見どころ・戦評
[J1リーグ27節]広島1-1横浜FC/11月14日(土)/エディオンスタジアム広島
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
選手交代による効果はあまり大きくなく、勝ち越し点は遠かった。勝点1を積み上げるにとどまった。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
失点は責められない。追加点を許さなかったことは重要なことで、集中を切らさず戦い抜いた。
DF
2 野上結貴 6
斉藤光がゴールへ向かって仕掛ける場面はほとんど作らず。敵陣で果敢に奪いに行く姿勢も見せる。
23 荒木隼人 5
先制点はマーカーに決められてしまい、ビルドアップのミスも。攻守に安定感を欠いた。
19 佐々木翔 5.5
立ち上がりはなかなか守備がハマらず腐心。左サイドを崩す形も多く作れなかった。
MF
25 茶島雄介 5.5(57分OUT)
アタッキングゾーンではやや思い切りに欠けていた印象。チャンスは作れていたが。
8 川辺 駿 5.5
相手へ強い圧力をかけていくことできず。決定的なパスを送ることもできなかった。
26 土肥航大 5.5(HT OUT)
球際で勝って同点ゴールの起因を作るも、ボールをテンポよく動かすことができず前半で交代に。
18 柏 好文 5.5
左サイドでも右サイドでもゴールへ向かってプレーも、ビッグチャンスは生み出せなかった。
MF
20 永井 龍 5.5(57分OUT)
チームに与えられた役割は果たしたが、FWとしては物足りないパフォーマンスとなった。
14 エゼキエウ 6(71分OUT)
背後を突いて同点ゴールをゲット。その後も良さは出ていたが、勝ち越し点にはつながらず。
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 6(65分OUT)
同点アシストは質の高いプレーだったが、ゴール前で相手に怖さは与えられなかった。
交代出場
MF
6 青山敏弘 6(HT IN)
アディショナルタイムのミドルシュートは枠の外へ。チームを勝利に導けなかった。
MF
24 東 俊希 5.5(57分IN)
上下動はしっかりとしたが、質の面、連係の面でチームに大きく貢献できなかった。
MF
29 浅野雄也 5.5(57分IN)
果敢にシュートを打ちに行ったがDFに阻まれた。相手を上回るプレーは見せられなかった。
FW
39 レアンドロ・ペレイラ 5.5(65分IN)
シュートチャンスはあったが、しっかりとミートしたシュートは打てなかった。
MF
10 森島 司 5.5(71分IN)
88分には浅野とのコンビでPA内に侵入も、トラップがピタリと止まらずシュートを打てなかった。
監督
城福 浩 5.5
今季は先制を許すと勝てない。この日は28分に同点に追い付き時間は十分にあったが、勝ち越し点は奪えなかった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
横浜FC 6
勝てなかったが、今季のルヴァンカップとリーグ戦の対戦で完敗した相手に成長を実感できる一戦となった。
【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 6
試合終盤はピンチが続く中で勝点1を確保。足も攣っていたが、それほど心身を集中した状態で戦えていたということだろう。
DF
5 田代真一 5.5
背後を取られた失点場面は反省点。マギーニョとエゼキエウの状況をしっかりと確認しておくべきだった。
MAN OF THE MATCH
4 小林友希 6.5
先制点の場面はうまくファーに流れてマークを外しドンピシャヘッド。守備でも相手ブラジル人FWに自由にシュートを打たせず。
26 袴田裕太郎 6.5
永井、エゼキエウ、浅野。特徴の違うアタッカーと対峙したが、落ち着いて対応できていた。
3 マギーニョ 5.5(57分OUT)
ルーズな守備もあったが、攻め上がるパワーはあり、柏好文と見応えあるバトルを繰り広げた。
14 志知孝明 5.5
攻撃面で良いところをなかなか出せない試合だったが、守備を疎かにせず役割を全う。
MF
6 瀬古 樹 6(86分OUT)
後半は難しい状況も増えたが、ズルズルと下がらずプレスに行き、ボールも前へ運んだ。
30 手塚康平 6.5
プレースキックの質はとても高い。先制点をお膳立てした後も広島のゴールを脅かしていた。
MF
15 齋藤功佑 5.5(83分OUT)
良い立ち位置を取って攻守に関わっていたが、局面を打開するプレーはできなかった。
23 斉藤光毅 5.5(83分OUT)
前を向いてスピードに乗れる場面はほぼなく、後半は守備に多くの力を費やすことになった。
FW
9 一美和成 5.5(86分OUT)
ハードワークしながらチャンスを掴んだが、69分のシュートはポスト。2試合連続ゴールはならなかった。
交代出場
MF
27 中山克広 6(57分IN)
決定的な場面を演出した。チームとして押し返せたのも、右サイドから攻め上がれたことが大きかった。
MF
22 松井大輔 ―(83分IN)
9月23日の川崎フロンターレ戦以来の出場。らしいラストパスもあったが味方には合わなかった。
FW
25 草野侑己 ―(83分IN)
惜しいところまでいった場面もあったが…シュートチャンスは掴めなかった。
MF
28 安永玲央 ―(86分IN)
今節も1-1の状況で途中出場したが、今節は勝ち越し点を奪うチャンスは訪れなかった。
FW
13 瀬沼優司 ―(86分IN)
身体の強さを生かしてチャンスを作る。もう少しプレータイムがあれば、もっとチャンスを作れたかもしれない。
監督
下平隆宏 6
立ち位置の変更がうまくハマり、そのまま先制点につなげた。勝ち切れなったが、前回対戦と比較すればとてもうまく試合を運べていた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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