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J1 第22節

10月14日(水) 19:00 Kick off

1 - 1

神戸

試合終了

大分

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】神戸=菊池(90+4分) 大分=なし<br />
【退場】神戸=なし 大分=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】吉丸絢梓(神戸)


[J1リーグ22節]神戸1-1大分/10月14日/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 6
前節から11人を入れ替えた今節。開始6分に藤本が古巣からヘディングで先制点を決めたが、追加点が奪えず。GK吉丸の好プレーに救われた印象だ。結果的に1-1の引き分けに。

【神戸|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
28 吉丸絢梓 7
22分には渡の決定機をビッグセーブ。後半には町田や知念のシュートを阻止してみせた。勝点1に大きく貢献し、MOMに。

DF
44 藤谷 壮 5.5
序盤は攻め上がる場面もあったが、徐々に田中達への対応に追われた。全体的に、もう少し攻撃参加が欲しかった。

17 菊池流帆 6
16分には野村のシュートに対して身体を張ってブロックしガッツポーズ。90分間を通して気持ちの入った守備を見せた。
3 渡部博文 6
3センターバックの中央に。16分の渡の決定機のシーンではクロスをかぶってしまった。だが、それ以外はそつなくプレーした。

19 初瀬 亮 6(82分OUT)
25分にはボールを奪ってドルブルでカウンターを仕掛け、佐々木のミドルシュートにつなげた。左サイドでチャンスを作った。

MF
38 佐々木大樹 5.5(65分OUT)
25分、28分と続けて惜しいミドルシュートがあった。だが、時間の経過と共に存在感が薄れ、山口と交代。

23 山川哲史 6
プロデビュー戦も落ち着いたプレーを見せた。28分には小川へ目の覚めるようなサイドチェンジで沸かせた。
 
MF
14 安井拓也 6
ボランチの位置でゲームを組み立てつつ、前線にまで顔を出すなど貴重な汗かき役に。54分には藤本への鋭い縦パスも見せた。

13 小川慶治朗 6(74分OUT)
6分の絶妙クロスで藤本の先制点をお膳立て。豊富な運動量を生かして攻守に絡んだが、自身のシュートは0本。

FW
9 藤本憲明 6.5(74分OUT)
開始6分に相手DFの一瞬のスキをついてラインブレイクし、小川からのクロスを頭で決めた。勝っていればMOMだったが……。

41 小田裕太郎 5.5(65分OUT)
60分に初瀬のスルーパスで抜け出し、惜しいミドルシュートも。だが、スピードという自分の武器を出しきれなかった印象。
 

交代出場
MF
8 アンドレス・イニエスタ 6(65分IN)
小田と交代。左のインサイドハーフに。88分の田中順の決定機では起点となるパスを出すなど短い時間でも存在感を示した。

MF
5 山口 蛍 6(64分IN)
佐々木と交代で入り、アンカーへ。相手のプレッシングにも屈せずにパスを捌き、攻撃面でいいリズムを作った。

FW
11 古橋亨梧 6(75分IN)
小川と交代し、田中順と2トップを形成。積極的にドリブルで仕掛けて相手に圧力を与えたがシュート0本で試合終了。

FW
21 田中順也 6(75分IN)
藤本と交代。前線で起点を作りながら、ゴール前にも顔を出した。88分には安井のパスを受け、右足での惜しいシュートも。

DF
24 酒井高徳 —-(82分IN)
初瀬と交代でそのまま左ワイドへ。出場時間が短いため評価はなし。86分には不慮のオウンゴール。

監督
三浦淳寛 6
スタメン総入れ替えのフレッシュなメンバー編成で連敗回避。ただ、勝ちきれなかった点では采配ミスと言えるかもしれない。


【チーム採点・寸評】
大分 6
前節は横浜に0-4の大敗。その反省を活かし、90分間を通してエナジーは見せられた。知念や渡、野村などが決定機を決めていれば勝点3だった可能性も。

【大分|採点・寸評】
GK
22 ムン・キョンゴン 5.5
前半6分の藤本のヘディングシュートは阻止したかった。それ以外は、88分の田中順の決定機阻止など好セーブを見せた。

DF
3 三竿雄斗 6
22分に絶妙クロスで渡の決定機を演出。72分には鋭いスルーパスを知念に通してチャンスメイク。要所で光るプレーを見せた。

5 鈴木義宜 6.5
失点シーンは藤本に背後を突かれたものの、それ以外は藤本をほぼシャットアウト。気持ちの入った守備で勝点1に貢献。
 
15 小出悠太 6
ニアへ走り込む知念へ鋭いクロスを供給するなど攻撃面で存在感を示した。だが、守備では何度か初瀬にチャンスメイクされてしまった。

29 岩田智輝 6
鈴木と共に藤本を封じた。54分には安井から藤本へのキラーパスにも反応し、藤本に前を向かせなかった。

MF
4 島川俊郎 6(88分OUT)
86分の得点シーンでは、島川がボックス内に侵入した岩田へヒールパスを通したことで生まれた。守備ではいいプレスバックを見せた。

10 野村 直輝 6(79分 OUT)
51分のカットインシュートなど主に左サイドからの攻撃で神戸を苦しめた。だが、得点につながるプレーを出せずに途中交代。
 
MF
11 田中達也 6.5
20分のカットインシュートなど大分の左サイドを活性化。積極的な仕掛けが結果的に藤谷の攻撃参加を減らした。

40 長谷川雄志 5.5
藤本や安井、佐々木らに対して厳しい守備を見せた。だが、ゲームの組み立てという部分ではやや物足りなさを感じた。

FW
9 知念 慶 6(79分OUT)
クロスに対して積極的にニアに飛び込み、神戸DF陣を苦しめた。前線での身体を張ったポストプレーも光った。

16 渡 大生 6
小出との連係もよく右サイドで躍動。全体的にいい動きを見せた。だが、22分の三竿からの絶妙クロスは決めたかった。
 
交代出場
MF
7 松本 怜 6(65分IN)
運動量の落ちた小出と交代し右ワイドへ。70分には縦への突破から鋭いクロスを入れたがGK吉丸に阻止された。

MF
18 伊佐耕平 5.5(65分IN)
渡と交代で入り、右シャドーへ。厳しいプレッシングでチームに推進力を与えた。81分にはFKからの惜しいヘディングシュートも。

FW
31 高澤優也 6.5(79分IN)
知念と交代。前線のボールチェイスでチームを活性化。86分には岩田のクロスに飛び込み、酒井のオウンゴールを誘った。

FW
27 三平和司 -(79分IN)
野村と交代。出場時間11分と短いため評価なし。積極的に攻撃には絡んだ。

DF
49 羽田健人 -(88分IN)
島川と交代。そのままボランチでプレー。出場時間が短いため評価なし。

監督
片野坂知宏 6.5
神戸の11人総入れ替えという想定外の事態にもうまくアジャスト。相手よりも多くチャンスを作り出した上での勝点1を好評価。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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