見どころ・戦評
[J1リーグ32節]広島3-1横浜/10月28日(水)/Eスタ
【チーム採点・寸評】
広島 6.5
前半の劣勢の時間帯をしっかりと耐えて先制することに成功し、後半は横浜に危険な場所に入らせなかった。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
横からゴール前にボールが入ってきても、ディフェンダーと協力してしっかりと対応。後半は危なげなかった。
DF
2 野上結貴 6
マークの受け渡しをしっかりとし、前田に走られても大事には至らなかった。最後のPKは不運だった。
23 荒木隼人 6.5
ジュニオール・サントスへ寄せを早くして対応。後半にオナイウが入ってきて2トップのような形になっても慌てず対処した。
19 佐々木翔 6.5
23分のピンチは胸でシュートをブロック。このプレーは勝敗の分岐点になるビッグプレーになった。
MF
18 柏 好文 6(82分OUT)
6試合ぶりの先発。最初はマークがはっきりしない場面もあったが、しっかりと修正して攻撃でも存在感を発揮。
8 川辺 駿 6.5
我慢強く戦った。2列目から飛び出してくる選手もしっかりと捕まえ、隙のない守備を構築した。
6 青山敏弘 6.5
危ない場面が続いても慌てずチームを統率。バイタルエリアでは相手に仕事をさせなかった。
24 東 俊希 6(61分OUT)
アタッキングエリアでの判断は良くなかったが、守備面では穴を開けることなく守った。
MF
29 浅野雄也 6.5(72分OUT)
質の高いクロスを供給して先制点をアシスト。追加点のFKもキッカーを務めた。攻守においてアグレッシブなプレーが効いていた。
14 エゼキエウ 6(61分OUT)
3試合連続スタメン。ボールロストも多かったが、守備に労を惜しまず果敢に戦った。
FW
MAN OF THE MATCH
39 レアンドロ・ペレイラ 6.5
チャンスを逃さず仕留めて先制点を奪取。出場停止から戻ってきて、自らの価値を証明した。
交代出場
MF
10 森島 司 6.5(61分IN)
スピードに乗ってゴールへ向かいPKを獲得。攻撃も守備もやるべきことをしっかりと全うした。
MF
25 茶島雄介 6(61分IN)
しっかりと右サイドのスペースを埋め、チャンスがあると前へ出た。ミドルシュートは鋭かった。
MF
20 永井 龍 6.5(72分IN)
シャドーに入ってハードワークし、試合終了間際にはPKを蹴って移籍後初ゴールをマークした。
DF
3 井林 章 -(82分IN)
4トップ気味の相手に対応すべく左ウィングバックに入った。しっかりと守備のタスクをこなした。
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ -(82分IN)
長いリーチを生かして森島へのパスをつないで追加点に貢献。短時間でもしっかりと仕事をした。
監督
城福 浩 6.5
前半の劣勢を耐え、徐々に相手を上回って勝利をつかんだ。前回対戦の敗戦から学んだことがしっかりと生かされたゲームだった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
優勢の時間帯に失点してしまい、オウンゴールでリードを広げられた。試合運びが拙く、それを取り返すほど後半にパワーアップはできなかった。
【横浜|採点・寸評】
GK
32 高丘陽平 5.5
移籍後初スタメン。3失点してしまいビルドアップのミスもあったが、及第点は与えられるデキだった。
DF
25 小池龍太 5
前半はエゼキエウから何度もボールを奪って攻撃につなげたが、後半は右サイドがうまく機能しなかった。
13 チアゴ・マルチンス 5
PKでJ初ゴールを記録。約1か月ぶりの試合となって試合勘が足りなかったか。判断ミスも多く、62分のオウンゴールは痛恨だった。
44 畠中槙之輔 5
先制点の場面はレアンドロ・ペレイラに背後を取られてしまい、試合終了間際にPK献上。耐えられなかった。
5 ティーラトン 5.5
いいエリアでボールを受けた時間帯もあったが、決定的なパスを供給することはできなかった。
MF
26 渡辺皓太 5.5(37分OUT)
少ないタッチでテンポよくボールを動かしていたが、負傷して前半途中で交代となった。
33 和田拓也 5.5(65分OUT)
豊富な運動量で多くの局面に顔を出してバランスも取っていたが、打開するパスは出せなかった。
39 天野 純 5(76分OUT)
前半は積極的にゴール前へボールを入れ、後半は前田と連係しながら攻めたが、決定機は生み出せなかった。
FW
17 エリキ 5
最後の最後にPKを奪取したが、後半は効果的な仕掛けが少なく突破口を切り開けなかった。
37 ジュニオール・サントス 5
3本のシュートはどれもゴールの匂いがしたが無得点。特に23分のシュートを決められなかったのは痛かった。
38 前田大然 5.5(76分OUT)
ワンツーで抜け出すプレーはシンプルだが脅威を与えていた。ただラストパスを味方に合わせられなかった。
交代出場
MF
8 喜田拓也 5(37分IN)
渡辺の負傷により前半途中から出場。チームをパワーアップさせるパフォーマンスは見せられなかった。
FW
9 マルコス・ジュニオール 5(65分IN)
2点を追い掛ける展開で入ったが、広島の守備の隙は見つからず反撃のムードを作れなかった。
MF
18 水沼宏太 ―(76分IN)
オナイウへのアーリークロスはタイミングも質も良かったが、サイドを打開できなかった。
FW
45 オナイウ阿道 ―(76分IN)
水沼のクロスを合わせた場面は惜しかったが、存在感を見せられたのは、その1シーンくらい。
監督
アンジェ・ポステコグルー 5
前半からやりたいことはできていたが、先制されたことで相手に余裕を与えてしまい、追い上げる力は発揮できなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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