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J1 第22節

10月14日(水) 19:00 Kick off

0 - 0

仙台

試合終了

横浜FC

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】仙台=アピアタウィア(33分)、平岡(52分) 横浜FC=志知(66分)<br />
【退場】仙台=なし 横浜FC=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】ヤクブ・スウォビィク(仙台)


[J1リーグ22節]仙台0-0横浜FC/10月14日(水)/ユアスタ



【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
前半は自陣でブロックをつくり耐える時間が続いた。後半は攻撃に出ることができ、いくつか決定機はつくったが、相手守備陣を脅かすプレーはなかなか出せず、シュート数はわずか2本だった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
MAN OF THE MATCH
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5
クロスへの対応が素晴らしく、キャッチできる場面も多かった。ファインセーブも数多く、何度もチームを救い、勝点1奪取に大きく貢献した。

DF
36 柳 貴博 5
対人守備では強さも見せたが、松尾や志知への対応に戸惑いも見せた。後半は攻撃に出られる場面があったが、松尾が守備対応すると後ろに下げる場面も多く、積極性を欠いた。

43 アピアタウィア久 6.5
前半警告を受ける場面もあったが、フィジカルの強さを存分に発揮し、相手の攻撃をよく凌いだ。早めにディフェンスラインをブレイクし、前で相手からボールを奪うプレーも効果的だった。
 
13 平岡康裕 6.5
前節出場しなかったこともあってフレッシュな状態で出場でき、対人の強さも状況判断も素晴らしく、守備の安定に大きく寄与した。

2 パラ 5.5(87分OUT)
前半は守勢に回り、あまり攻撃に出られず、ボールロストも見られた。後半は積極的に前へ出る姿勢を見せ、決定機もつくったが、ゴールにはつながらなかった。

MF
5 椎橋慧也 5.5
守備では力強さを見せ、背後のスペースのケアもしっかりでき、守備を安定させることができた。攻撃ではもう少し決定機を演出したかった。

8 松下佳貴 5.5(77分OUT)
負傷からようやく復帰し、8節・横浜戦以来となる出場。まだ本調子とはいかなかったが、ボールを前向きで持てば、可能性を感じさせる前方へのパスは出せていた。守備でも奮闘を見せた。
 
MF
18 道渕諒平 5(87分OUT)
ボールを奪っても得意のドリブルをなかなか仕掛けられず、ボールロストする場面が目立った。守備でも対面の松尾、志知への対応に苦戦していた。

7 関口訓充 6(77分OUT)
前半は自陣深くまで戻り、献身的な守備を何度も見せた。後半は左SBのパラや攻撃陣と絡んで決定機をつくり出したが、ゴールにはつながらなかった。

FW
29 アレクサンドレ・ゲデス 5.5
カウンター攻撃で決定機をつくる場面もあったがその数は少なく、フル出場したもののシュート0本に終わった。守備では前線から相手にプレッシャーをかけることはできていた。

42 山田寛人 5.5(67分OUT)
スピードを生かして、相手の最終ライン背後のスペースへ入り込んだが、チームが守備に回る時間が長く、あまり決定機をつくり出せず、シュートも打てなかった。
 
交代出場
FW
20 長沢 駿 5.5(67分IN)
ゴールにつながるプレーをしようとさまざまな工夫はしていたが、なかなか良い形でボールが回ってこなかった。

MF
14 石原崇兆 5.5(77分IN)
相手の背後へ入り込んで決定機をつくりたかったが、なかなか相手陣内深くまで入り込む場面をつくり出せなかった。

MF
30 田中 渉 5.5(77分IN)
川崎戦で見せた高パフォーマンスを持続させることはできており、落ち着いてボールを受けて、前へ展開できていたが、決定機はつくれず。

MF
9 イサック・クエンカ ―(87分IN)
試合終了間際の投入だったが、いくつかボールに触れた場面では、高度な技術の片鱗を見せていた。

DF
23 シマオ・マテ ―(87分IN)
フォーメーションを変えて3バックの中央に入り、無失点で試合をクローズさせた。コーナーキックであわやという場面を見せたが、ヘディングはゴール右へとそれてしまった。

