見どころ・戦評
[J1リーグ21節]鳥栖0-1浦和/10月10日(土)/駅スタ
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5.5
ボールポゼッションでは上回るも決定機を作れずゴールが遠く、終了間際に失点して敗れる。
【鳥栖|採点・寸評】
GK
18 高丘陽平 5.5
足技のうまさを見せて最後尾からビルドアップに貢献。失点はノーチャンスだった。
DF
28 森下龍矢 5.5
高い位置を取り続けチャンスには絡んだ。しかし、クロスの精度が足りなかった。
2 原 輝綺 5.5
パスミスはあったが、シュートブロック、スピードを生かして守備の中心となった。
41 松岡大起 5.5
ほぼノーミスでプレー。欲を言えば、失点シーンは杉本のところで潰したかった。
31 大畑歩夢 5
マルティノス相手に大きなミスはなかったが、最後に走り負けてクロスを入れられ、決勝点に。
MF
6 内田裕斗 5.5(84分OUT)
人生初のボランチでプレー。積極的にボールに触るも期待された縦パスは少なかった。
50 梁 勇基 5.5(58分OUT)
初ボランチの内田といい連係を見せ、彼らしいサイドへの展開で攻撃のリズム作る。
30 樋口雄太 5.5
プレー自体は決して悪くなかったが、後半のパスミスや中途半端なプレーも散見。
22 小屋松知哉 5(74分OUT)
11分にシュートチャンスを迎えるも足下にボールが入り過ぎてミートできず。
FW
33 石井快征 6(74分OUT)
林のPKゲットにつながる好パスなど中盤と前線をつなぐプレーを続けた。
20 レンゾ・ロペス 5.5(46分OUT)
ターゲットとなり、プレスにも走ったが物足りなかったのか前半だけで交代となった。
交代出場
FW
16 林 大地 5(46分IN)
直前のシュート空振りを取り戻すPKゲットも、西川に阻まれ汚名返上ならず。
MF
14 高橋義希 5.5(58分IN)
ゴール前で体を張るなど奮闘するも、失点シーンは一歩及ばず。
FW
7 金森健志 5(74分IN)
投入直後に左サイド深くに侵入したがクロスの質に問題がありゴールにつながらなかった。
MF
23 本田風智 5.5(74分IN)
持ち前のドリブルで前への推進力を見せ、惜しい場面も。以前の輝きを取り戻した。
FW
9 チアゴ・アウベス ー(84分IN)
87分に狙い澄まして蹴ったFKは大きく枠を外れ、スタンドのため息を誘う。
監督
金 明輝 5.5
レンゾ・ロペス起用が裏目になったために前半で交代も、PA内に入れずホームで無得点。厳しい日程という事情もあるが、手痛い連敗となった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
浦和 6
シュートを決めきれないフラストレーションを最後に晴らし、アウェーで勝点3をもぎ取る。クリーンシートも12試合ぶり。
【浦和|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 西川周作 7
前半からコーチングで味方を的確に動かし、林のPKを防いでチームに勝利を呼び込む。
DF
27 橋岡大樹 6
鳥栖の左サイドの攻撃をしっかりと受け止めながら、後半は高い位置を取るようになった。
31 岩波拓也 5.5
林の粘りに負け、PKを与えてしまうが西川に助けられる。後半、汰木に通したフィードは見事だった。
5 槙野智章 6
最終ラインを統率しながら、鳥栖に中央からのチャンスを作らせず無失点での勝利に貢献。
3 宇賀神友弥 5.5
樋口、森下の攻撃に多少手を焼くシーンがあった。後半はタイミングのいい攻撃参加を見せる。
MF
10 柏木陽介 6(90+4分OUT)
好パスで鳥栖の背後を突くなど、攻撃のタクトを振る。後半途中からトップ下で存在感出す。
8 エヴェルトン 5.5
90+2分に絶好のチャンスを得るもシュートは大きく枠を外す。守備ではうまくフィルターになれず。
11 マルティノス 6.5(90+6分OUT)
いつものスピードを生かしたチャンスメイクは少なかったが、最後の最後で大きな仕事をした。
41 関根貴大 5.5(HT OUT)
42分に放ったシュートはクロスバーに阻まれる。闘争心は見せたが余計なファウルが多かったために前半で交代か?
FW
30 興梠慎三 5.5(66分OUT)
彼らしい背後を取る動きや駆け引きなどはあったが、シュートなく66分で交代となった。
9 武藤雄樹 7(66分OUT)
FWで先発し、後半から左MFでプレー。前半だけでシュート2本を放つなど積極的にプレー。
交代出場
FW
14 杉本健勇 5.5(HT IN)
マルティノスへのパスでゴールに絡むも、シュート0はFWとして物足りない。
MF
7 長澤和輝 6(66分IN)
ボランチの位置でうまくバランスを取りながらプレー。攻守をつなぐ役目を果たした。
MF
24 汰木康也 6.5(66分IN)
嬉しいJ1初&加入後初ゴールが、チームの連敗&無得点を止める貴重なゴールとなった。
DF
6 山中亮輔 ー(90+4分IN)
90+7分、チアゴ・アウベスをしっかりとマークし自由を与えず、チャンスを作らせなかった。
DF
4 鈴木大輔 ー(90+6分IN)
試合をクローズするために投入され、その役割を遂行した。
監督
大槻 毅 6
ボールを持たれる時間が続いたが、PA内にはほとんど進入させず。交代策もハマり 4試合ぶりの勝利。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●荒木英喜
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