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J1 第32節

12月12日(土) 15:00 Kick off

1 - 1

大分

試合終了

札幌

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

先制点を奪った野村。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)


[J1リーグ32節]大分1-1札幌/12月12日(土)/昭電ド
 
【チーム採点・寸評】
大分 6
苦手とするミラーゲームでは真っ向勝負を避け、微妙なポジション取りでスペースを埋め、ズレを作って隙を作った。後半は守勢となり同点に追いつかれたが、最後まで得点を狙う姿勢は見せた。
 
【大分|採点・寸評】 
GK
1 高木 駿 5.5
自ら招く危険なシーンもあったが、49分には駒井の至近距離からのシュートを弾き、最小失点に抑えた。
 
DF
29 岩田智輝 6
サイドを上下動し、ペナルティエリア付近にも顔を出す場面は多かった。48分には深い位置から知念に決定的なパスを供給したがゴールならず。
 
49 羽田健人 6
鉄人・鈴木に代わって3バックの中央に配置された。ジェイとのマッチアップは集中した守備で、競り負けることはなかった。
 
3 三竿雄斗 6
前半は羽田との連係を微調整しながら攻撃は自重。同点後は積極的に攻撃参加し、深い位置まで侵入する場面もあった。
 
MF
7 松本 怜  5.5(63分OUT)
岩田が気持ちよく攻撃参加できるように攻撃と守備のバランスを保った。62分のクロスからのダイレクトボレーは決めたかった。
 
6 小林裕紀 5.5
5節以来の先発出場。決定機を作り出すことはできなかったが、セットプレー時には身体を張ったシュートブロックで得点阻止。
 
40 長谷川雄志  5.5(85分OUT)
寄せが強くても焦ることはなく、ボールを失わなかった。中盤から攻撃を形作る意識は感じられた。
 
11 田中達也 5(63分OUT)
ボールを持てば仕掛けたが奏功はせず。状況判断が悪く、球離れも悪く、攻撃が停滞する一因となる場面が多々あった。
MF
8 町田也真人 6(63分OUT)
知念を孤立させないように距離感を保ち、サイドに寄っては攻撃を組み立てるなど前線の潤滑油となった。

MAN OF THE MATCH
10 野村直輝  6.5(85分OUT)
トラップの大きくなった瞬間を見定めて接近するプレーを幾度となく見せた。先制の場面は味方のトラップが流れたこぼれ球に反応して流し込んだ。
 
FW
9 知念 慶 6
前線からアグレッシブな守備でボールを奪い取り、チャンスを作った。先制点は粘り強くボールを追って、起点となった。
 
交代出場
DF
19 星 雄次 5(63分IN)
失点こそつながらなかったが、ボールをキープできず、不用意なパスからピンチを招くことがあった。
 
41 刀根亮輔 5.5(63分IN)
守備の貢献は大きかった。相手の強力な外国人3トップに手を焼くも、右サイドを崩される場面は少なかった。
 
FW
27 三平和司 5.5(63分IN)
決定機に絡む場面はなかったが、今季での退団が決まりホーム最終戦で元気な姿をサポーターの前で見せた。
 
MF
32 前田凌佑  ―(85分IN)
ドウグラスに吹き飛ばされる場面もあったが、球際では身体を寄せて追加点は与えなかった。
 
FW
16 渡 大生 ―(85分IN)
交代直後のプレーから力強くペナルティエリア内までボールを運ぶなど、これまでにない積極的な姿勢が見られた。
 
監督
片野坂知宏 5.5
中2日の連戦で最低限の狙いを落とし込み、先制点を奪うまでは良かったが追加点が遠かった。今季退団の4選手をホーム最終戦でベンチに入れる粋な計らいも見せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
札幌 6
立ち上がりはプレスが機能せず、ミスから決定機を作られた。1点を追う後半は前線に外国人選手を並べると攻勢となる。同点に追いつき、決定機も多かったが追加点が遠かった。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6
先制点こそ許したが、それ以外は相手の強襲をセーブし、追点を与えなかった。ビルドアップにも参加。
 
DF
32 田中駿汰 5.5
L・フェルナンデスの背後のスペースを狙われたが確実にカバー。失点の場面はスライディングで飛び込んだが一歩及ばず。
 
20 キム・ミンテ 5.5(HT OUT)
23分の失点の場面は町田に強く当たることができず、こぼれ球を拾えなかった。ハーフタイムで交代した。
 
5 福森晃斗 6
精度の高いフィードで後方から決定機を演出。41分には一本のパスで決定機を作ったが得点には至らなかった。
 
MF
7 ルーカス・フェルナンデス 5.5(89分OUT)
ドリブルの仕掛けでサイドの主導権を握る時間もあった。74分のミドルは強烈だったが、枠内に飛ばしたかった。
 
10 宮澤裕樹  6
前半はボランチ、後半は3バックの真ん中に入っても持ち味を発揮。後方からパスを散らし、試合を作った。
 
8 深井一希 6.5(89分OUT)
前後半でボランチの相手が変わったが、バイタルエリアを埋める役割はしっかりこなし、同点ゴールを絶妙なスルーパスでアシスト。
 
4 菅 大輝 5(HT OUT)
36分、41分にペナルティエリア内に侵入し決定機を得るが、ともに得点に結びつけることができなかった。
MF
30 金子拓郎 6
ボールを持てば自分の間合いを作り、幾度となくドリブル突破を図り、2本のシュートを放つが無得点に終わった。
 
14 駒井善成 6
前半アディショナルタイムには菅のクロスを頭で合わすが枠を捉えず。後半はボランチとしてボールを動かした。
 
FW
48 ジェイ 5.5
前線で起点となり、チェイシングも怠らなかった。前半アディショナルタイムにはボールを奪い、決定機につなげた。
 
交代出場
FW
11 アンデルソン・ロペス 6.5(HT IN)
力強い突破で常に脅威となった。同点ゴールで流れを一気に呼び込み、アディショナルタイムには決定的なパスを供給したが得点にならなかった。

33 ドウグラス・オリヴェイラ 5(HT IN)
果敢にゴールを狙い続けた。アディショナルタイムの決定機はポストに阻まれたが、決めなければいけないシュートだった。
 
MF
19 白井康介 ―(89分IN)
出場時間は少なかったが、左サイドでチャンスにつなげようとボールを追った。

MF 
31 高嶺朋樹 ―(89分IN)
前がかりになった前線との距離を埋め、中盤でバランスを保った。
 
監督
ペトロヴィッチ  6.5
ハーフタイムに2枚のカードを切り、前線に外国人選手を並べることで主導権を握った。後半は相手陣内でのプレータイムが増え、勝ちゲームだったが詰めが甘く、追加点を奪えなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●柚野真也(フリーライター)

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