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J1 第18節

9月23日(水) 19:30 Kick off

1 - 2

清水

試合終了

浦和

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】清水=J・ドゥトラ(39分)、河井(55分)、ヴァウド(90+3分) 浦和=橋岡(69分)<br />
【退場】清水=なし 浦和=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】山中亮輔(浦和)


[J1リーグ18節]清水1-2浦和/9月23日(水)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
3-5-2の形が選手たちの特徴とマッチし、前からの守備も機能して良い流れを作ったが、失点後は浦和の試合巧者ぶりにハマった形。押し込みながら、崩しきれないところやシュートを決めきれないところも継続的な課題だ。

【清水|採点・寸評】
GK
39 大久保択生 6
失点は2つとも仕方ない形で、決定機を防いだ場面も複数回あった。ビルドアップでは無理につながず大きく蹴るシーンが少し増えた。

DF
5 ヴァウド 5.5
3バックにも徐々に慣れて、危ないところを止めた場面も多く、個としての強さは相変わらず。ただ2失点目のカウンターを防げなかったのは残念。余計なイエローも受けて、次節は出場停止に。

22 ヘナト・アウグスト 6
3バックの中央に入ったのは初めてだが、カバーリングでも前への守備でも持ち味をよく生かした。攻撃でも好機に絡んだ。

2 立田悠悟 5.5
3バックの左に入って前に強い守備を見せ、攻撃にもよく絡んでいた。しかし、2失点目の対応はリスク管理も含めて課題に。
 
MF
18 エウシーニョ 6(62分OUT)
ケガから復帰して右ウイングバックとして10試合ぶりの先発。ボールを落ち着かせてビルドアップを安定させ、攻守両面で存在感の大きさを示した。

6 竹内 涼 6(80分OUT)
アンカーとして2試合目だが、中盤の底でスペースをケアしつつ、ビルドアップや攻撃参加も光り、冷静かつ安定したプレーを披露。足を蹴られて傷め、80分に交代した。

37 鈴木唯人 5.5
最後の崩しの局面に良い形で絡むシーンが増え、チーム最多4本のシュートを放ったが、どれも枠に飛ばせなかったのは残念なところ。

17 河井陽介 5.5
いつも通り、ミスの少ないプレーで攻守両面にわたってそつのない働きを見せたが、ポジション的には攻撃面でもう少しプラスαの仕事が欲しい。

16 西澤健太 5.5
左ウイングバックだが下がりすぎることなく前から守備をして、攻撃でも状況に応じたポジショニングで起点を作った。だが58分のチャンスも生かせず、大仕事までは一歩及ばず。
 
FW
11 ジュニオール・ドゥトラ 5.5(62分OUT)
精力的に動いてカルリーニョスとの連係も悪くなかったが、ややミスが目立ち、それが失点にもつながった。前節の冴えを再現できず。

10 カルリーニョス・ジュニオ 5.5(62分OUT)
いつも通り攻守に献身的に動き、決定機につながりそうな位置でボールを受けるシーンも多かった。ただその先の精度がもうひとつ。
 
交代出場
MF
40 成岡輝瑠 5.5(62分IN)
リーグ戦では2試合目の出場で、少しずつ慣れてきたのかキラリと光るプレーも見せた。しかしチームへの貢献という面ではまだ真価を見せられず。

FW
14 後藤優介 6.5(62分IN)
2トップの1枚として入り、献身的に動きながら左サイドでよく起点を作った。そこからのピンポイントクロスで、ティーラシンのゴールをアシストした。

FW
23 ティーラシン・デーンダー 6.5(62分IN)
中央で辛抱強くチャンスを待ち、唯一の好機でDFを背負いながら見事な左足ボレーを決めた。ここまでシュート7本で3得点と高い決定力を見せている。

DF
7 六平光成 ―(80分IN)
竹内に代わってアンカーに入り、攻撃にも絡んでいったが、時間が短く評価要素はなし。

監督
ピーター・クラモフスキー 5.5
前節と同じ3-5-2の布陣で序盤は良い流れを継続させたが、終わってみれば2点先行されて最後に1点だけ返すという今季何度も見たパターン。ホームで5連敗は責任を問われるところ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
序盤は清水のペースだったが、21分に山中のスーパーゴールで先制してからは、冷静な試合運びが光った。カウンターから追加点を決めたのも思惑通りで、守備陣も清水の攻撃に落ち着いて対応した。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
シュートはボックス外からが多かったが、ハイボールも含めて危なげない対応を見せ、味方を落ち着かせた。

DF
27 橋岡大樹 6
先制後はリスク管理を優先する試合運びとなったため、攻撃で目立つ場面は少なかった。それでもクロス対応などで貢献し、自分の仕事を果たした。

31 岩波拓也 6
押し込まれてサイドから攻められる時間もあったが、冷静に中央を締めて空中戦でも隙を与えず、清水の決定機を最小限に抑えた。

5 槙野智章 6
岩波と同様にゴール前をしっかりと引き締めながら冷静に試合をコントロール。リードした際の勝負強さを牽引した。

MAN OF THE MATCH
6 山中亮輔 6.5
最後の失点には絡んだが、先制点の弾丸シュートはまさにゴラッソで、浦和での移籍後初ゴールに。この一撃で形成を一気に逆転させた。
 
MF
9 武藤雄樹 5.5(68分OUT)
試合展開に合わせて攻守に自分の役割を果たした。しかし攻撃面でプラスαの要素はあまり見られなかった。

29 柴戸 海 6
派手な活躍はなかったが、ミスの少ない堅実なプレーを続けてビルドアップを安定させ、守備でも逃げ切りに貢献した。

7 長澤和輝 6.5(87分OUT)
4試合ぶりの先発でボランチに入り、攻守で献身的なハードワークを続けた。決勝点の起点となったプレーは大きな働き。

24 汰木康也 5.5(68分OUT)
8試合ぶりの先発で、良い形でボールを受ける場面を増やせず、仕掛ける回数も少なかった。51分の好機も決めきれず。
 
FW
45 レオナルド 6.5(77分OUT)
良い形でボールが入る場面は少なかったが、入った時は質の高いプレーを披露。興梠のゴールをアシストしたプレーも非常に冷静だった。

30 興梠慎三 6.5(77分OUT)
下がってボールを受けて中継役になる場面が多く、裏への飛び出しこそ少なかったが、勝負を決する2点目をきっちりと決めて清水キラーぶりを示した。
 
交代出場
MF
11 マルティノス 6(68分IN)
右MFとして入り、ボールキープやドリブルで前に運ぶプレーで流れを作った。さらにクロスでも好機を演出した。

MF
41 関根貴大 5.5(68分IN)
左MFとして入り、精力的に動いて前からの守備で貢献した。ただ攻撃で大きな仕事はできなかった。

MF
39 武富孝介 5.5(77分IN)
前から精力的にプレッシャーをかけて守備に貢献したが、78分の決定機を決めきれなかったのは本人も悔しいところ。

FW
14 杉本健勇 6(77分IN)
シュートは打てなかったが、前からの守備やボールを収めるプレーで終盤の安定した試合運びに貢献した。

MF
8 エヴェルトン ―(87分IN)
長澤に代わってボランチに入ったが、時間が短く評価要素はなし。

監督
大槻 毅 6.5
中2日で前節から先発を5人代えて臨み、押される時間が多かったなかでも安定した試合運びに導いた。ビルドアップが安定していたのも好材料だ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(フリーライター)


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