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J1 第24節

10月24日(土) 17:00 Kick off

3 - 1

浦和

試合終了

C大阪

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】浦和=橋岡(37分)、杉本(87分) C大阪=瀬古(33分)<br />
【退場】浦和=なし C大阪=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】山中亮輔(浦和)


[J1第24節]浦和3-1C大阪/10月24日/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 7
丁寧に試合を運び、見事ホームで連勝を飾る。先制を許したものの、すぐさま追いつき、前半のうちに逆転に成功。なにより以前まで単調だった攻撃が多彩になっているのが大きな収穫だ。


【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
28分の豊川のシュートには手も足も出せず……。それでも69分にB・メンデスのヘディングをかき出したのは、素晴らしかった。

DF
5 槙野智章 6
身体を張ってシュートブロックに入り、山中のカバーリングもそつなくこなした。先制された直後にチームメイトを集め、気持ちを切り替えさせた点も称賛に値する。

MAN OF THE MATCH
6 山中亮輔 7(90+7分OUT)
要注意人物のひとりであるドリブラーの坂元に粘り強く対応し、仕事をさせなかった。さらに強烈なミドルシュートで勝ち越し弾も奪ってみせた。このレフティこそ、この試合の勝利の立役者だ。

27 橋岡大樹 6
清武がボールを持てば、自由にさせまいと素早いチェックを繰り返した。相手アタッカーにかわされる場面はあったが、トータルで見れば悪くない出来だった。

31 岩波拓也 6
豪快なロングフィードで攻撃のスイッチを入れた。豊川に振り切られたのは悔いが残るも、それ以外では相手FWに食らいつき、勝利に小さくなく貢献。
 
MF
7 長澤和輝 6.5
守備の要所要所で存在感を発揮。ボールホルダーを素早く囲い込み、圧力をかけ続け、相手の厚みのある攻撃を分断させた。

8 エヴェルトン 6
いち早くセカンドボールに反応し、相手の二次攻撃をストップした。またボールロストが少なく、攻撃の起点として機能していた。

11 マルティノス 6(85分OUT)
相手DFをかわし切れずに、なかなかボールを前に運べずにいた。しかし71分にこぼれ球を押し込んでダメ押しの3点目をゲット。仕事は果たした。

24 汰木康也 6.5(90+7分OUT)
トラップミスが散見されるも、時折見せるドリブルは鋭かった。32分にエリア内でファウルを誘ってPKを獲得し、71分には左サイドを突破して3点目を演出してみせた。
 
FW
9 武藤雄樹 6(71分OUT)
18分、58分など決定的なシュートチャンスは多かったもののノーゴールに。ただ巧みにパスを引き出して攻撃をスムーズ化させた点は評価したい。

30 興梠慎三 7(71分OUT)
冷静にPKを決めてJ1通算得点ランク単独4位(155点)に。また絶妙な位置でボールを受けて攻撃のリズムを作り、時に最終ラインまで戻り相手の攻撃を撥ね返した。
 
交代出場
FW
14 杉本健勇 5.5(71分IN)
攻撃の起点となっていたもののボールロストが少なくなく、スタジアムのため息を誘うシーンも。一つひとつのプレーを丁寧にこなしたかった。

FW
45 レオナルド 6(71分IN)
投入直後にエリア内でボールを受け、3点目につながるシュートを放つ。それ以降も積極的にボールを持ち上がり、相手の脅威となった。

MF
16 青木拓矢 ―(85分IN)
終盤に投入されると、やや低めに位置取り、相手のパワープレーに対処。チーム全体のバランスを取っていた。

DF
28 岩武克弥 ―(90+7分IN)
出番は少なく見せ場はなかったが、17節の川崎戦ぶりの出場。勝利の笛をピッチ上で聞いたことに小さくない意味がある。

MF
13 伊藤涼太郎 ―(90+7分IN)
最後のワンプレーで清武に身体をぶつけてボールを奪ったシーンに気迫を感じさせた。次はもっと早い時間帯での起用が見たい。

