放つもDFに当ててしまった。
監督
金 明輝 5.5
イメージした攻撃はできたがラストパスとシュートの質が低く1点に終わる。交代でも流れを変えられず。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
前半からチャンスを作り続け、効果的にゴールを挙げて鳥栖を突き放す。後半、カウンターで作った得点機を決めていれば完璧だった。
【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 6
パスミスからピンチを招くシーンが後半にあったが、それ以外はキックなども安定。失点は相手がうまかった。
DF
27 松原 健 6.5
確実に相手の攻撃の芽を摘み取りながら攻撃へとつなげた。43分には相手のパスをカットして攻撃につなげた。
13 チアゴ マルチンス 6
ラインを統率しながら、ピンチでは的確にカバーリングするなど自分の役割をこなし勝利に貢献。
15 伊藤槙人 6
後半立ち上がりのピンチで身体を張って守り、主導権を鳥栖に渡さなかったことが大きかった。
MF
18 水沼宏太 6(74分OUT)
クロスからチャンスを演出し、古巣のゴールに迫る。ただ、後半のチャンスで決められず途中交代。
8 喜田拓也 6.5
中央をしっかりと閉じる守備をリードし、先制点の起点にもなるなど攻守をつなげる存在となった。
33 和田拓也 6.5(74分OUT)
冷静に右の水沼に展開し3点目を生み出す。後半は喜田と連係して鳥栖の攻撃を封じる。
5 ティーラトン 7
コントロール、スピードなど質の高いクロスやフィードで3ゴールすべてに絡む。
FW
MAN OF THE MATCH
17 エリキ 7(90+2分OUT)
開始45秒の先制点と追加点アシストでチームに勢いを与える活躍。交代するまで運動量も落ちなかった。
37 ジュニオール・サントス 6.5(90+2分OUT)
中央で身体の強さ、キープ力を発揮して鳥栖に脅威を与え続けた。ジャンピングボレーで2点目をゲット。
9 マルコス・ジュニオール 6.5(77分OUT)
左サイドから中央に入っていき、何度もチャンスに絡む。チーム3点目もそうしたポジショニングから生まれた。
交代出場
DF
25 小池龍太 6(74分IN)
守備を重視しながらプレーし、前線へ好パスを通す場面もあった。
MF
6 扇腹貴宏 6.5(74分IN)
良いパスカットからカウンターのチャンスにつなげるなど存在感を発揮した。
FW
38 前田大然 ―(77分IN)
85分、こぼれ球を拾い、スピードを上げてゴール前まで運びJ・サントスのシュートへつなげた。
FW
43 松田詠太郎 ―(90+2分IN)
試合終了間際に右サイドからドリブルでゴールに迫るもシュートは打てず。
FW
45 オナイウ阿道 ―(90+2分IN)
投入された直後からプレッシングに走り、終了間際にそのプレスがボールを奪うきっかけとなった。
監督
アンジェ・ポステコグルー 6.5
試合開始早々の先制点で試合を優位に進める。後半にボールは持たれたが、カウンターで反撃した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●荒木英喜
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