見どころ・戦評
[J1リーグ23節]広島2-1神戸/10月18日(日)/Eスタ
【チーム採点・寸評】
広島 6
3点目を取れなったことで終盤は苦しんだが、試合の大半でやりたいことを体現して勝点3を掴み取った。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
守り切ったというより助かったという印象だが、キック、スローインの質は良く、パフォーマンスは高かった。
2 野上結貴 6.5
球際の強さを発揮して何度もボール奪取。古橋にスピードに乗られても、走り負けずに対処。
23 荒木隼人 6.5
ドウグラスとのバトルは見応えがあった。後半はドウグラスにシュートチャンスを与えなかったことが勝因の一つと言ってもいいだろう。
MAN OF THE MATCH
19 佐々木翔 6.5
渾身のヘディングシュートで今季初得点。自身のサイドから相手に侵入される場面はほぼ作らせなかった。
MF
25 茶島雄介 6(74分OUT)
後ろのスペースを突かれることを恐れず、タイミングの良いランニングでチャンスを作っていた。
7 野津田岳人 6(66分OUT)
今季リーグ戦初先発。ボールのある局面に多く顔を出し、よく足を動かしてチームに貢献した。
8 川辺 駿 6
マイボールを丁寧に味方につなげていき、守備のカバーリングも早かった。カウンターを決められれば良かったが。
24 東 俊希 6
運動量で相手を上回ってイニシアチブを握っていたが、最後は足が攣って窮地を招いてしまった。
MF
14 エゼキエウ 6(66分OUT)
得点チャンスは掴めなかったが、守備でも効果的なプレー多かった。しっかりとチームに貢献。
10 森島 司 6.5(90+1分OUT)
CKから先制点をアシスト。シュートは打てなかったが、守備の貢献度はとても大きかった。
FW
39 レアンドロ・ペレイラ 6.5
カウンターをしっかりと決めて今季10得点目。後半にも得点を重ねていきたかった。
交代出場
MF
29 浅野雄也 6(66分IN)
スペースは十分にある状況で出場。チャンスはあっただけに、3点目を奪い試合を決めたかった。
MF
6 青山敏弘 6(66分IN)
カウンターをうまく作り、強烈なシュートも放ち、帰陣のスピードも速かった。存在感は大きかった。
MF
18 柏 好文 6(74分IN)
とどめを刺すプレーを期待されたが、万全の状態はではなくそこまで大きなチャンスは作れなかった。
MF
26 土肥航大 -(90+1分IN)
アディショナルタイムに出場。もっと東を助けるポジショニングも必要だった。
ヘッドコーチ
沢田謙太郎 6
城福監督の代わりにチームを指揮。勝点3を奪い取って選手たちの頑張りを称えた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
神戸 5
最後はポストと判定にも泣いて勝点ゼロで終わったが、もっと早く反撃できていれば。失点ももったいなかった。
【神戸|採点・寸評】
GK
18 飯倉大樹 5.5
失点のシーンは触れていたので悔しいが、責められない。後半はよく耐えて最後に望みを残したが…。
DF
22 西 大伍 5
右サイドは劣勢が続く。駆け引きで上回るよりも、出足の一歩や運動量で劣ってしまっていた。
33 ダンクレー 6
前半もパフォーマンスは上々で、後半は水際で失点を防いで強烈なミドルで一矢報いた。
4 トーマス・フェルマーレン 5.5
カウンターからの2失点目はリスクマネジメントが甘かったか。後半は粘り強く守って反撃を待った。
24 酒井高徳 5.5(77分OUT)
うまく連係してチャンスメイクした場面もあったが、守備で後手に回る場面もあった。
MF
6 セルジ・サンペール 5.5(68分OUT)
後半は鋭い縦パスを打ち込んだが、ボールを失う回数も多くカウンターを受ける場面も多くなる。
5 山口 蛍 5.5
中盤の広範囲をカバーしたが、ボールを奪って前へ出る形はなかなか作れなかった。
8 アンドレス・イニエスタ 5.5
局面を打開する上手さはさすがも、支配力は高まらず、ラストパスは味方に合わなかった。
MF
27 郷家友太 5(57分OUT)
効果的な場所でボールを受けられずチャンスを作れなかった。存在感を欠いたまま交代となった。
49 ドウグラス 5.5
ダンクレーのゴールをアシストも、後半はなかなか前向きでプレーできず大きな脅威を与えられなかった。
11 古橋亨梧 5.5
スピードに乗ってボールを受けるシーンもあったが、シュートまで持ち込めなかった。
交代出場
FW
21 田中順也 5.5(57分IN)
アディショナルタイムのヘディングシュートはポストに。合わせるのが精いっぱいだったが、決めたかった。
FW
9 藤本憲明 5.5(68分IN)
88分に初瀬のクロスをうまくヒールで合わせたがGKの正面に。シュートチャンスはその一回だけだった。
DF
19 初瀬 亮 -(77分IN)
推進力のあるプレーで左サイドに活力をもたらし、ゴール前にいいボールを届けた。
監督
三浦淳寛 5.5
終盤は迫力のある攻撃を見せただけに、前半のセットプレーとカウンターの失点が痛かった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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