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J1 第29節

9月30日(水) 19:00 Kick off

1 - 0

神戸

試合終了

名古屋

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】神戸=ドウグラス(19分) 名古屋=山﨑(87分)<br />
【退場】神戸=なし 名古屋=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】アンドレス・イニエスタ(神戸)


[J1リーグ29節]神戸1-0名古屋/9月30日(水)/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 6.5
前半からボールを保持し、個の打開とパス回しを織り交ぜゲームを支配した。60分には5人が絡むパスワークで相手を崩し、最後はイニエスタが鮮やかにネットを揺らす。これが決勝点となり、今季初の3連勝を達成した。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 前川黛也 6
64分にはエリア外に出て、マテウスから阿部へのスルーパスに対応するなど、守備範囲の広さが光った。

DF
22 西 大伍 6
前半から高い位置でプレーし、右サイドで攻撃の起点に。守備では厳しいチャージで吉田に仕事をさせなかった。

33 ダンクレー 6.5
金崎や前田への縦パスに対していい守備を見せた。攻撃面ではドウグラスへの鋭い縦パスでチャンスを作った。

25 大﨑玲央 6(HT OUT)
左CBで出場。金崎へのタイトな守備が光り、ほぼ前を向かせなかった。アクシデントにより前半で交代に。

24 酒井高徳 6.5
守備ではマテウスに仕事をさせず。54分には阿部の決定機を右足1本でブロック。完封に大きく貢献した。
 
MF
6 セルジ・サンペール 6
トランジションが早く、高いボール回収率を見せた。気持ちの入ったプレーは良かったが、米本へのファウルが物議を醸す結果に。

5  山口 蛍 6
サンペールと同じく、高いボール回収率を見せた。ゲームを支配するなかで、この日はバランサーに徹した印象だ。

27 郷家友太 6.5
前半は守備に重点を置いたが、後半は積極的にボールを引き出して攻撃面でも躍動。60分のイニエスタの決勝点をアシスト。
 
MF
MAN OF THE MATCH
8 アンドレス・イニエスタ 7
60分に難しいバウンドの落としパスを、しっかりと決め切るのはさすが。多くのチャンスメイクも含め、文句なしのMOMとした。

FW
11 古橋亨梧 6(86分OUT)
3試合連続ゴールはならず。攻撃面だけではなく、78分にはマテウスのカウンターにプレスバックするなど守備でも貢献した。

49 ドウグラス 6.5(83分OUT)
12分には、難しい浮き球パスに合わせた惜しいシュートも。イニエスタのゴールへつながるワンタッチパスなど、存在感を示した。
 
交代出場
DF
17 菊池流帆 6(HT IN)
大﨑のアクシデントで後半から出場。持ち味の1対1やエアバトルの強さを見せ、山﨑にほぼ仕事をさせなかった。

FW
41 小田裕太郎 ―(86分IN)
古橋と交代で左ウイングへ。名古屋がリスクを背負って攻撃を仕掛けるなかで、持ち味を出す時間はなかった。評価はなし。

FW
9 藤本憲明 ―(83分IN)
ドウグラスと交代で1トップへ。前線からプレスをかけて名古屋の攻撃を遅らせた。出場時間が短く、評価はなし。

監督
三浦淳寛 6.5
就任後2試合連続でクリーンシートでの勝利を達成。守備への意識付け、ボールの動かし方を徹底させてチームを立て直した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


【チーム採点・寸評】
名古屋 5
滑りやすいピッチにアジャストできないまま終わった。前半は無失点で抑えたが、攻撃で良い形を作れず。60分の失点が重くのしかかった。

【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 6
イニエスタに決められたシーンは仕方がない。それ以外はしっかりと相手シュートを限定した良い守備を見せた。

DF
6 宮原和也 6
今季初出場も落ち着いてプレー。イニエスタや古橋のドリブルでの仕掛けにも、身体を入れてうまく対応。1対1で強さを見せた。

4 中谷進之介 6
丸山とともにドウグラスをケアしつつ、イニエスタや古橋のドリブルに対して見事なカバーリングを見せた。失点シーン以外は及第点。

3 丸山祐市 6
23分の酒井からの横パスを阻止するなど、鋭い読みを見せた。47分にはイニエスタから古橋への絶妙スルーパスにも対応した。

23 吉田 豊 5.5(83分OUT)
9分にイニエスタが古橋へ出した浮き球パスに反応し、身体を入れてブロック。郷家に対してのいい守備も見せたが、攻撃参加が少なかった。
 
MF
15 稲垣 祥 5.5
米本とダブルボランチを形成。主にイニエスタをマークしたが全体的に翻弄された印象。スルーパスで何度も決定機を作られた。

25 前田直輝 5.5(54分OUT)
金崎と2トップを形成。持ち味の鋭いドリブルは影を潜めた。存在感を示したのは15分、阿部のクロスを頭で合わせた場面くらい。

2 米本拓司 6(69分OUT)
山口やイニエスタ、サンペールに対してしつこい守備を見せた。30分にはサンペールから危険なファウルを受けてヒヤッとする場面も。
 
MF
16 マテウス 5.5
全体的に酒井の厳しい守備に苦しんだ。54分に相馬が投入された後はトップへポジションを移し、ようやく攻撃で躍動感が出てきたが…。

FW
44 金崎夢生 5(69分OUT)
相手DFを背負ってのプレーが多かったが、大﨑やダンクレーに潰されるシーンが目立った。全体的に攻撃の起点を作れなかった。

11 阿部浩之 6
15分には前田へ絶妙な浮き球パスを出すなど、何度かチャンスを作った。54分には決定機が訪れたが酒井にブロックされた。
 
交代出場
MF
27 相馬勇紀 5.5(54分IN)
前田と交代。61分には丸山のロングフィードに抜け出すなど、積極的に相手背後を狙ったが決定的な仕事はできなかった。

FW
17 山﨑凌吾 5.5(69分IN)
金崎と交代し、そのままトップへ。前線で身体を張ったポストプレーを見せたかったが、菊池に潰される場面が目立った。

FW
10 ガブリエル・シャビエル 5.5(69分IN)
米本と交代。トップ下に入り、持ち味のキープ力を活かして攻撃をクリエイト。タメを作ることで左SBの吉田の攻撃回数が増えた。

DF
34 オ・ジェソク ―(83分IN)
吉田と交代。宮原と左右を入れ替えて右SBへ。出場時間が短いため評価なし。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 5.5
神戸にボールを握られながらも、粘り強い守備で最少失点に抑えた采配は良かった。だが、攻撃では打開策を見出せなかった。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


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