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J1 第32節

11月11日(水) 19:00 Kick off

1 - 0

G大阪

試合終了

神戸

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

チャンスできっちり仕留めたパトリック。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)


[J1リーグ32節]G大阪1-0神戸/11月11日(水)/パナスタ



【チーム採点・寸評】
G大阪 7
 攻守の軸である井手口を欠きながらも、神戸を完封しパナスタで対神戸戦初勝利。奥野と唐山がJ1デビューを飾り、若手も台頭した。

【G大阪|採点・寸評】 
GK
1 東口順昭 6
奥野のゴールカバーにも助けられ、神戸を無失点に抑えた。相手のシュート精度の低さもあって活躍の場は少なし。
 
DF
27 髙尾 瑠 6
初瀬と中坂が絡むサイド攻撃に対して守勢に回ったが大崩れはなし。終盤も守備意識を高く保っていた。
 
13 菅沼駿哉 6
藤本に抜け出された場面は減点材料だが、キムとの好連係で最後尾を引き締める。いい縦パスもあった。
 
19 キム・ヨングォン 6.5
やはりこの男がいると最終ラインの安定感が段違い。前半田中に手こずる場面もあったが、大きなミスはなし。
 
14 福田湧矢 6
前半、見事な切り返しから小野瀬の決定機をお膳立て。しかし守備ではややばたつく場面も見られた。
 
MF
8 小野瀬康介 6(90+2分OUT)
前半のヘディングシュートは決めたかった。ただ、動きに鋭さが戻ってきており、積極性も見せた。
 
26 奥野耕平 6.5
井手口のアクシデントに伴って急遽、先発に抜擢。立ち上がりに決定機を防ぎ、上々のJ1デビューに。
 
29 山本悠樹 6.5
奥野と絶妙の関係性を保ち、中盤でバランスを取る。後半は攻め上がりも見せたが、そこの質が課題。
 
10 倉田 秋 6.5(84分OUT)
自身のシュートは1本止まりだが、決勝点の場面では絶妙な動きで相手をつる。福田の守備もフォローした。
 
FW
MAN OF THE MATCH
18 パトリック 7(84分OUT)
放った1本のシュートが決勝点に。シュート機は少なかったが、ポストプレーの質も高かった。
 
33 宇佐美貴史 6(77分OUT)
神戸キラーとしては不発だったが、パトリックのゴールを演出。後半惜しいシュートも放った。
 
交代出場
FW
39 渡邉千真 ―(77分IN)
疲労の見える宇佐美に代わりピッチに。古巣相手に気持ちは見せたが、守備だけに追われた印象だ。
 
MF
21 矢島慎也 ―(84分IN)
本職ではないサイドハーフで守備意識を高めてピッチに。川﨑の投入後は右にもスイッチし、無難に乗り切る。
 
FW
38 唐山翔自 ―(84分IN)
待望のJ1デビュー。しかし与えられた役割は前線からの守備で、攻撃で良さを出す機会はなかった。
 
MF
34 川﨑修平 ―(90+2分IN)
アディショナルタイムの投入で、完全に守備のクローズ要員。大きなミスもなく最後を締めた。
 
監督
宮本恒靖 6.5
絶対的な軸だった井手口を欠く苦しい状況で奥野を抜擢。終盤、いつものように押し込まれたが踏ん張った。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム|採点・寸評】 
神戸 5.5
中2日の日程で大幅にメンバーを入れ替えるも前半は優位に試合を運んだ。決定力に泣いたが、試合内容は決して悪くなかった。

【神戸|採点・寸評】 
GK
1 前川黛也 6
小野瀬のヘディング弾を見事にセーブ、失点時も反応しており菊池に当たっていなければ防いでいたはず。
 
DF
23 山川哲史 6
右SBも器用にこなし、守備では大きなミスはなし。終盤は攻めの意識も見せたが前半にもう少し小田をサポートしたかった。
 
33 ダンクレー 6
山川のサイドをうまくケアしつつ、個の強さを見せる。もう少し効果的な縦パスも供給したかった。
 
17 菊池流帆 6.5
失点時はシュートが手に当たる不運もあったがパトリックに対して全く引けを取らず、人への強さを見せた。
 
19 初瀬 亮 6
古巣相手に明らかに気合が入っていた。積極的に仕掛けを見せ、セットプレーでも鋭いキックを繰り出す。
 
MF
41 小田裕太郎 6.5
サイドで積極的な仕掛けを見せ、福田を防戦一方にした。後半はウイングとしてより攻めの意識を高めた。
 
14 安井拓也 5.5(60分OUT)
中盤をダイナミックに走り前半は好クロスで決定機を演出も、後半は失速。途中交代もやむを得ないところだ。
 
25 大﨑玲央 5.5(79分OUT)
アンカー的な動きで組み立ての起点になるが効果的にさばけず。後半はミスも多く、ピンチを招く。
 
31 中坂勇哉 5.5(60分OUT)
今季初の先発に燃える。前半は初瀬とともにサイドを活性化。ただ、最後の部分での精度を欠く。
FW
21 田中順也 6(79分OUT)
シュートはゼロに終わったが、縦に速い攻撃の起点となったり、ボールを引き出したりと工夫した。
 
38 佐々木大樹 5(60分OUT)
安井の決定的なクロスを決めきれず。アグレッシブに動くもやや空回りで、怖さがなかった。
 
交代出場 
MF
5 山口 蛍 6(60分IN)
投入直後はインサイドハーフだったが終盤はアンカーで、持ち前の運動量と戦術眼を生かした。

MF 
8 アンドレス・イニエスタ 6(60分IN)
投入直後は、試合に入りきれず、らしくないパスミスを連発も藤本が抜け出したスルーパスはさすが。
 
FW
11 古橋亨梧 6(60分IN)
別次元のスピードで投入直後から相手に脅威を与える。しかし、シュート機に絡みきれず終わる。

FW
9 藤本憲明 5.5(79分IN)
持ち味を生かしてイニエスタの絶妙のパスに抜け出し、決定的なシュートを放つも決めきれなかった。
 
DF
22 西 大伍 ―(79分IN)
インサイドハーフで起用されるが、やはり攻撃のセンスは抜群。終盤の反撃を支えていた。
 
監督
三浦淳寛 5.5
大胆なメンバーの入れ替えで攻守を活性化。結果は出なかったが、好調のG大阪相手に互角に戦った。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
構成●サッカーダイジェストWEB編集部

SOCCER DIGEST WEB

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