監督
木山隆之 5.5
守備を安定させ、勝点1を取れたのは評価できるが、特に前半はほとんど守備に追われて、相手にボールを支配されてしまった。後半も相手の脅威となる攻撃は見せられなかった。
 
【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
前半からボールは保持できたが、あと一歩でゴールを奪えない場面が続き、結局無得点に終わった。後半は相手の攻撃を受ける時間帯もあったが、無難に凌ぎ切った。

【横浜FC|採点・寸評】 
GK
44 六反勇治 6
古巣仙台相手に、守備機会は少なかったが、安定したシュートストップを見せた。ビルドアップの起点としての意識も非常に高かった。

DF
3 マギーニョ 5.5(85分OUT)
前半から積極的に前へ出て決定機に絡もうとしていたが、ボールロストも多かった。後半はパラや関口相手に押し込まれる場面もあり、前半ほど攻撃には絡めなかった。

19 伊野波雅彦 6.5
経験を生かし、ほぼミスなく安定したプレーぶりで仙台の攻撃をはね返した。前線に鋭いパスも何度か入れてアクセントをもたらした。
 
4 小林友希 6.5
相手のロングボールやカウンター攻撃にも落ち着いて対応し、ボールを奪うと正確なパスで攻撃へとつなげた。

14 志知孝明 6
パワーと精度のあるクロスボールで多くの決定機をつくり出し、中へ切れ込むプレーも見せ、松尾と共に左から攻撃を組み立てたが、あと一歩でゴールにつながらず。

MF
7 松浦拓弥 5.5(67分OUT)
前半はゴール前によく顔を出し、決定機にも絡んだが、後半は攻撃であまり存在感を発揮できず、途中交代した。

28 安永玲央 5.5
前半は攻撃陣に正確なパスを供給し、決定機を多く演出できた。後半は疲れが見え、攻撃に絡む回数が減った。
 
MF
30 手塚康平 5.5(85分OUT)
守備面で強さを見せる場面が多く、中盤の底で攻撃の起点となるプレーもできていたが、もう少し前に出てプレーする回数を増やしても良かった。

37 松尾佑介 6.5(74分OUT)
大学時代を過ごした宮城県での試合ということもあり、技術の高さを存分に見せて多くの決定機をつくり奮闘。ただ、相手のマークも厳しく、後半アピアタウィアとの接触プレーで負傷し途中交代した。

FW
13 瀬沼優司 5.5(67分OUT)
前線で攻撃の起点となるプレーや、相手DFへのプレッシャーなど奮闘していたが、なかなかシュートまで持って行けず、後半途中で交代となった。

23 斉藤光毅 5.5
6試合ぶりの先発出場で、高い技術でボールをキープし、決定機にもよく絡みシュートも1本放ったが、相手守備陣の裏を突くようなプレーをもう少し出したかった。
 
交代出場
MF
15 齋藤功佑 5.5(67分IN)
右サイドで攻撃を活性化させようと奮闘し、シュートを2本放ったが、いずれも枠外。ゴールにはつながらなかった。

FW
16 皆川佑介 5.5(67分IN)
体躯の強さを生かして決定機をつくり出したかったが、アピアタウィアや平岡に抑えられてしまい、シュートを打てなかった。

FW
9 一美和成 5.5(74分IN)
松尾の負傷により投入で2トップの一角に入ったが、あまり良い形でボールが回って来ず、シュート0本に終わった。

MF
6 瀬古 樹 ―(85分IN)
攻撃に絡む場面をつくり出したかったが、あまりボールに触る機会は無く試合を終えた。

MF
46 中村俊輔 ―(85分IN)
何度かボールに触る機会があり、落ち着いたボールさばきを見せたが、決定機をつくり出すまでにはいたらず。

監督
下平隆宏 5.5
ほぼ狙い通りボールを保持することに成功し、多くの決定機をつくり出したが、あと一歩仙台の守備を崩す工夫が欲しかった。松尾の負傷は不運ではあったが…。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)

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