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J1 第11節

11月8日(日) 13:00 Kick off

0 - 3

仙台

試合終了

鳥栖

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】仙台=S・マテ(32分)、A・ゲデス(45分)、中原(76分) 鳥栖=なし<br />
【退場】仙台=なし 鳥栖=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】本田風智(鳥栖)


[J1リーグ11節]仙台0-3鳥栖/11月8日(日)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 4.5
あまりにも低調なパフォーマンスに終始。何より攻撃のビルドアップがまるで機能せず、ミドルサードで奪われて守備体勢ができていないうちに逆襲を浴びること多数。0-3の完敗で、ホーム初勝利はいまだ達成できていない。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5
34分の直接FK阻止など好守はあったが、これだけ劣勢だとGKの個人技に頼るのは厳しい。

DF
3 飯尾竜太朗 4.5(58分OUT)
彼だけの問題ではないが、同サイドの選手たちと連係不備が目立つ。2失点目はそこを突かれた。

23 シマオ・マテ 5
1対1では強さを見せるものの、前方の選手とのチャレンジ&カバーの連係に乏しかった。
13 平岡康裕 5
何度も相手のシュートやクロスに割って入り阻止したが、数的不利を作られて苦戦した。

2 パラ 5(58分OUT)
守備で後手を踏むのが難点。左サイドで対面する相手をかわしてのドリブルは効いた。

MF
26 浜崎拓磨 4.5
低い位置でパスの起点になろうとしたが、下がったままで終わる場面が多く押しこまれた。

5 椎橋慧也 4.5
浜崎と同時に低く下がりすぎて、中盤に穴を空けること多々。パスミスも目立っていた。
 
MF
7 関口訓充 5(67分OUT)
前を向いてプレーする積極性は貴重だが、珍しく球際での勝負で屈する場面が多かった。

9 イサック・クエンカ 5
意外性のあるワンタッチパス、カットからのドリブルを見せたが、連係の中では生きず。

FW
29 アレクサンドレ・ゲデス 4.5(64分OUT)
足首に不安を抱えるなか、チーム事情もあり強行出場。だが本来のできとはほど遠かった。

20 長沢 駿 5
キープして後方の攻めを引き出したりプレスに行ったり献身的。だが得点という仕事ができず。
 
交代出場
DF
39 金 正也 5(58分IN)
布陣変更で3バックの右に入るが、失点を食い止められず。終盤の攻撃参加も奏功せず。

MF
14 石原崇兆 5(58分IN)
ドリブルは可能性を感じさせたが、中央寄りのエリアでは止められてしまう場面も多かった。

MF
28 佐々木匠 5(64分IN)
A・ゲデスのアクシデントもあり前線に。厳しいプレスに対して効果的なパスを繰り出せず。

MF
37 中原彰吾 5(67分IN)
パスの展開を期待されたが、出す前に競り合いで潰されて思うような仕事ができぬまま終わる。

監督
木山隆之 4.5
前節の中止で1週間の準備期間を得たが、仕込んだ攻撃はほとんど決定機に持ちこめず完敗。
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 7
19歳の選手を3人先発に組み込む大胆采配も、攻守とも積極的に前へ出るプレーぶりで結果に結びつけた。早めの先制点のあとも落ち着いてゲームを運び、10試合ぶりの勝利を手にすることができた。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 6.5
ほとんどセービングの場面がない展開。バックパスを落ち着いて処理する足もとの技術はさすが。

DF
28 森下龍矢 6.5
パラの突破を許したぶんも、自身の攻撃参加でやり返す。シュートにも二度持ち込んだ。

2 原 輝綺 6
エドゥアルドとともに、中央の守備を固めて無失点に貢献。目立たずとも好守を見せた。

3 エドゥアルド 6.5
キャプテンマークに相応しいハイパフォーマンスを披露。対人守備もカバーも効いていた。
 
MF
30 樋口雄太 6
前に出すぎることもあったが、鋭い出足で相手の攻撃を寸断して攻撃に切り替えていた。

41 松岡大起 6
強いプレッシングで中盤の主導権を掌握。相手の横パスもタイミング良くカットしていた。

MAN OF THE MATCH
23 本田風智 7(79分OUT)
J1初得点を含む2得点で勝利に貢献。左から飛び出した1点目も、こぼれ球に詰めた2点目も見事。

31 大畑歩夢 6(90+1分OUT)
関口や飯尾の攻撃に対し、周囲と連係しながら食い止めた。左サイドを安定させていた。
 
FW
9 チアゴ・アウベス 7(56分OUT)
見事なミドルで今季初得点となる先制点。本田の1点目につながるサイドチェンジも絶品だった。

11 豊田陽平 6(79分OUT)
自身のシュートはなかったものの、相手DFを引きつける役割を果たし、味方の連続攻撃を呼んだ。

22 小屋松知哉 6(90+1分OUT)
目立つ高速突破はさほど見受けられなかったものの、大畑とともに左サイドを突き崩した。
 
交代出場
FW
16 林 大地 6(56分IN)
ボールを持てばゴールに向かう姿勢を発揮。相手DFへ大きなプレッシャーを与えた。

MF
50 梁 勇基 −(79分IN)
慣れ親しんだユアスタで拍手に迎えられる。時間は短いがボールを落ちつかせる役割を果たす。

FW
7 金森健志 –(79分IN)
プレー時間は短かったが、82分に高い位置でのカットからシュートに持ち込む場面を作った。

DF
47 中野伸哉 –(90+1分IN)
アディショナルタイムの出場で目立った活躍はないが、貴重なプレー経験を積んだ。

FW
33 石井快征 −(90+1分IN)
中野とともにわずかな時間の出場。危なげなくプレーし、チームの逃げ切りに貢献。

監督
金 明輝 6.5
結果が出ない中でも辛抱し、アグレッシブなプレーを貫く。この日は攻守とも主導権を握り続けた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●板垣晴朗(フリーライター)
 

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