監督
大槻 毅 6.5
2点リードしている状況でも最後まで攻撃の姿勢を崩さず。2トップを揃って交代させた積極的な交代策が奏功した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 5
丁寧な立ち上がりから先制点を奪うまでは良かったものの、小さな隙を突かれてすぐさま逆転を許す。そのまま両サイドの攻撃を封じられ、攻め手が単調になりがちだった。

【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5
致命的なミスはなかったものの、失った3点はいずれも運が絡む悔しいものに。4試合ぶりの複数失点を喫する。

DF
14 丸橋祐介 5(73分OUT)
やや下がり目にポジションを取っていたせいで、攻め上がるタイミングがやや遅れがちだった。持ち前の攻撃性をなかなか発揮できず。

15 瀬古歩夢 4.5(59分OUT)
32分にはシュートブロックの足が相手にかかりPK献上、44分にはミドルシュートが足に当たり実質オウンゴールに。かなり苦い試合となった。

16 片山瑛一 5
坂元とのコンビネーションが未熟で、なかなかサイドを打開できなかった。また71分に汰木に突破を許した場面はいただけなかった。

22 マテイ・ヨニッチ 5
ビルドアップは安定していたが、肝心の守備でらしくないミスが散見。目測を見誤り、ゴール前のスペースを空けてしまうシーンが何度も見られた。
 
MF
3 木本恭生 6
派手さはなかった一方で堅実なプレーで、攻守に置いて中盤を締めた。後方からの組み立ても安心感があった。

6 レアンドロ・デサバト 5.5
中盤のフィルター役として、まずまずのパフォーマンスを披露。ただし55分のミドルシュートはせめて枠に飛ばしたかった。

10 清武弘嗣 5.5
相手の逆を突くスルーパスや懐の深いボールキープなど随所で見せるテクニックは非凡なものがあった。それでも相手の徹底マークに苦しみ決定的な仕事はできなかった。

17 坂元達裕 5(73分OUT)
ボールを持っても相手から対策を講じられ、持ち前のドリブル突破が鳴りを潜める。消化不良のまま後半途中にピッチを退いた。
 
FW
25 奥埜博亮 5(65分OUT)
前線でのプレッシングと献身的なプレスバックで守備では奮闘も、攻撃面では存在感がほとんどなかった。

32 豊川雄太 6.5(73分OUT)
28分にクリアボールに反応して見事に相手ディフェンスラインから抜け出すと、DFふたりを振り払い先制点を奪取。それ以外でも効果的な飛び出しで、先発起用に見事に応えてみせた。
 
交代出場
MF
5 藤田直之 5.5(59分IN)
ボランチの位置から的確にパスを捌き、ボール支配率の向上に寄与。ただ局面を一気に変えるような決定的なパスはなかった。

FW
20 ブルーノ・メンデス 5(65分IN)
ハイライトは69分。右サイドからのクロスにヘディングで合わせるも、相手GKに止められる。これが決まっていれば評価はガラリと変わったが……。

DF
4 小池裕太 5(73分IN)
豪快なオーバーラップをする機会は限られ、攻守においてなかなかアピールできず。存在感は薄かった。

MF
49 西川 潤 5(73分IN)
ボールを持つと、まず味方を探していた印象。良いポジションでパスを引き出していただけに、もっとゴールに向かっていく迫力が欲しかった。

FW
13 高木俊幸 5(73分IN)
機を見てスペースに顔を出して攻撃を円滑化させようと試みる。ただ最後まで相手の守備を崩せず、期待には応えられなかった。

監督
ロティーナ 5
ビハインドの状況を受けて、いつもよりも早めに攻撃的なカードを次々と切り、73分には3枚替えで流れを変えようとした。しかし結局攻撃が単調に。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)


 

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