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[J１リーグ21節]横浜４-０大分／10月10日（土）／ニッパツ



【チーム採点・寸評】
横浜　6.5
前半こそ大分の集中した守備を崩し切れなかったが、松原の得点をきっかけに怒涛の４得点。完勝だった。

【横浜｜採点・寸評】
GK
21　梶川裕嗣　６
前後半ともにこれといったピンチなし。被シュートが少ない展開でも集中を切らさなかった。

DF
MAN OF THE MATCH
27　松原　健　７
乾坤一擲のボレーシュートでゴールネットを揺らし、３試合ぶりの先発出場でチームに勝点３をもたらす。

15　伊藤槙人　6.5
攻守両面で及第点以上の出来。守備では集中して対応し、攻撃ではボールを持ち上がるプレーもあった。

44　畠中槙之輔　6.5
ディフェンスリーダーとしてラインを統率し、空中戦でも強さを発揮。たまにあるパスミスだけ不必要。

５　ティーラトン　６（83分OUT）
縦方向、斜め方向、ともに正確なフィードで起点となった。だがフリーでのクロスは相手DFへ。
MF
８　喜田拓也　６
中盤と最終ラインを行き来しながらバランスを取る。しかし通算4枚目の警告を受けて次節は出場停止に。

33　和田拓也　6.5
前半から神出鬼没の動きで決定機を作り出していく。後半に入っても衰えない運動量は驚異的だ。

39　天野　純　5.5（76分OUT）
チャレンジする姿勢は素晴らしいが、決定打を欠いてしまったのは肝心要の精度が足りなかったから。
 
FW
43　松田詠太郎　5.5（66分OUT）
守備での奮闘は目立った。しかし仕掛けやラストパスといった攻撃面でインパクトを残せなかった。

37　ジュニオール・サントス　6.5（76分OUT）
少ないタッチ数で周りを生かし、単独でボールを運んで陣地を挽回。さらに正確なシュートでゴールも。

45　オナイウ阿道　６（66分OUT）
ビルドアップ時はあえて下がった位置で受けていた。前線からの守備にも積極的で、２点目をお膳立て。
 
交代出場
MF
18　水沼宏太　６（66分IN）
落ち着いたボールさばきでエリキの得点をアシスト。自身のシュートは少し力んだのか枠を大きく外れる。

FW
17　エリキ　７（66分IN）
左サイドからのカットインとフィニッシュで２得点。９月の月間MVPは10月に入っても絶好調だ。

FW
30 エジガル・ジュニオ　－（76分IN）
ゴール前で迎えた絶好機はシュートをミートできず。彼らしくないプレーでチャンスを決められなかった。

MF
６　扇原貴宏　－（76分IN）
切り替えの早い守備でボールを奪い、チームの二次攻撃を実現。与えられたタスクをしっかりこなした。

DF
36　角田涼太朗　－（83分IN）
ティーラトンに代わって左SBへ。本職はCBだが圧倒的有利な展開で落ち着いてプレーしていた。

監督
アンジェ・ポステコグルー　6.5
悪天候でも自分たちのサッカーを貫いてしっかり勝利。後半途中からの交代策と効果も抜群だった。
【チーム採点・寸評】
大分　5.5
失点するまではまずまずのパフォーマンス。想定外の１失点目よりもミスから喫した２失点目が痛恨

【大分｜採点・寸評】
GK
22　ムン・キョンゴン　5.5
ショートパスとミドルフィードの使い分けは素晴らしかった。失点はいずれも自責点ではないだろう。

DF
3　三竿雄斗　５
前半は自陣ゴール前での冷静な対応が光った。劣勢の後半に入ってやや不安定な対応が目立った。

5　鈴木義宣　５
持ち味の危機察知能力を発揮したが結果として４失点。ディフェンスリーダーとして役目を果たせず。

19　星 雄次　５（71分OUT）
三竿とのコンビネーションで打開を図るも崩し切れず。もう少し強引な仕掛けがあってもよかったか。

29　岩田智輝　５
ビルドアップ時はタッチライン際に開いてボールを受けた。相手のプレスを分散させる役割を担う。
 
MF
４　島川俊郎　5.5
守備時はボランチとして相手のボランチをケアし、攻撃時は最終ラインに加わって数的優位を作る。

８　町田也真人　5.5（60分OUT）
相手陣内で何度も動き直して後方からのボールを引き出し、巧みなキープで相手のファウルを誘う。

10　野村直輝　5.5（71分OUT）
プレッシャーを受けていても前を向けるスキルを持つ。大分の攻撃にテンポを生み出す存在に。
 
MF
11　田中達也　4.5
自陣で痛恨のパスミス。ボールをつなぐ姿勢は間違っていなかったが、結果として相手の圧力に屈した。

40 長谷川雄志　5.5（84分OUT）
中盤のバランサーとしてピッチ中央に君臨。球際でも強さを発揮し、危険な場面でボールを刈り取る。

FW
31　高澤優也　５（84分OUT）
身体を張ったボールキープで攻撃の起点となる。ただし誰の目にも明らかな報復行為はいただけない。
 
交代出場
FW
９　知念 慶　５（60分IN）
町田に代わって投入され、最前線に陣取った。エネルギッシュにプレーしたが、警告を受けてしまった。

FW
27　三平和司　５（71分IN）
持ち前の得点力や意外性を発揮する場面に恵まれず。劣勢の展開で流れを変えられなかった。

MF
７　松本　怜　5.5（71分IN）
古巣との一戦に気合い十分で登場。自慢のスピードを見せる場面に恵まれず、消化不良に終わった。

DF
49　羽田健人　－（84分IN）
中盤中央に入って一矢報いるためにプレーしたが成果を得られず。難しい状況での出場だった。

DF
41　刀根亮輔　－（84分IN）
３試合連続の途中出場に。すでに大勢が決した後の出場で何かを大きく変えることはできなかった。

監督
片野坂知宏　５
前半のパフォーマンスは及第点以上だろう。１失点後はやや気落ちしたチームを立て直せなかった。

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部