見どころ・戦評
[J1リーグ7節]広島2-0名古屋/11月11日(水)/Eスタ
【チーム採点・寸評】
広島 6.5
連動したプレスからカウンターでゴールを奪い、理想的な形でゲームを進めていった。守備はとても堅かった。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6.5
隙を見せることなく90分間を終えた。カウンターを受けることなく、セットプレーの集中もキレなった。
DF
2 野上結貴 6.5
攻めに出た後も早く戻ってポジションを埋めた。周囲ともうまく連係して難しい対応はなかった。
23 荒木隼人 6.5
前半は金崎に対してギリギリの対応もあったが、広範囲をカバーして守って無失点に抑えた。
19 佐々木翔 6.5
対面するアタッカーがマテウス、石田、前田と代わっても、しっかりマークをつかんで対応した。
MF
25 茶島雄介 6(74分OUT)
守備は穴を開けることなくキッチリと務め、攻撃では相手の脅威になり、74分に柏にバトンをつないだ。
6 青山敏弘 6.5(87分OUT)
運動量も多く、球際の出足も鋭い。クリエイティブなプレーは多くなったが、しっかりとチームの勝利に貢献した。
8 川辺 駿 7
先制点につながるボール奪取をしたのも背番号8。危険な場所もしっかりと潰し、この日は攻撃よりも守備で輝いた。
24 東 俊希 6(84分OUT)
左サイドで攻守に安定感のあるプレーを続ける。ボックス内に入ってシュートのチャンスもつかんだ。
MF
29 浅野雄也 6(74分OUT)
守備時の集中力は高く、攻撃時も相手にとって嫌な場所でボールを受けるシーンも多かった。
MAN OF THE MATCH
10 森島 司 7
プレスのスイッチを入れる効果的な動きを続けて、相手にとどめを刺す直接FKを決めてみせた。
FW
39 レアンドロ・ペレイラ 6.5(84分OUT)
右足を一閃してゴール。強烈なシュートでランゲラックを破って、チームを勝利に導いた。
交代選手
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 6(74分IN)
追加点につながるFKを獲得。試合終盤にCKからシュートチャンスが訪れるも、決め切れず。
MF
18 柏 好文 6(74分IN)
出場直後からアグレッシブにプレー。すぐに試合に入れるところは大きな強み。
DF
3 井林 章 ―(84分IN)
左ウイングバックでプレー。守備に軸足を置いて試合終盤も安定して試合を締めていった。
FW
20 永井 龍 ―(84分IN)
シャドーでのプレーはまだ少し慣れないようだが、しっかりと戦力に組み込まれている。
MF
14 エゼキエウ ―(87分IN)
うまく試合に入れなかったか、シュートを打つチャンスを逃してしまっていた。
監督
城福 浩 6.5
ボールを奪いに行く時の連動、帰陣のスピード、隙のないブロック。総じて守備のレベルがとても高い試合だった。
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
ビルドアップのミスから失点してゲームプランが狂ってしまう。攻撃は手数が乏しくほぼ決定機のないまま終えることになった。
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 5
先制点につながる場面はもっとセーフティーにプレーして良かった。もったいない失点になった。
DF
26 成瀬竣平 5(69分OUT)
前でタメができなかったためだが、タイミングよく攻撃に絡んでいく場面はほぼなかった。
4 中谷進之介 5.5
失点しても焦らず試合を進めていた。危険なカウンターは受けながらも追加点は許していなかったが。
3 丸山祐市 5.5
浅野のスピードやカットインにしっかりと対応。ビルドアップは各駅停車になってしまった印象。
23 吉田 豊 5.5(82分OUT)
前半は唯一と言っていい攻めの手段になっていたが、ピンポイントで中央にボールを届けられなかった。
MF
16 マテウス 5
スピードに乗れる状況をなかなか作れず、プレースキックの質も上がらず。沈黙することになった。
15 稲垣 祥 5
ピッチ上の誰よりも多く走ったが、古巣の術中にはまったようなゲーム展開を打破できなかった。
MF
2 米本拓司 5(82分OUT)
もっとアバウトなボールがあっても良かったか。試合終盤のミドルシュートはGKが難なくセーブ。
27 相馬勇紀 5(69分OUT)
相手が5バックになった時にどう突破していくか。この日はその答えを見つけられなかった。
FW
11 阿部浩之 5
前線でタメができず、ギャップを突く動きや2列目から飛び出していく動きはできなかった。
44 金崎夢生 5(48分OUT)
ボールサイドに顔を出してエネルギッシュにプレーも、後半開始早々に右足を負傷して交代に。
交代出場
MF
24 石田凌太郎 5(48分IN)
右サイドに入り、途中から左サイドに回ったが、どちらでも相手を脅かすことできなかった。
DF
34 オ・ジェソク 5(69分IN)
与えてしまったFKが致命的な2失点目につながった。責められない対応だったが。
FW
25 前田直輝 5(69分IN)
右サイドに入り、トップにポジションを取った時間帯もあったが、シュートチャンスは作れなかった。
DF
6 宮原和也 -(82分IN)
故郷のスタジアムに2点差がついてから出場。インパクトは残せないまま試合が終わった。
MF
8 ジョアン・シミッチ ―(82分IN)
コンディションの問題があったのかもしれないが、相手の守備を揺さぶるためはもっと早く起用しても良かったか。
監督
マッシモ・フィッカデンティ 5
攻め手の少なさが目立つ敗戦となったが、とにかく追い掛ける展開になったことが痛恨だった。
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