見どころ・戦評
[J1リーグ26節]広島1-1浦和/11月3日(火)/Eスタ
【チーム採点・寸評】
広島 6
サイドから攻めていく自分たちのスタイルを貫き続けて同点に追い付いたが、立ち上がりの失点が響いて悔やまれる勝点1となった。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5.5
試合の入りを締められなかったことが悔やまれる。追加点を許さなかったところを評価できるが。
DF
2 野上結貴 5
興梠に前に入られて先制点を許してしまった。もっと注意深く相手のエースを捕まえたかった。
23 荒木隼人 5.5
縦パスをカットして何度も波状攻撃につなげていった。杉本にはほとんど何もさせなかった。
19 佐々木翔 5.5
立ち上がりの失敗が大きく響いた。90分を通した内容は悪くなくとも、勝負強さを見せられないでいる。
MF
25 茶島雄介 5.5
うまくポジションを取って相手を困らせていたが、得点を演出するプレーは今節もできなかった。
8 川辺 駿 5.5
なかなか突破口は見つけられなかったが、活路を探して動きながら我慢強く相手を揺さぶった。
6 青山敏弘 5.5(87分OUT)
ボールを奪いに行くプレーに多くのエネルギーを使い、相手に圧力をかけ続けることはできていた。
18 柏 好文 5.5(87分OUT)
クロスはなかなか味方に合わせられなかった。それでも仕掛けてゴール前にボールを送り続けた。
MF
29 浅野雄也 5(60分OUT)
スピードに乗るスペースはなくともチャンスはあった。決めることができずピッチを退く。
10 森島 司 5.5
ギャップでボールを受けながら攻撃を潤滑させていたが、決定的なプレーはできなかった。
FW
39 レアンドロ・ペレイラ 6
ペナルティエリア内で相手を上回ることはできないでいたが、野性的なプレーでゴールをこじ開けてみせた。
交代出場
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5.5(60分IN)
同点の場面はうまくこぼれ球をレアンドロ・ペレイラにつないだが、気持ちが空回りした印象は否めない。
MF
14 エゼキエウ -(87分IN)
左サイドを打開していくプレーが期待されたが、ビッグチャンスを生み出すドリブル突破はできなかった。
FW
20 永井 龍 -(87分IN)
迫力のあるプレスバックも見せて敵陣で試合を進めることできていたが、シュートチャンスはつかめず。
監督
城福 浩 5.5
会見では試合の立ち上がりを何度も悔やんでいた。最後まで勝ちに行く姿勢を見せたが、痛恨の勝点1となった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
浦和 6
1点のリードを守ることはできなかったが、よく守った。追加点を取れなかったことの方を悔やむべきだろう。
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
失点場面は混戦の中で反応し切れなかったが、90分を通していい守備が構築できていた。
DF
27 橋岡大樹 5.5
何度も深い位置まで切り込まれてしまったが、それでも最後まで足を運んで守っていた。
31 岩波拓也 6
危うい対応もあったが、集中力は切らすことなく横からのボールに対する強さを見せた。
MAN OF THE MATCH
5 槙野智章 6
失点場面は僅かにレアンドロ・ペレイラへの寄せが遅れてしまったが、危険な場所を察知して身体を張って守っていた。
3 宇賀神友弥 5.5
汰木の協力も得ながら左サイドを守った。前半は危ない場面もあったが、徐々に安定感が増していった。
MF
11 マルティノス 6(62分OUT)
ドリブルでタメを作って攻撃時間を捻出。49分の絶好機は逃したが、広島の大きな脅威になっていた。
7 長澤和輝 6
森島、青山、柏らが出入りするスペースを粘り強く守った。タフに戦ってディフェンスラインを助けていた。
8 エヴェルトン 5.5(71分OUT)
リアクションの動きが多くなってもしっかりとファイトした。後半も攻撃時間が短く、さすがに疲弊していった。
24 汰木康也 5.5
ディフェンスラインに入る場面も多かった。脅威は与えられなかったが、ハードワークして貢献した。
FW
30 興梠慎三 6
相手の隙を見逃さずファーストチャンスをしっかりと仕留めた。その後は見せ場を多く作れなかった。
9 武藤雄樹 5.5(62分OUT)
攻撃よりも守備に使ったエネルギーの方が多かったが、それでも足を動かすことはやめなかった。
交代出場
MF
41 関根貴大 -(62分IN・80分OUT)
うまく試合に入ることができなかったなか、シュートブロックに入ったときに足を痛めてしまう。
FW
14 杉本健勇 5(62分IN)
期待された働きはできなかった。ボールをキープしても、迷っているうちに奪われる場面もあった。
MF
16 青木拓矢 5(71分IN)
失点場面はもっとセーフティーにクリアしたかった。D・ヴィエイラに拾われてしまった。
FW
39 武富孝介 -(80分IN)
アディショナルタイムも含めれば15分くらいの時間があったが、敵陣でプレーすることはほぼできなかった。
監督
大槻 毅 5.5
一体感をもって90分間を戦い抜いた。守り切れなかったことと選手交代でパワーアップできなかったことが悔やまれる。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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