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J1 第20節

10月3日(土) 14:00 Kick off

3 - 3

札幌

試合終了

仙台

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

先発起用に応えたA・ロペス。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)


[J1リーグ20節]札幌3-3仙台/10月3日/札幌ド
 
【チーム採点・寸評】
札幌 5.5
前半はボールを動かしながらうまく試合を進め先制点を奪うことにも成功したが、後半立ち上がりに相手の猛攻を受けると、それを押し返せず立て続けに失点を重ねた。引き分けで終えたものの、精神的支柱となる選手が不足した印象。ただし、後半はかなり押し込めていた。

【札幌|採点・寸評】
GK
34 中野小次郎 6
サイズを生かしたファインセーブを含め、全体的に安定感のあるプレーができていた。ただ、後半は位置取りが深くなった。

DF
32 田中駿汰 6
パワーでは相手に押されてしまう場面が多かったが、終始冷静にプレー。ただし、走り合いでは後手に回った。

20 キム・ミンテ 6
田中と連係しながらうまく相手のクサビに対応していた。身体の強さを生かした守備も効いていた。
 
5 福森晃斗 5.5(78分OUT)
先制点のフィードは見事。ただし、肝心の守備では簡単に入れ替わられたり、背後を走られたりしてしまった。
 
MF
30 金子拓郎 6.5
右サイドで躍動。ボールをさらしながら運ぶドリブルで相手を翻弄。先制点を呼び込む折り返しも鋭かった。


27 荒野拓馬 5.5(75分OUT)
精力的にセカンドボールを拾いに走るも、フィジカルコンタクトのところで後手に回っていたように映る。

31 高嶺朋樹 6(69分OUT)
相手ボール保持者へのアプローチ、中盤でのボールキープからの配球などで高いセンスを発揮していた。

4 菅 大輝 6.5
利き足である左足が警戒されていたところを、右足で強烈にゲット。運動量に加え、敵陣深くで冷静さも見せた。
MF
14 駒井善成 6
アタッキングサードでの躍動感は見事。コンディションも良好だった様子。ただし中盤ではパワー負けする場面も。

35 小柏 剛 6.5
スピードを生かした飛び出しと、独力での突破からのラストパスなど能力の高さをしっかりと示していた。

FW
MAN OF THE MATCH
11 アンデルソン・ロペス 6.5
4戦ぶりの先発となった試合で2得点をゲット。今後、浮上へのキーマンとなり得る活躍を見せた。
 
交代出場
FW
8 深井一希 6(69分IN)
攻撃の時間が長いシチュエーションでの出場だったが、そのなかで相手のカウンターの起点を封じていた。

MF
19 白井康介 5.5(75分IN)
前線に走り込む回数はそれなりにあったものの、勢い任せな部分も多く、クオリティのところが足りていなかった。

DF
3 進藤亮佑 ―(78分IN)
短い時間のプレーだったが、後方から攻撃に厚みをつけていた。

監督
ペトロヴィッチ 5.5
4戦ぶりに先発起用したA・ロペスが2得点に絡んだが、ホームで交代枠を残してのドローはもの足りなさを感じさせた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
後半に布陣を若干変化させ、相手が受け身となった時間帯に一気に得点を重ねていったところは見事だった。しかしなしながら、点差を縮められてからは完全に後手に回ってしまったところは、チームとしての自信のなさを感じる。

【仙台|採点・寸評】 
GK
24 小畑裕馬 5.5
粘り強くプレーし、決して悪いパフォーマンスではなかったものの、やはり2点のリードを守り切れなかったのは痛い。

DF
36 柳 貴博 6
攻守両面でタフにプレーし続けていた。このサイドから失点もしたが、全体的には先手を取れていた印象。

23 シマオ・マテ 6
3失点こそしたものの、要所でしっかりと相手を抑えきったプレーはさすが。ただし、押し込まれてからラインを上げられなかった。

13 平岡康裕 6
セットプレーで持ち前の得点感覚を披露した。守備面は総じて悪くなかったが、それでもやはり逃げ切れなかったのは悔やまれる。
 
2 パラ 5.5
1点目につながるプレーは見事だったが、チェンジサイドされた際のポジション修正が不十分だった。
 
MF
26 浜崎拓磨 5.5
相手ゴール前まで飛び出すプレーは良かったが、パス配球など組み立てのところでアイデアを欠いてしまっていた。

5 椎橋慧也 6
攻守のバランスを取る役目を担い、悪いパフォーマンスではなかったが、引きすぎる場面もあった。

7 関口訓充 6.5(86分OUT)
攻撃のスピードアップ時の技術力や判断の速さなどは見事なものだった。欲を言えば、ゲームコントロールのところでも存在感を出したかった。
FW
18 道渕諒平 6(81分OUT)
前半はいい形でボールに触れなかったが、後半はいい守備からのシンプルなボールさばきでリズムを作った。

29 アレクサンドレ・ゲデス 6.5(67分OUT)
後半開始直後の畳み掛ける2得点は相手に大きなダメージを与えた。ボックス内での位置取りのうまさはさすが。
 
15 西村拓真 5(67分 OUT)
献身的に走り回ってはいたものの、いい形で足もとにボールが入らず持ち味を出せていなかった。
 
交代出場
FW
20 長沢 駿 5(67分IN)
投入直後は鋭い動き出しで相手を脅かしていたが、攻撃に転じる際のボールロストでリズムを乱していた。

DF
14 石原崇兆 -(67分IN)
安定した技術力を生かして攻撃のテンポを整えていた。ただし、押し込まれる時間が長く好機演出には至らず。

MF
9 イサック・クエンカ -(81分IN)
相手の攻撃圧力を押し返したかったが、周囲の押し上げが足りず、結果的に守備に回る場面ばかりとなった。

DF
39 金 正也 -(86分IN)
相手が猛攻を仕掛けてきたなかで守備強化のために投入された。跳ね返すばかりだったが、役目はしっかりと果たした。

監督
木山隆之 5.5
後半に2トップ気味の布陣にし、そこで一気に押し込んだのは好采配。ただし、それを守り切れなかったのが痛恨。
   
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
構成●サッカーダイジェストWEB編集部

SOCCER DIGEST WEB

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